ゴマ

騙されないぞ!

Dec. 6,2001

冷たい雨の朝。猫たちはさぞや朝寝坊してくれるだろうと期待していたら、意外やアインまでが早起きしてご飯をねだった。不思議な事に舅が入院して以来、アインはとても元気だ。良く食べるし、大声を出して抱っこをせがむ。心筋症の発作も出ていない。因果関係があるのかどうかは判らないけれど、私達でさえ舅と1日中つきあっていると生気を吸い取られるように感覚があるから、小さくて敏感な生き物には何か感じるものがあるのかも知れないと思ってしまう。この1年ほど、昼夜を問わず異様な大きな物音や大声、慌ただしい動きが家の中に続いていたから、さぞや猫たちにはストレスであっただろう。可哀想な事をしていた。

病院では外来に出入りする訳ではないのでマシだと思うが、何となくウィルスと多く接しているかの錯覚に陥る。病室の入り口脇に消毒液が設置してあり、頻繁に手だけは消毒しているのだが、セントラルヒーティングであるからには全館ウィルスばらまきという気もする。ここ数日、私までがやや風邪気味である。厭だなあ。

こうちゃんの椅子に私が座っていたら、ゴマがわざわざ来たのでむりやり抱っこしてみた。しばらく落ち着いていたので、つい調子づいて爪を切る事にした。「いやあん!」と言う。本当にそう聞こえるのだ。「いやあんじゃないでしょ。」と無理矢理続けていたら、「やっぱりここに座っていても、パパとは違うわ!」と言わんばかりに、恨めしそうに振り返り振り返りしながら行ってしまった。別にパパのフリをしていた訳じゃないんだよ、ゴマちゃん。また抱っこされに来てね!

保健所から引き取られて里親さんを募集していたガツくんは、無事里子に行ったという報告が届いた。とても嬉しい。優しい色合いをしているのに、目頭に隈取りのような模様があってきつい顔に見えてしまうが、とても甘えん坊の良い子だったという。新しい名前も貰って、幸せなスタートを切れそうだ。おめでとう、加納さん。頑張りましたね。最終的な貰い手が決定するまでには、どうしても家には来て貰っては困るという候補者もいたようだ。どういう事情があるにせよ、里親になろうという人が家に来られては困るというのはまずいだろう。怪しまれても仕方ない。ガツくんはそういう人の手元に渡らないで済んだが、保田の仔猫が待ち合わせの駅などで受け渡しされていない事を祈りたい。

この加納さんの奮戦記たる日記がオープンの運びとなった。《Catpeople Net Magazine》からも辿って頂けるようにしておくが(当然、《Catpeople Net Magazine》の仲間として陣取って戴きます)、ここで明日にもご紹介するつもりでいる。先ずは初日なので、今夜だけは私が様子を見がてら独占します。

《Catpeople Net Magazine》のコーナーを久し振りで更新出来た。白キジの「とこちゃんメール」だ。とこちゃんと飼い主の理子さんは、一緒に成長しているようで楽しい。私もかつて初めてミュウやアインと暮らし始めた頃は、共に戸惑いながら成長してきたんだっけな・・・と思い出す。とこちゃんのマンガも届いております。近日中にはスキャンして発表致しますので、とこちゃんファンの方はお待ち下さいね。

ああ忙しい!

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