アイン

ヒツジ抱きの刑?

Jun. 5,2001

昨夜は不覚にも、更新の途中で意識をなくしていた。まあ早い話が、居眠りをぶっこいてしまったという事である。やるべき事を後回しにすると後が辛いだけだと経験上嫌という程知っているので、多少辛くとも先送りにしない主義で来たのに、一瞬「ちょっと寝ちゃえばいいじゃん・・・」とハマ言葉で悪魔が耳元で囁いたような気がする。意識が戻ると悪魔は去っており、私の元には仕事が残されていた。

先ずはゴマ王女の描いた臭い世界地図を洗い、里親募集の記事を1つ掲載する。不備の多い募集依頼に返信を書き、再び眠ろうとした頃には働き者の新聞配達が家の周りを回っていた。バイクの音がうるさい。どうしてこんなに早くから配達するのだろう?まだ4時だよ?新聞屋さんて本当に大変だ。

私が横になると、今まで寝ていたくせにジャムが起き出してしまい、絶好調で悪事の限りを尽くす。アインに襲い掛かって寝床から追い出し、いつまでもしつこく追いまわす。雌伏してお尻を振り振りスタートに備える動作を、私の横顔の上でする。いくら軽いジャムでも、これは危険だ。後ろ足で「ザッザッ」とやられるのだから。何度追い払っても、どうしても私の身体の上でそれをやりたいらしい。困った奴だが可愛いではないか。

しかしアインは徹底してジャムが怖いらしい。あと何ヶ月かすると、すっかり大きさもジャムに追い越されてしまうかも知れない。小さなアイン。ゴマも小型猫だが、アインは本当に小さい。

家に戻ると嬉しい事が2つあった。1つは、ゴマが何ヶ月かぶりで、トイレでオシッコしたと言うのだ(ゴマが言っている訳ではないが)。こうちゃんは嬉しさの余り「かにかまスライス」をあげてしまったと言う。かにかまだろうがカツブシだろうが、何でもあげて!私もご褒美にチューしてあげようと抱きしめたら「いや〜ん」と細い声で鳴かれてしまった。チューくらいさせろよ、いいじゃん、減るもんじゃなし・・・!

もう1つの良い事とは、先日里親さんが決まった「川に落ちそうになっていた仲良し兄弟猫」の保護者の方から、里子先での可愛い写真をいっぱいととても優しいお便りをくれた事だ。保護者の女性も里親さんも、顔が写った写真があって、みんな晴れ晴れと綺麗な顔をしていたのが嬉しい。こんなに若くて綺麗な女性が、仔猫たちを助けて苦しい里親探しをしていたんだなあ・・・としみじみとしてしまう。対して役に立てなかった私にまでも温かい言葉を寄せてくれて、何となく殺伐とした気分で仕事を終えて帰っただけに、胸の中にお湯を飲んだような温かいものが広がった。有難う。写真は明日スキャナーで取り込んで、里子コーナーでご披露したいと思う。

今日のじいさん。
「お帰り。雨降っとらんだろう?」「降ってませんねえ」
「止んだな・・・」「雨なんか今日は降りませんでしたよね?」
「いや、こっちは降ったんだ」すると姑が「雨なんか降りませんよ!」
「そうか?」
大した内容ではないのだが、口調が小憎らしいのだ。精神科の薬を止めて久しいので、だんだんと元の調子に戻って来ている。この分だと突然の「出ていきやがれ!」が復活する日も近いのか?ま、どうせならギネスブックに載る位長生きしてくださいよ。でもそうしたら、多分こうちゃんの方が先に逝っちゃうね。ストレス多いもんね。

さて、《Catpeople Net Magazine》に先日の淳子さんに続いて新メンバーが加わってくれた。既にBBSではお馴染みのJellyfishさんである。奇しくも同じ「淳子」さんだったものだから、仕事でお使いのHNから『Jelly』という名前でコーナーを作った。原則として実名なのだが(笑)、きちんと実像が見えているから問題なしとしよう。そして一気にコーナーを作りたいのではあるが、流石に平日は時間がない。夜中に頑張りすぎると、明日の仕事は辛いだろうし。プロフィールと写真のコーナーを一部だけアップしたので、早速見て頂けると嬉しい。更新していて泣けて困ったのだが・・・。


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