アイン

赤ちゃん

Mar.7,2001

カメラをひくと・・・

いつもの会社とはうって変わって、とても静かな水曜日だった。営業職が定休日だからだ。ピエールもいないし、田子作もいない。開発の人間が出掛けてしまうと、しーんと水を打ったように静かだった。アカのヨウコちゃんと喋るのもはばかれる程に。なのに神戸の月光仮面さんや15匹飼い主さんに電話したり、こうちゃんにラブコールしたりしてしまったわ。ふん。

だって今日はまた1棟物件の図面を描くのでヘロヘロに疲れきってしまうだろう事がわかりきっていたから、先に大切な用件は済ませておかないとね。まあ、こうちゃんへのラブコールは後も先も関係ないのだけれど。

今週末、15匹猫家族のうちのフィズとザビエル母子が九州に里子に行く。そのご一家のお母さんが、《Catpeople Net Magazine》に参加してくれる事になった。嬉しい。今回、早くからSOSに対する反応を下さっていたのだが、その感性の瑞々しさや気性の頼もしさは、これは『猫族仲間』だ!と感じていたのだ。彼女はおニャアニャンという。・・・なるほど猫語であるな(笑)。但し、そのコーナーではMAMIという可愛い本名を使わせていただく事にした。近日スタートする予定なので(多分土曜日には!)、乞うご期待。MAMIさん、宜しく!

高知の月光仮面さんも、これまた同世代の頼もしい大人の女性である。こちらとも、近々リンクさせていただくことになっている。彼女は先般、トラボルタとチョビを里子にして下さった。非常に幅のあるHPを運営している。そして仕事を持ち、良きパートナーを持ち、犬猫たちに囲まれて、その世話焼きの矛先を関東にまで伸ばして下さったのだ。

飼い主さんも、体調が悪いながら仕事を始めている。まだ完全復職ではないものの、子供達に充分な事をして送り出してやりたい一心で、そして遠方への旅費を自分で捻出する為にも、とても頑張っている。彼女が見せたこの数ヶ月の間の成長は、私を支えるもののひとつにもなっている事に気づいた。苦しい状況を抱え、しかし我が子たちの為に、そして自分の人生の建て直しの為に、ひとつひとつ前に進もうと必死なのだ。これだけ自ら泥にまみれている姿を見たら、私でなくとも助けたいと思うはずだ。ご主人とは別居を続けている。寂しさも苦しさもあるだろうが、自分の身体の治療を続けながら、道を切り開こうと努力している日々だ。毎日「頑張ろう!」と云い合う。そうだ、頑張るのだ。幸せになる為なのだから。彼女も私もみんなも。

オンナたち・・・頑張っているなあと感じる。懐の深い女性が世の中に増えている。増殖しているのか?良い事だ。どんどん強くなれ。オトコも頑張れ。オトコはどう頑張るのか?ふふふ・・・忍耐を身につけるのが一番ですぞ。これは本当。オンナはワガママで気が強いからねえ。

昨夜は突然眠ってしまったので、今夜は忙しい。でも、早く寝たら朝の目覚めがスッキリしていたのは事実だ。もう歳なんだよ・・・とみきこに言われた。くそー!!その言葉、そっくり返すぞ。彼女も、都筑の野良猫捕獲騒動の発信人として、都筑区長から届いた回答(抗議メールを送った相手に同一内容で先日返信されたもの。私の元にも届いた。)をきっかけに、その後の顛末を寝ずに更新してくれた。結局、「部外者」扱いされた都筑区民ではない人間たちも、水面下では猫を救う動きを続けていたのだ。人間同士の摩擦が猫たちに与える悪影響を考慮して、ひっそりと、しかし固い意志を以て保護が行なわれていた事もお知らせしておきたい。そして、これからも幾度となく繰り返されるであろうこうした問題に、ひとつの凡例としても記憶に留めたいと思う。今も全て解決している訳ではないのだが。

『都筑猫のその後』

アインの寝顔は、本当に母性本能をそそる。手足が短くて、赤ちゃんみたいだからか?あまりに無防備なその寝姿。見てやって下さい。


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