ミュウ

 
黒い瞳

 
Dec.29,2001

ミュウはどうしていつも黒目がちなのだろう?絵に描かれた火星人のようだ。興奮している訳でもないし、眼圧が高い訳でもない。デブだからでもないと思うのだが・・・。今日は夜に、ちょこっと仕事の打ち合わせを兼ねてテレサ・ちんお嬢様がいらしたのだが、ミュウは鏡餅のようだと誉めて頂いていた。時節柄、まことにお目出度い(?)。これでお正月用の写真の構図は決まったようなものだ。

ジャムは相変わらずの乱暴者ぶりを発揮して、客人の紙袋の中で遊び、壁の飾りを叩き落とし、仕事用の書類を見事にまき散らしてくれた。これからこうちゃんが翻訳する書類なのに、先に目を通さないと気が済まないのか?まだ小さいから(?)お片付けまでは出来ないので、それはテレサ・ちんがしてくれていた。紙を使う仕事は、猫のいるところで出来るのだろうか?と夢見先生の仕事が心配になった。ま、ジャムやぷうさんがいないから平気か・・・・・。

それにしても、テレサ・ちんという人は不思議だ。テンションが高いのだが、人を疲れさせない。きっと人一倍人に神経を遣っているのだろうが、優秀だからそれがさほど苦労なく出来ているだけなのだろうと思う。というのは、こうちゃんの弁である。彼女を見送って見上げた夜空には、満月に近い月が煌々と輝いていた。まるでテレサ・ちんの丸い顔のような月が・・・。

年の瀬もいよいよ押し迫って来たというのに、相変らず里親募集が続いている。なかにはなかなか難しいものもある。そしてみきこちゃんの気にしている野良猫たちの存在もあり、やはり盆も正月もないな・・・と思っている。何もかも実現する事は不可能だが、全てを放り出す事も出来ない。自分の身の丈に合った事をするのと同時に、身の丈を伸ばせたら良いのに・・・とも思う。

個人で出来る事には限界があるから、やはり草の根の活動だけでなく、行政を動かす為に声をあげていかなければ駄目だとも感じる。これはドドンパ・斎藤の仙台のお母さんも痛切に感じているようで、先日頂いたお便りにもマザー・テレサの活動と同時に政治を動かそうとしている人達の例を挙げて、とても明確な意見が書かれていた。実際に行政への働きかけを試みて、自力でも里親探しを経験した人だからこそ言える意見であった。とてもピュアな精神の人だと感じ、こういう人からも支援されていると思うと、もう少し私も頑張れないかと自問している。

・・・と真面目な事も考えているというのに、すっかり私の信用は出来上がっていて、くだらない事ばかり考えている私とは絶対に闇鍋はしたくない等とこうちゃんとテレサ・ちんとで言っていた。バカな!美味くて楽しい食材を用意させたら天下一品だぞ!誰か私と闇鍋をしませんか?図らずも、二人のテレの名前が出た本日の「猫雑記」でございました。


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