アイン

抱っこは邪魔だ

Jun. 2,2001

どっと疲れが出る。

どこへも行かない休日は久し振りだから、気が緩むのだ。指や顔がむくみ、だるいので寝ようとすると、舅が階段を上がって来る。

相手にするとキリがないので鍵をかけて静かにしていると、あっちの部屋やトイレのドアをガチャガチャ言わせて(全て施錠してある)「もしもし、もしもし」と言っている。黙っていると下りて行き、しばらくするとまた上がって来る。「こんにちは。こんにちは。」やはり出ないでいる。これが連日なのだし、「どうしたんですか?」等と本気で相手にするととんでもない事を言い出すから。

これは姑がトイレに入っている間や寝ている間に、舅が素早くとられる行動である。


姑が起きて一緒にいる間は、ずーっと同じ事を言い続けている。


「この家には誰がいるんだ?ヒロシとヤスコと・・・」
「こうちゃんとカズエさん!」
「こうちゃんとは会った事あるの?」「何バカなこと言ってんの。一緒に暮らしているじゃないの。」
「ヒロシとヤスコと、こうちゃんと・・・あと誰が下にいるの?」「カズエさん!」
「ヒロシとヤスコとこうちゃんとカズエさん?・・・カズエさんの弟は?」「カズエさんに弟なんていないわよ!」
「妹は?」「・・・本当の妹さんは田舎にいるわよ」
「じゃ、ウソの妹は?」「ウソの妹なんていないわよ!」
「本当の妹と言うならばウソの妹もいるだろう。」「・・・・」
「ヒロシとヤスコとこうちゃんと、あと誰がいるの?」「だからカズエさんよ!」
「ヒロシとヤスコとこうちゃんとカズエさん・・・カズエさんは幾つだ?」「知らない」
「何で知らないんだ?」「・・・10歳違いとしても40前後でしょ!」
「ヒロシとヤスコと・・・あと誰だ?」「もういい加減にしてよ!」
「ちゃんと知っておかなきゃならんのだ。ヒロシとヤスコとあと誰だ?」「こうちゃんとカズエさん!」
これを1時間でも2時間でも続けている。姑はうんざりしている。私には、とても相手出来そうにない。これを相手しているお嫁さんもたくさんいるだろうが、勤めを持っていて他にする事もある私には出来ない。しかし、最初同居した時には、面倒を見ようと思っての同居だったのだ。

色んな経緯があって、いつしかすっかり嫌気がさしてしまったのだが。


そしてこうちゃんが下りて行くと、大事な話があるから座れと言う。大事な話など無い事は知っている。これまでにも何とか脅したりすかしたりしながら座らせて言うことを聞かせようという年月が続いていたのだが、決して屈しないで来た。出て行けだの殺してやるだのと簡単に言う奴と、とても落ち着いて座って話し相手など出来ない。仏心を出して相手をすると、必ずエスカレートして自分の権威を示す為に嘘を重ねる。何時間も拘束したがる。冗談ではない。虚言癖に時間をとられては堪ったもんじゃない。


今はすっかり妄想の中にいて、昨年ほどには怒鳴るほどのパワーはなくなったものの、どうしても家族の事は全て自分で掌握して支配したいという気持ちは、より純化されて残ったようだ。

夜中にも何度も上がって来る。今朝方も3時半が最後だったが、何度でも我々の部屋に侵入したいのだ。

未だに「2階を貸してやっている」と言う。いい加減にしろ。兎に角男のくせにお喋りが過ぎるし、女の話題にも首を突っ込みすぎる。男はもっと、やせ我慢しろ。それが出来ないなら「男のくせに・・・」だとか「男というものは・・・」などと偉そうな事は言うな。

90歳だから許してやるが、もっと若けりゃコテンパンにしてやるところだ。同性や小さな相手には優しくなるが、権威を誇示したり偉そうに振る舞う相手には噛みつくのだ、私は。


夕飯は、今年初めての納豆おろし蕎麦にした。挽き割り納豆とたっぷりの大根おろし、もみ海苔だけを蕎麦にのせて濃いめのつゆをかける。

あとはトマトとシューマイを食べた。夜更かししてお腹が空いたら、昨夜猫ばあばがどこかで書いていた料理を作ってみようと思て、ローズマリーとジャガイモを買って来ておいた。これで黒ビールが飲みたい。


チロちゃんの赤ちゃんたちが順調に育っている様子も知らせて頂いたし、離乳するのを楽しみに待っていてくれる人も2人いる。あとは時期を見て、チロちゃんの避妊をする事だ。その前に、無事に里子に出したいと思うのだが、今月末頃かな?

さて、また更新が遅くなってしまった。ぼちぼち「猫雑記」だけでも上げておこうか。その後ゆっくり色んなコーナーをひとつずつ更新する予定。長い夜の始まりだ。


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