ジーコ

うっとり・・・

May.30,2001
パパの傍らで・・・
撫でられるとうっとり・・・

いきなり車の話。先日、新型ソアラをTV番組で検証しているのを見た。今度のソアラは、クーペのスポーツカーである。申し訳程度に付いている後部座席は、アメリカ等で税金が安くなる為の対策だろうという位に狭い。ハードトップのコンバーティブルで、ルーフは全自動で後部トランクに綺麗に収まってしまう。何と楽チンである事よ。自然吸気でトルク43だか45kgとたっぷりあり、最大出力は国内上限の280馬力、V型8気筒エンジンである。これだけ力の余裕を持った車で普通に走ると、ルーフを開けていても凄く静かなようだ。但し600万円する。庶民に手が届く車ではない。セルシオと違って殆ど2シーターなのだし、所詮お遊び車である。くれるなら欲しいと思ったけど、買うのならもう1台インプレッサだね、うん、もう1台はStiバージョンでね・・・とこうちゃんと話す。どうせ戯言だから、聞き流して下さい。

それにしても、仔猫というのはこんなに暴れるものだったっけ?ジャムは近ごろ私が布団に入ると身体の上に乗って来て(私は横向きで寝るので身体のエッジに乗る訳だが)、そこを航空母艦の滑走路のように走ってはベッドの方へジャンプしてどん詰まりまで行き、またターンして戻って来て私の身体の上に飛び降りては顔の方めがけて走って来る。かなり楽しいらしくて、何往復もしている。

ようやくじっと腰のあたりに乗って少し落ち着いているかと思えば、アインが添い寝に来ようとトコトコと小走りに来るのを見ると、両手を広げて飛び掛かっていく。アインびっくりで、腰を抜かしたところに噛み付き攻撃。アイン退散、ジャム満足。次にいつも真っ先に布団に入って来て30分は甘えるジーコが来ようとしているところに、またもジャムがムササビのように飛び掛かる。気弱なジーコ、当然の事ながら退散。ジャム、私の腰の上でふんぞり返る。

そこへミュウがベッドから降りて、ゆったりと近づいて来た。私の背中側を密着して通り、頭の上まで来ようとしているのだ。ミュウは私の枕に座り込んでしまうのが好きだから。ジャム、今度もすかさずミュウに襲い掛かるのだが、ミュウは瞬きひとつしないような威風堂々たる様子で、歩みも止めない。ハエが止まった程度の、いやハエだったら喜んで追いまわすのだろうが、ジャムの事は全く意に介さずノッシノッシ歩いていた。流石ミュウ大王。チビジャム完敗。これは昨夜の事。

今朝はまた早くから、無法者ジャムが大暴れ。あまりの乱暴に、遂にゴマにまでシャーされてしまった。「ゴマ、こっちに来い!」とこうちゃんが呼ぶと、ゴマはこうちゃんの膝に直ぐに乗り込んできた。足を畳んで丸くなっているのだが、まだベッドの上で大暴れしているジャムを見ては、こうちゃんの顔を見上げる。「あんなんで(あんな事させておいて)良いんですか?」とでも言いたそうだった。今では誰の手にも負えないジャム。ミュウにだけは、最後は腹の下に敷かれてしまってギブアップなのだが、その腹いせにか(?)今度は寝ているアインを襲う。アイン逃げ出す。今ではアインが安心して寝ていられる場所がない。隠れようとするから、余計にジャムの興味を惹いてしまうのだ。だけどアインにはそんな理屈までは解からない。可哀相だが、精神的な抵抗力をつけて貰うしかない。頑張れ、アイン。

ゴマのオシッコシートも、敷き直す傍からジャムが目茶苦茶にしてしまう。「やめてよ、ジャム!」と言ってどかしてもどかしても、凄いスピードで舞い戻って悪戯をする。シートが気に食わないのか気に入ったのか、噛み切って食べている事もある。抱き上げるとキーキーと文句を言う。ジャムは凄い。流石にサビ猫の仔猫である。

だけどとびっきり可愛い。しかも無邪気なあの顔・・・こんなに可愛い仔猫はそんじょそこらにいないよね・・・と毎日メロメロな私たち。ジャム子ちゃん、お願いだから良い子になってね。歩く凶器にだけはならないで欲しい(既にかなり近いものはあるのだが・・・)。アメショー軍団がおとなしいだけに、ゴマ・ジャムコンビはなかなか強烈だ。

昨日も一昨日も忙しくて、自分の猫たちをゆっくり抱っこしてもやれなかった。こんな飼い主で可哀相だ。もっともっと一緒に過ごしたい。猫たちも良くガマンしてくれているのだが、このままではいけない。今週末こそは出掛けないで済むようにしたいと、毎週思うのだが・・・。


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