ジーコ

まったり

Feb.28,2002

ジーコが弱虫であるという事は、気の毒な位にここでも繰り返し繰り返し言って来た。外の世界を一切知らない唯一の純粋培養の子だというのに、兎に角臆病だった。眠っているところをちょっとでも触ろうものなら、飛び上がらんばかりに驚いて起きてしまった。それが近年ようやくお腹を見せて眠るし、触っても起きない。随分と長い年月を要したが、今ではずうずうしさも備えたわがまま坊や(ジイさんか?)になっている。しかし弱虫である事に変わりはない。

今日は、車を12ヶ月点検に出していた。朝のうちに取りに来て貰い、夕方戻して貰った。一昨日洗車したのに、ディーラーが取りに来た時には雨が降っていた。ついてない・・・ガックリだ。しかし点検は欠かせない。タイヤのローテーションをして貰い、オイルもエレメントも交換した。足回りは分解して点検して貰っているし、サイドブレーキの引きしろも調整した。1年経って、ますます足回りは快調である。先日も信号待ちでトップに並んだバンが、こちらを牽制して寄って来ながらフライングスタートしていたのを、一気にアクセルを踏み込んで前に出てやる。オバサンだと思って、ナメんじゃねーよ!伊達に速い車に乗ってる訳じゃないぞ。(伊達に白バイに捕まってる訳じゃない・・・とも言うかな・・・(涙)。)

いつでもどこでも
ネコ町物語・・・ナーゴ
著者:モーリーあざみ野
NHK出版
 定価2,000円(税別)
そんな訳で、日中どこへも出掛けずに過ごした。猫の事で連絡を取り合わなければならない案件もあり、猫の事で相談をしなければいけない相手もあったので、結局あっと言う間に過ぎてしまったが、本当は雨降りのお天気だから猫たちとお昼寝したかった。水面下で進めている案件は、明日の夜には形作らなければいけない。また忙しくなる。のんびりした老後を送る為にも、今は目一杯やろう。わざわざそう思わなくとも、何であれ目一杯していないと落ち着かない苦労性なのだが。次に生まれ変わってきたら、いっぱい寝て、気ままに暮らして、美味しいものをいっぱい食べよう。(最後のは、今生でもしているか・・・)そして次の生では、是非この本の中に出てくるような、猫の楽園で暮らしたいと思う。こうちゃんも一緒だと尚良い。(こうちゃんもそう思っていると良いのだが・・・)

イタリア・ジェノバに隣接した小さな国・ナーゴ。このナーゴという町を旅の途中で偶然知った筆者が、「猫語を話せる」という特技を生かしてスケッチしたナーゴの町の猫たちや人々や風物を、優しいタッチで描いた、素敵な1冊です。

筆者は、ある雨の夜にケガをした仔猫を拾い、その仔猫を病院に連れて行った事から、この町と人間と猫の関係を動物病院の院長先生から教わった。それからどんどんこの町を好きになっていったようだが、人間と猫の理想的な関係がここでは繰り広げられている。どこを開いても様々な猫が様々な様子を見せてくれて、質の良い絵本となっている。昨日出掛けた時に仕入れたばかりなのだが、是非みなさんにお教えしたくて・・・。





ミュウの独り言

雨の日は、猫は良く眠れるんだよね。ボクは毎日いっぱい眠るけど、今日はジャムまで良く寝ていたよ。ボクは、本当はママと眠りたいんだけど、ママはちっとも寝ないんだ。あれは一種の病気じゃないかな・・・。パパが「頼むから少しは大事にしてくれよ」と言っていたけど、ママはなかなか言う事聞かないね。困った人だよね。


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