ミュウ

大王、王子に甘える

May.24,2001

チロちゃんの仔猫5匹は、ミルクをいっぱい飲んでくれるようになった。れいさんが頑張って、授乳とお尻の世話を合わせても5匹で30分で出来るようになったと報せてくれた。良かった!もう大丈夫だろう。

体重も今日測ったら、一番小さい子でも115cあったと言う。だとしたら、ゴマの娘たちの時よりもかなり大きい。ゴマの赤ちゃんは、大体80c程度だった。そして生後2日間ほどは、仔猫は自分では這いずる事も殆ど無かったと記憶している。しかしチロちゃんベイビーズは、1日目からどんどん動いていた。低い障壁くらいは、乗り越えて出て来てしまう程だったから。お腹の中で充分に育ってくれていたのだろう。これは不幸中の幸いだったかも知れない。

あの時ゴマが授乳放棄していたら、私は勤めを辞めざるを得なかっただろう。遡れば、アインの出産の時だってそうだ。やはり3匹の仔猫は80cくらいだった。アインもゴマも、身体が小さいからなあ・・・。その小さかったジーコが、今ではこんなに大きくなって、身長だけ見ればミュウより大きい。体重は勿論、ミュウには敵いません。流石ミュウ様・・・大王の貫禄である。

昨夜遅く、ベイビーズの集合写真だけ『里親募集』コーナーにアップした。まだ個別の写真は撮れていないのだが、そこはホレ・・・写真の天才れいさんの事だ。素晴らしい写真が届くに違いない。すっかり母親代わりのれいさんは、ベイビー達が可愛くて愛おしくて堪らないようだ。私も、哺乳瓶をくわえさせていた時に見えたあの小さなベロや、小指の爪ほどもない小さな耳、そしてハツカネズミくらいの身体を思い出す度、仕事を辞めて私が育てたくて堪らなくなる。

そう言えば、MEGUMIさんとぷー君夫婦も、不謹慎だけど仔猫に授乳したいから、今年も捨て猫を待っているの!と言っていた。その気持ちは判る。仔猫を捨てる人などいないに越した事はないのだが、赤ん坊を育てる苦労と喜びは、本当に素晴らしい。人間の赤ん坊は育てた事がないから判らないが(笑)。

兎に角、みなさんが応援の「気」を送ってくれているのが判り、とても有り難かった。5匹全部、立派に育ってくれそうだ。本当に良かった。

ジャム、ジャムとジャムばかり可愛がっていたら他の子が拗ねてはいけないので、まんべんなく声を掛けて抱いている。今も珍しくアインを追いつめていたジーコ王子を叱った後で「ジーコ!」と呼んだら、テーブルの上から飛び降りて鳴きながら駆け寄って来た。可愛い奴。ミュウに対しては相変わらずとても甘えている。うちの男の子たちは、本当に優しい。

さて、まだ工事中ではあるのだが、《Catpeople Net Magazine》に新しいメンバーが増えて新しいコーナーが出来た。愛猫の写真から掲載完了したので、是非ご覧頂きたいと思います。


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