アイン

隅っこで

Jul. 1,2001

真夏日!昼近くにシャワーを浴びた。日曜日だけの贅沢だ。日曜日は、舅・姑が近くのケア・プラザのデイ・サービスに行くので、ほんの4時間程度の事なのだが、束の間にしてものんびり出来るのが嬉しい。

外気温30度なら、2階のこの部屋は36度にはなる。流石にエアコンをつけっ放しにしていた。しかしアインやミュウがあまり冷えるといけないので、室温の管理には気を使う。アインはベッドの隅っこの、枕でバリケードを作った中でちんまり寝ている。そこならば風邪も当たらないし、きっと隅っこは落ち着けるのだろう。私も隅が好きだったから、気持ちは良く分かる。なるべくそっとしておいてやりたい。持病があっても、長生き出来た子の話をみんながしてくれる。苦しくなくて、寂しくなくて、それで生きていてくれたらもうそれだけで良いと思う。

夕飯には、頂き物の黒米を混ぜて炊いたご飯に、豆腐とネギの味噌汁、ピータン豆腐、安い牛肉を焼いておろしポン酢で、そして塩抜きして辛く炒め煮した沢庵(この方法は歯応えも残ってお薦め!)、ししとうの炒め物。黒米は食感がプチッとしていて、香りも良く美味しかった。ご飯が美味しいと毎日が幸せだ。

つい今し方トイレに立った時、思いがけず窓から月が見えた。雲ひとつない空に、あと2〜3日で満月かというような月が白く光っていた。月の光を浴びていると、何だか浄化されるようだ。これを更新したら、ちょっと外に出てみようかと思う。抱っこしてベランダに出て、アインにも月の光を浴びさせてやりたい。アインにはきっと月が似合う。


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