ジーコ

コロリン

Oct. 2,2001

今朝かなり早い時間に、ミュウが枕元にやって来て髪の毛をグチャグチャにしてくれながら起こそうとしていた。しばらくは抱きすくめて誤魔化していたのだが、次第に「起きろ、起きろ」とうるさくなり、ふぇ〜〜ん!と泣いていたら、こうちゃんが迎えに来て(ミュウを!である)マッサージしていてくれた。するとまたまたヨダレを垂らしながら喜んでいたと言う。うちのアメショー軍団は、3匹とも嬉しいとヨダレを垂らすのだ。ゴマとジャムはヨダレを出さないなあ・・・。

里親候補と偽って、猫を集めている人物の情報が飛び込んで来た。掲載依頼を戴いている保護主さんには全てメールでお知らせするが、騙し取ろうという連中はなかなかに言葉巧みであるようだ。幾ら名前やメールアドレスを公開したところでイタチごっこかも知れないので、呉々も相手の自宅が確認出来ない場合や、携帯しか教えてくれない相手などには焦って渡してしまわないで欲しい。既にたくさんの仔猫・母猫たちが騙し取られているようだ。仔猫であれば実験に使われるのだろうか・・・。一度是非、実験に使われている仔猫の写真を見ると良い。見るのは辛いけれど、現実を知って欲しい。私が初めて見た写真の仔猫は、生きたまま頭蓋骨をはずされて脳に電極を差し込まれていた。仔猫の目は涙でグチャグチャだった。

私達の生活は、動物たちの犠牲の上に成り立っている。製薬会社の薬も、医学の進歩も、殆どが動物実験の上に成立しているのだ。その現場に従事する人間が悪い訳ではない。しかし企業のモラルは、もう少し問われても良いかも知れない。医学・薬科大学なども、もう少し別のやり方はないものなのだろうか?

動物愛護と一言で言っても、それは矛盾に満ちている。私もベジタリアンには到底なれず畜肉を好んで食べるし、ゴキブリや蚊はためらう事なく殺している。どこで線を引くか・・・という事になってしまうのだが、あまりに自分たちに都合良く考えてしまわないよう、いつもバランスにかけていたいと思う。人間たちの為には動物や自然を犠牲にしても当たり前だ・・・という感覚になる事だけは食い止めたい。

TVは騒々しい。何を今更・・・と言う人もいるだろうが、番組本体は選べば済む事だから兎も角として、民放のCMがやたらとうるさい。同じフレーズを何度も繰り返すパターンのCMが増えていて、神経を逆撫でされる。
”いーな、いーな、ア●コ、●リコ”と延々歌われると、PCに向かいながらしながら「やかましいっ!」と怒鳴る。こうちゃんもこれが始まると慌ててチャンネルを替える。”リフォーム、リフォーム、ナ●ヤマ、●カヤマ、ナカ●マ、リフーム”という歌もカンに触る。(関係者の方は見ていないと思うが、いたらごめんなさい。嫌いなのはCMですから)

他にも連呼型のCMは多い。世の中に余裕がなくなっているせいだろうか?ストレートに商品名や社名を連呼して伝える手法を取る事が多いのは。バブルの頃は、もう少しイメージを大切にしていたように思う。あからさまにえげつなく訴えた方が良いと思える世相になっているのだろうか・・・侘しい。

しかし今日は良い事がひとつ。ハナクソに会えた。少し早めの時間にエサやり出来たせいか、いつもの塀の上に姿を見せてくれた。白い毛の部分が薄汚れてはいたが、痩せた風もなく可愛いいつもの目でじーっと私を見ていた。いつも通り、いきなりエサには飛びつかず、私が立ち去ってからゆっくり食べるのだろう。元気でね、ハナちゃん!また明日顔を見せてよね!

窓を開けていると、裏の家の金木犀が匂って来る。もうすっかりそんな季節だ。アインは今日も元気です。眠ってばかりだが、苦しまずに生きていてくれさえすれば良いから。


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