ゴマ

ワインくんくん

Mar.14,2001

クルマを変えたら、通勤が苦痛でなくなった。運転が以前にも増して楽しい。もう少し遠くまで走って行きたい位だ。と言うよりは、もう少しアクセルを踏み込める道を走りたい。しかしウチの近くは、急な坂のカーブやクランク続きなので、そこそこ峠道走行気分を味わえる。減速と加速の繰り返しをしているとトルクの小さい車ではイメージ通りの加速が出来ないが、自慢ではあるが今のクルマはその点は抜群。要求通りにアグレッシブな走りをしてくれる。しかも顔も可愛いのだ、この相棒は。気に入ったから、もう1台別のカラーで欲しい位だ(バカ・・・!)。

今朝は、尻尾がグリングリンに渦巻いた茶トラが食べに来た。それも、いかにも「待ってました!」という感じにいそいそと走って来た。どこをテリトリーにしていたのか、あまり見ない子だ。ひとりぼっちなのだろうか?夜もちゃんと私を判っていて、とっとこ走って駐車場に来た。但し、警戒して人間には近づかないようにしているようだ。

今日はホワイト・デーらしい。バレンタイン・デーには明美さんちのリュウ君に小さなチョコレートの箱をあげただけなのに、立派なワインを贈られてしまった。もちろん、私を好きだからとリュウ君が贈った・・・なんて訳がない。保護者・明美さんからである。私は明美さんの気性やその素敵なお家が大好きで、養女にして貰おうと狙っているのだ(笑)。明美さんと私はひとつ違いである。

ワインはブルゴーニュの赤で、収穫年によってはグラン・クリュのものより取引相場が高いという1級畑の1989年産である。ううう・・・勿体なくて飲めない。よし、こうちゃんの誕生日に飲もう。しかしワインの保管は難しい。冷やしておけば安心というものではないのだ。冷やしすぎると酸化するらしい。暖房のない部屋のキャビネットの中に、そおっと置いて来た。その前に記念撮影を・・・と思ったら、ゴマが邪魔をするので一緒に撮ってしまった。明美さんにはこちらが一方的にお世話になっているというのに、こんなプレゼントを戴いては、ますます足を向けては寝られない。しかしどうやら方角的には、足を向けて寝ている事になりそうだ。ごめんなさい。

それから会社のSさんが、私とアカのヨウコちゃんにお世話になっているお礼にとチョコレートを下さった。もちろん、バレンタインには差し上げていない。Sさんはおろか誰にもあげないのだから。こんな物を戴いたのは初めてだ。今年はどうしてしまったのだろう?お世話をしているのは、むしろSさんより他の連中である。しかし飴玉ひとつ貰った事はない。お前らもちっとは感謝せよ!オバサンの気持ちも大切にするSさんは偉い。

これがチョコ
尻尾はミュウ


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