ジーコ

ねぼすけ

Nov.4,2001


子供の頃「顔面神経痛」というのはギャグのネタだった。何故そんな事がおかしいのか今からでは理解出来ないが、「お前のかあさんデベソ!」と言うよりは少し高等な笑いを誘う悪口だったように記憶している。まさか本当にそんな症状があるとはつゆ知らず、しかも自分がそんなものに冒されるとは夢にも思わず。そして実際に患ってみると、あれほど痛いものだとは想像もしなかった。しかし熱いシャワーをゆっくりと浴びて、且つのんびり寝たらケロリと治った。神経痛というのは寝不足でも出易いものだと聞いている。神経が不安定になるせいらしい。なかなか厄介なものだ。

今日、エサやりに行くと、ハナクソは単に挨拶に出て来てくれだだけのようだった。ご飯は食べようとしないで、いつものようにじーっと私を見ている。何を思っているのだろうか?1歩近づくと逃げてしまう。身体は本当に小さい。アインほどの大きさだ。しかし毛艶も良いし、ふっくらとした体つきだった。小料理屋で美味しいご飯を貰っているんだね、きっと。だけど外の風は冷たく、これからの季節を思うと切ない気持ちになる。「ハナちゃん、家に来るかい?」と言ってみる。避妊して再び野良に放したハナクソは、私の外猫だと考えている。ハナクソ自身は家猫になどなりたくないかも知れないが、私自身の心の安定の為には家に連れて来たい。しかし5匹と一緒には出来ない。もはやアインには、また新たに誰かを受け入れるほどの体力はないだろう。

階下でならば部屋数もあるのだし、1部家に閉じ込めておければ何とかバリバリの野良猫でも置けるはずなのだが、大の猫嫌いの舅がいる限りは無理だ。その舅は「まだら惚け」から「四六時中惚け」に進んでしまった。何をするか予測もつかない。今月もショートステイの予定は入っているが、家にいる日々はなかなかに壮絶である。一切の話が通じない。それでいて、人が来た時には途端にシャンとするのだから不思議だ。先日も、西村氏が来た時には「おお、張り切っておるな!」等と偉い人のふりをしていた。他の来客も、かくしゃくとしたお爺さんじゃないの!と言ってくれるが、どっこい殆どの時が「威張ったゾンビ」である。

威張ると言えば、テレサ・ちん(笑)。先日、雨の中をタクシーで我が家にお見えになった時、こうちゃんが道路まで迎えに出た。テレサ・ちんがクシーから降りる時に、純正フェミニストのこうちゃんは当然の如く傘をさし掛けて差し上げたらしいのだが、実はその時にどこぞの「姐さん」を出迎えるサンピンのような気分だったと、こうちゃんが今日になってから打ち明けた。わははは・・・・そうだろう。そうだろう。テレサ・ちんは威風堂々、いつも偉そうだもんな。秘書でありながら、ボスより偉そうだと自認しているのだ。何事に付け凄いオンナだ。是非私もお手本としたいものである。

もう掲示板でバレバレなので隠しようがないからここでも書いてしまうが、SUNちゃんと私で新聞に出た。ミュウとジャムの顔もバッチリ可愛く写っている。私の顔は、広角レンズで撮ったのか(そうなのだ!!)隅っこでビロ〜ンと伸びている気がするが、自分で思う程には他人は感じないらしい(涙)。ま「美女探訪」のコーナーではないから仕方ない(当たり前だ)。これは、さりりん様のご好意で取り上げて戴いたトピックスである。しかも、SUNちゃんを保護してくれたみょーこ姉ちゃんや里子にしてくれたSUNちゃんママの存在があったからこその美談である。私は橋をかけただけだ。しかしサラリーマン主婦である私にも出来る事を知らしめたら、もっと勇気を出してくれる人達がいるような気がして、今回の取材をお受けした。横浜限定かと思いきや、群馬の妹が「お姉ちゃんが載っていいると友達から電話があったよ!」と言っていたのでビックリ。写真を見てまたビックリ。ま、私も既に44歳なのだし、もういいや・・・(どういう意味だ?)。

掲示板用の「恥ずかしい名前」もまた増えた。こういうばかばかしい事をしていないと、精神のバランスがとれなくなる。日頃はヒ・ジョ〜に真面目だもんな(笑)。

さて、新しいデジカメでの第1号の写真は、ねぼすけジーコの寝姿になった。とりあえず撮っただけで、まだ使いこなせている訳ではない。だって複雑なんだも〜ん。しくしく。(取扱説明書を読め!!)

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