アイン

頑張ってます

Sep.22,2001

アイン生きています。

昨夜からずっとぐったりと眠っている事が多いので、心配で時々手を当ててみて、息をしているかどうか確かめている。急に寒くなったので、暖房も用意しておいた。食事している時だけ傍を離れていると、たまにゆっくりとやって来て抱っこをせがむ。抱いてやると、いつまででも大人しく抱かれている。プロポリスを混ぜたプロパックのオーシャンフィッシュの前に置いてやっても、食欲はあまりないみたいだ。たまにお付合い程度に舐めてくれるだけ。身体がしんどいのだろう。

今も膝の上にいるが、心臓が収縮しているのが目で良く判る。始終ゴロゴロと言ってはいるが、別に機嫌が良いとか体調が良いというバロメーターではないのだ。歳をとると、ゴロゴロ言う事が多くなると言う。兎に角、傍にいて出来るだけ抱いていてあげたいと思う。しかし、アインの命の灯火が、あとどれ位残っているのかは判らない。数日かも知れないと、数ヶ月かも知れない。あるいは騙し騙し、持病を持ちながらも何年も生き続けられるかも知れない。その間ずっと、社会生活を絶っていく訳にはいかないだろう。バランスをとりながら、可能な限りは密着していたいと思う。

たくさんの方に、ご心配頂いてしまった。有難うございました。アインもこのだらしないママも頑張りますので。

今日は、ゴマの娘たちの誕生日だ。2年前の今夜、雨の中で出産していたところを連れ帰ったのだった。朝から雨で、いつものように朝、ご飯を食べに出てこなかったので心配してはいたのだが、夜に仕事の後で行ってもやはりアカしか出てこなかった。これはもう間違いない・・・と思って辺りを探したら、隣の屋根のない駐車場でゴマが鳴きながら寄って来た。お腹が小さくなっていたので慌てて周囲を探したら、白い車の前のタイヤにもたせかけるように3匹の赤ちゃんがいた。びしょ濡れで冷たかった。鳴き声も殆ど聞こえず、もはや迷っている猶予はないと判断して母子ともども車に乗せる。こうちゃんと待ち合わせていたのが幸いだった。こうちゃんに運転させて、私は後部座席で仔猫達を拭いて温める。ゴマは赤ちゃんをくわえて取り戻そうとしたが、やがて安心して一緒に膝に乗っていた。ゴマのお尻はとても熱かった。そして帰ってから、更に2匹を産んだのだ。

もう2年が過ぎたのか。その翌日から2日間徹夜で作ったが、このHPである。全くの無知な素人の、手探りの作業だった。いい加減だし工事中のコーナーもあったけれど、人間、気合いが入ると火事場の馬鹿力が出るものだな。あの時、50時間以上寝ずに作っていたのだから。

ともあれ、1匹は死産だったものの、残りの4匹はみなお嫁に行って幸せになっている。チコちゃん、チッチ、モンちゃん、トラちゃん、お誕生日おめでとう。いつまでも元気で幸せにね!

今、アインは昨日ほどではないものの、発作が起きて苦しそうにしている。触られたくないみたいだし、しきりに場所を変える。冷たい床の上では可哀想だからと、ベットに連れ戻ってもまた直ぐに同じ場所に行ってしまう。少しでも楽な姿勢と場所を探しているのだろう。自分でトイレに入って、わずかばかりオシッコをした。ちゃんと砂も掻いていた。しかし鼻梁に皺を寄せて荒い息をしている。やっぱり予断は許さないのか・・・。

じっと耐えている様子を撮影した。そういう行為は、賛否両論からどうにでも言える。私を嫌っている人は、ここぞとばかりにまた誹謗するだろう。しかしどう言われたって良い。私はアインを撮りたいのだ。私のアインに対する愛情など、そんな奴らに計り知れる訳もない。私は死ぬまでアインを撮り続ける。

明日、ももちゃんと大阪から出てきているうめきちさんとお昼を食べる予定だったのだが、さきほど電話してキャンセルさせて頂いた。本当は、いつまでも閉じこもっていられる訳ではないのだし、是非お二人とも会いたかったのだが、とりあえず持ち直せそうだと思えるまでは、家を空けたくない。ごめんね、うめちゃん。ぶたまん食べたかったよ!

アイン、大部落ち着いて、今は私の足の間で眠っている。足が痺れて来たが、不憫で動けない。友達が猫の心筋症の闘病記のサイトがあると知らせてくれたので、これから見に行かせて頂こうと思う。


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