ジャム

水遊び

Jun.31,2001
もう水浸し

ジャムは本当に可愛い顔をしている。目が大きくてちょっとタレ目である。あの瞳でじーっと見つめられると、あまりの可愛らしさにどんな悪戯も許してしまいそうになる。それを見ているゴマは、ちょっとしかめっ面をしている。その表情を、我が家では「ゴマのゴジラ顔」と呼んでいるのだが。

ジャムの最近の遊びは、ますます独創的になって来た。今日はキッチンのシンクの中で、遂に水遊びを始めた。我が家には洗い桶は置かない主義なのだが、ゴミ受けの中に手を突っ込んで困るので、小さな洗面器を置いて防いでいる。しかし軽いので、ジャムが癇癪を起こしてどけてしまうのだ。仕方なく水を張って重くしておいた。すると、パシャパシャと水音が盛大にする。見るとジャムが両手を代わる代わる入れて、水をかき混ぜたり掻き出したりしているのだ。かなり水が飛び散っている。ジャムも水浸しだ。「こらこら・・・」と抱いてシンクから出してしまうと、キューキューと文句を言う。何度出しても、あっと言う間にシンクに戻って気が済むまで遊んでいた。そんなに水が好きならば、今度はお風呂に入れてあげようか?

今日確認したところによると、全盲のサンちゃんは去勢手術を済ませて貰ったと言う。これは置いてくれている獣医の好意で、誰も支払いをしていないのだ。サンちゃんへ・・・というご好意のカンパを秋田の方から送って戴いたのでその事も先生にお話ししたところ、もっと可哀想な子の為にまわしてあげて下さいと言われてしまった。お金を預かるというのは、責任が重い。送ってくれた方とも良く相談して、支援先を決めたいと思う。

大人猫5匹の里親募集依頼が届いている。事情が複雑で、しかも飼い主のお父さんからも直々にお電話戴いてしまい、今後の対応に悩んでいるところだ。仔猫ですらまだ貰い手がなくて困っている人がたくさんいるというのに、大人猫5匹・・・一体どうしたら良いのだろう?実家には5匹いて、飼い主の女性は来月には退去を迫られているマンションで12匹を飼っていての5匹の里親募集なのだ。頭が痛い。飼い主の無責任をなじるのは簡単だが、実際にはノイローゼに近い状態で困っていると聞くと、どうしてあげたら良いか真剣に考えてしまう。しかしどうしたら良いのだ!?

人に出来る事には限りがある。誰もがそれはわきまえなければいけない。そしていつも思う事だが、一寸先は闇なのだ。最悪の場合に備えて、責任を果たせる状態にしておかなければならない。今回、5匹の去勢を済ませる事と里親募集とを同時にしていかなければいけないだろう。またも問題ある里親募集をかける事で、私の足を少しでも引っ張りたいと思っている連中が根も葉もない中傷をするのだろうな。まあ、暇のある人達にはさせておけば良いか。要は、猫たちが幸せになれれば良いのだから。

さあ週末恒例の「食い物雑記」・・・今夜は新キャベツとハムのサラダがメイン。大量に短冊に切ったキャベツは、葉が薄くてシャキシャキしていた。ロースハムも短冊に切り、何という事はない、自家製の酸っぱめのフレンチドレッシングで和えるだけ。我が家のサラダは、とてもシンプルな場合が多い。クレソンだけとか、マッシュルームだけとか、トマトと玉葱だけとかね。但し、ドレッシングは重要だと思う。大体に於いて酒飲みの発想のサラダだ。そしてレバーを焼いた。軽く胡椒して小麦粉を薄くはたき、ニンニクと共にカリッとソテーする。味付けはレモンと醤油だけ。美味しい・・・が、つくづくビールが飲みたかった。買って置かなくて無念。

ご飯はしめじとしいたけ、油揚げだけの「キノコの炊き込みご飯」だ。これは材料を切って、調味料と共にぶち込んだら、後は炊飯器が作ってくれるようなものだ。そしていつもの青唐辛子を利かせた茄子と胡瓜の塩もみ。但し今夜は茗荷も加えた。夏の贅沢だ。あまりにその漬け物が美味しかったので、写真を撮ってみた。美味しさは伝わるだろうか?今夜も安上がりで美味しかった。

これが夏の定番・・・


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