ジーコ 
パパの懐で

Dec.10,2001

寒いので、ジーコは今日はミュウの懐で眠っている。本当に甘ったれの息子だ。ミュウのお腹を枕にしていたら、さぞかし気持ち良いだろうね。ミュウもアインに対しては、決してこんなにまでは寛容ではないのだから不思議なものだ。アインもジーコには優しいし、もしかしたら親子の関係は理解しているのかも知れないと思う所以である。

晩ご飯を食べ過ぎて、ちょっとの間人事不省に陥った。いや何と言うことはない、腹の皮が突っ張れば瞼が下りて来るだけの事だ。慌てて更新を始めた。しかし美味しかったなあ・・・牡蠣のキムチ、辛子明太子、チャンジャや胡麻の葉のキムチもあったぞ。何故かご飯が大量になくなっていた。眠くなるのも当然だ。

加納姉妹・・・問い合せも多かったようだが、東京のご夫妻の元に2匹揃って引き取って貰える運びとなったようだ。おめでとう、加納さん。皆さんのお陰です。それにしても、保健所ではガツくんの兄姉猫3匹は、既に処分されていたというくだりを読む度、胸が痛む。産ませてしまって持ち込んだ人間の事を呪いたくなる。飼えないならば産ませない・・・という事を、もっと猫を飼う人達は徹底して欲しい。母猫だって命がけで産んでいるのだ。それこそ人間とどこが違うだろう?

アインの産んだたった3匹のうちの一人娘ブロッサムは、仔猫のうちに里親先で死んでしまった。里親さんは会社の先輩で、中年のアメリカ人紳士だった。50歳ほどのお洒落な人で、料理の得意な人だった。ブロッサムを迎え入れる日、彼はタキシードを着て恭しく受け入れの儀式を演じて見せてくれた。彼が別の営業所に転勤してしまったので、電話で様子を聞くといつも喜んで自慢してくれていた。「Oh,she liles television !」と言って笑っていた。しかし、ある日プロッサムは突然逝ってしまった。私は勤務中なのもかまわず、ほぼ半日泣き続けた。お客が着たらみっともないから奥で泣いていろ言われて、副社長室で延々と泣いていた。やっと席に戻ると、同僚のオヤジが「猫ちゃん、ご愁傷様でした。」と真面目な顔で言った。

死んだ事は直ぐには知らなかったのだが、アインは廊下を仔猫を探して鳴いて仕方ない日があった。後から聞くと、まさにその日に突然何の前触れもなく死んでしまったと言う。その頃住んでいたマンションでは、サンルームにもなっていた廊下にトイレを置いていたのだが、トイレ掃除をしていたら私の斜め後ろを仔猫がパタパタパタ・・・と駆けて行く音がした。しかし振り向くと誰も居ない。その時にはもうジーコしか残っていたかったのだが、ジーコは今日のようにミュウと仲良く眠っていたし、アインもダイニングの椅子で一人眠っていた。あの時聞いた足音は、きっとプロッサムのものだったのだと思っている。アインと私に会いに来てくれたのだと思っているのだ。

タレントの田代某がまたも軽犯罪法で逮捕されたというニュースを聞いているとバカバカしい限りだが、昨年の盗撮の時には罰金5万円の略式命令だけであったと聞いて途端に腹が立った。私のスピード違反は罰金8万円だったぞ!(そういう問題ではないが)しつこいようだが、空いている直線道路でちょいと発進時にアクセルを踏み込んだだけである。その一瞬で捕まったのだ。誰かを危険な目に遭わせた訳ではない。もっと危ない運転をしているドライバーをどうして捕まえないのだ。・・・と遠吠えしている訳だが・・・。

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