ジーコ

ベビーベッド

Jun. 9,2001

暑い日だった。陽差しの強い中を歩き回ったり、クルマの中でも陽に照らされていたので、すっかり熱射病のような感じだった。火照りきってからアイスコーヒーを飲んだら、いつになく美味しかった。普段はこんなものをあまり飲まないのだが。

さて、相も変わらずめまぐるしい。午後に出掛けて、明日の仔猫搬送の為のキャリーや仔猫用フードを買ったり、れいさんの保護している仔猫たちの為にサークルを買い込んだりした。先住の猫たちがいる以上、この先はサークルで囲って置く必要があると判断した。今はまだ箱に5匹入れているのだが、何しろ成長が早くて、直に這い出せてしまいそうだ。そう。今日この目で確かめて見て、改めて驚いた。あのハツカネズミだった赤ちゃんたちが、立派な仔猫になりつつあった。目もパツチリ開いて、目やにが出ていた子も綺麗になってきていた。オシッコと授乳のお手伝いもさせて貰い、私の手の中でぐっすりと眠ってしまった子もいた。黒猫ココちゃん(仮称)の里親候補のご家族とは、来週末まで延期したので、きっとその時にはお渡しできる日程も目処がつきそうな位に大きくなっていた。

ずっと見ていたかったのだが、明日の松本往復のキップの手配などもあったので、夕方おいとまする。鶴見に戻って車を駐車場に置き、JRの駅に向おうとしていた時、携帯が鳴った。松本の里親候補の方からだった。明日の相談かと思ったのだが、何という偶然というか運命のいたずら・・・彼女の弟さんが野良猫の仔猫を3匹拾って帰って来たと言うのだ。ノミだらけでどうしたら良いでしょう?と困っていたので、先ずは近くの獣医に連れて行って様子を見て貰う事を勧める。彼女は猫を飼った事はないのだ。今回行き場のない子を引き取ってあげたいという事で、かなり前からやりとりして来た結果、獣医の仔猫2匹を兄弟で貰って頂く事になったのだったが、こいうい事になった以上、そちらに専念せざるを得ないと思う。

きっと彼女とは、こういうご縁だったのだと考えた。自分にも出来る事を精一杯したいと今朝のメールでも言っていた人だ。思いがけず里子を貰う以上に大変な事が舞い込んだ訳だが、頑張って3匹の里親さん探しをして欲しいと思う。勿論、及ばずながらお手伝い出来る事をして行くつもりだが。今夜また、様子を知りたいのでお電話頂く事になっている。獣医の仔猫たちは今のところまだ保護されている訳だから、あちらを優先させる方が良いに決まっている。頑張って欲しい。必ず良い結果が出ると信じて。

そうこうしている時に、島根県のご家族から里子希望のお電話を頂く。獣医のところのキジトラ白に対してだ。今夜はもう連絡が出来ないので、明日の午前中に獣医と連絡を取る事にする。健康状態が心配なのだ。昨日の状態は、少し下痢をしていた。もう1匹は結膜炎ぽい感じがしたし。衛生的な問題なのか、まさか鼻気管炎ではないだろうな・・・と色々と気掛かりである。昨日2匹引き取ってくださった里親さんからもメールで様子を知らせて頂けた。まだまだ、あちこち気になる事が多い。そうしているうちに、あっと言う間にテレホーダイの時間帯。やれやれ。


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