ミュウ

優しい瞳

Nov.30,2001

先日ここでお話しした素晴らしく美味しい牡蠣とはうのは、実は広島のSUNちゃんの家で養殖している牡蠣である。羽田に行く道々にSUNちゃんに言い聞かせていた事が、現実となってしまった。ああ、恥ずかしい。しかあんなな素晴らしい牡蠣が手に入るのに、みなさんにお教えしないでいるのは如何にも心苦しい。そこで入手方法を含め、『お気に入り』で《特選 広島の生牡蠣》としてご紹介させて戴く事にした。

12月は出荷の最盛期でかなりの忙しさに加え、畢竟、牡蠣自体が品薄になってしまうらしいが、運が良ければ今年中にもお取り寄せ可能かも知れないので、食べてみたい方は当該ページから直接メールしてご注文なさって下さい。本当は教えたくなかった特選情報なのですが、涙を呑んでお教えする事にしました。しくしく・・・。《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》を読んだと言って注文したら、元々あまり利益率が高くないものにも拘わらず、少しだけ更に割引してくださるそうです。しくしく・・・。

さて本日は、お詫びしなければならない事があります。それは茜ちゃんの事です。ansan様の元に里子に行く事が決定していた茜ちゃんだったのですが、その後保護主さんの心に変化が生じ、茜ちゃんを里子に出す決心が崩れてしまいました。時間をかけて対応を続けて参りましたが、保護主さんとの連絡が途絶えたきりで、ansan様には大変なご心痛を与えてしまいました。

保護主さんとのコミュニケーションが全くとれない以上、ansan様としてもいずれかの時点で諦めざるを得ず、本日を以て茜ちゃんの里親話は白紙に戻りました。間に入って代理人をも務めていたつもりの私としても大変に残念で悲しい結果となってしまいました。自分の力不足からansan様は勿論、ご支援。そしてご心配下さっていた皆様のお気持ちをも裏切る結果となってしまった事を、心からお詫び申し上げます。保護主さんは茜ちゃんを手放し難い気持ちになっているようですので、かかる上は茜ちゃんが幸せな一生を無事に送ってくれる事を願うのみです。

蛇足ではありますが、保護主さんの元にある人から、里親さん決定までの間にどれだけの交流をしたのか、早いモノ勝ち的な決定に見えたというメールが届いた経緯があったようですが、くだんの里親募集の責任は私にあり、私とanasan様とのそれまでに至る信頼関係に於いてお受け出来た事でもあります。確かに決定までに日にちはかからなかったものの、里子を受け入れるという事への熱意や物理的条件に関しても充分な確認を行なっております。また、一時預かりのお申し出は何人もの方から戴いたものの、里親さん候補はあくまでもansan様お一人でした。里親さんが決定した後も、ご希望を戴く事も多々ありますので、もし本当に茜ちゃんを望んで下さる方があれば名乗りを挙げて頂けたと信じております。しかし少しでも信頼出来る相手に里子に出したいと思う事は、当然の願いでもあります。あの時にanasan様を選んだ事は、今も間違いなかったと思っています。

更には茜ちゃんの募集は私の名前とメールアドレスで行なわせて戴いたにも拘わらず、私に対してではなくてたまたま掲示板にアドレスを書いて発言していた保護主さんへのメールであった事は、大変に遺憾です。

しかし本日までのansan様とのやりとりでは、そのお人柄を改めて有り難く感じると共に、お互いの志は失わずに居たいと確認し合えました。ご心配下さって励まし続けてくれた皆さん、そして一時預かりを即座に申し出て下さった方々にも心からお詫びし申し上げます。ごめんなさい。


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