ジャム

誰と密着?

Feb.9,2002

ロールオーバーしますので、ポインタを置いて見て下さい

寒さが戻って来たようだ。今日のエサやりは、みょーこ姉ちゃんを誘って、帰りにエサの買い出しをする。いつもながら、姉ちゃんの買う量はもの凄い。缶詰は通販で届けて貰っているのだが、百個が一日半で消費されるのだ。今日はドライフードだけでも、20キログラム以上は買っていた。その他に、肉や魚もあげるのだ。自称「給食のオバサン」であるが、勤めの行き帰りに40匹の野良猫のエサやりを続けるという事は並大抵ではない。この人の助っ人がまるで出来ていない自分が、少し恥かしい。それどころか、むしろ常にいたわられてしまうのだ。ここが「姉ちゃん」と呼ぶ所以でもあるのだが・・・。

今日のエサやりで、新たな発見があった。新しい猫も見かけたが、本格的にエサやりをしている形跡を発見したのだ。キャバレーの路地裏のマンションの建物の陰に、大きな箱に大量のドライフードと水の器が置かれていた。ゴミ捨て場のような路地裏で行き止まり。どんな人があげてくれているのかは判らないが、それだけでも少し気持ちが楽になる。なるほど、どこにでもエサやりさんはいるものだ。エサだけあげるのが無責任だと言う意識の高い人達もいるが、それでも野良猫に優しくしてくれるだけでも有り難いと私は思う。それを非難する人には尋いてみたい。「じゃあ、野良猫たちは飢えて死ねば良いのですね?」誰もが100点満点の事は出来なくとも、先ずは出来た事を認めてあげる事も必要ではないだろうか。私には、捕獲して避妊まで出来ないならば、一切エサをやるなとは言えない。私だって100点の事は出来ていないけれど、少しずつ努力して行きたいとは思っている。

新たな相談が相次ぎ、また忙しくなって来た。1件は虐待された猫の事、もう1件はエサやりをしている人から避妊の事。身近に相談相手がいないという事は、問題を抱えている時にはますます精神的な負担が大きく感じるものだ。私に大した事が出来る訳ではないとしても、一緒に考えてあげる事は出来る。そして肩代わりしてあげる事よりも、その人のペースで出来る範囲の事をして貰えるよう励ましてあげられるだけで良しとしなくては・・・と肝に銘じている。私もその人も、自分を破滅させるようなやり方はしたらいけないのだから。

冬季オリンピックが開幕して、TVの関連番組が一気にたくさん始まった。集中して短時間で更新したいというのに、まったく騒々しいなあ、さんま!と思ったら、横山やすしの真似をしているらしい。日本とは時差のある国でしているから、当分は夜中と言えどうるさくなりそうだ。競技だけを淡々と中継してくれれば良いのに・・・。

inserted by FC2 system