ジーコ
 
寝惚け

Jan. 2,2002

昨日とうって変って寒い。新聞も年賀状の配達も休みだから、午後はのんびりと過ごす。折角書き続けていた10年日誌は去年の半ばで途絶えていたが、また再開してみる。最近あまりにも、ペンで文字を書く事をしなさ過ぎる。昨日年賀状の宛名を書いていて愕然としたのだ。ペンが上手く動かない。やたらと力が入って字が思うように書けない。しかも疲れる。以前は書く事が好きだったのに、今は苦痛で仕方ない。PCにばかり向かっていないで、もっと手書きで文字を書く事も大切にしたい。あんなに好きだった万年筆は、すっかりインクが乾涸らびてしまっていた。

日本人の好きな時代劇は幾つかあるが、新撰組と赤穂浪士くらい何度も繰り返しドラマ化された集団素材は他にないのではないか。(他に思いつくのは、坂本龍馬や織田信長、武田信玄、宮本武蔵などだが、いずれも個人ヒーローである。)今日は随分と長時間『壬生義士伝』なるドラマをTVでやっていた。誤解を恐れずに言えば、私もこうちゃんも新撰組が好きだ。更に言えば、赤穂浪士には全く共感しないが(スミマセン)、新撰組には共感するものが多い。赤穂浪士のドラマを見ても(今では改めては見ないが)泣けないが、新撰組が鳥羽伏見の戦いに出向くあたりになると胸が一杯になる。写真に残された土方歳三が非常に美男子であった事はこの際関係ないのだが、農民出身でありながら、各藩こぞってクーデターを起こしつつある中で主君への忠義(何だか赤穂浪士っぽいな・・・)を守り抜いた義士としての純情は、会津藩士らと共に見事に薄汚い朝廷に裏切られた。官軍であったはずが賊軍の汚名を着せられて死んでいった無念は、謀反人でありながら切腹の温情を賜った赤穂浪士とは比べモノにならない。な〜んてね。

今夜は暮れに買っておいた牛肉を焼いた。サーロインだが、塊肉で買ったので大変に安い。1s近くで1200円・・・塊で買えばこんなに安いのだ。もちろん1sを一気には食べませんよ!

さて毎日お楽しみの石塚夢見先生の『猫も夢見る』は、2日3日と休載致します。4日から再開の予定ですので、どうぞお楽しみに!『NARAの天使たち』は更新していますので、こちらも引き続き応援して下さい。余談ではありますが、筆者の加納さんは、同じく《Catpeople Net Magazine》のメンバー大崎さんと同様、心の在り方も姿形も彼女自身が天使としか思えない!


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