アイン

昼下がり

Apr.8,2002

昨夜は疲れているのに、どうした訳か布団の中で一睡も出来なかった。ミュウがジーコの割込みに遭ってベッドを降り、こうちゃんの布団の真ん中に落ち着いた。ゴマは私の足元で眠っており、ジーコは私と特等席を独占。身体を伸ばしきって、珍しく我が物顔だった。嬉しいんだね、誰にも気兼ねしないでいられる時が。隣の部屋に一人で行った時も、ジーコはベッドカバー置き場と化しているベッドに横たわり、ヨダレを垂らして大喜びするのだ。束の間の一人っ子気分。

アインは、この季節ともなると暑くて布団に入ってはくれない。寝る時はダイニングの椅子だ。もともと椅子好きの仔猫だった。そうやって一人だけ離れた所で寝ているくせに、目覚めると騒ぐ。気のせいか「ママ〜!どこ〜!?」と聞こえる。返事をするまで大声で叫ぶので、大抵はベッドの中から私が「アインちゃん、こっちだよ。こっちおいで!」と声を掛ける。すると啼きながら駆けて来るのだ。毎日毎日、飽きないで繰り返している。

エサやりの後で、みょーこ姉ちゃんの家を襲撃した。週初めから押し掛けた用事は、姉ちゃんの知り合いが保護して避妊した白猫を里子に出せる運びとなりそうなので、早いところ打ち合わせをしておこうと思ったのだ。宣言してから訪問すると晩ご飯を用意させてしまうので不意打ちする事にしたのだが、結果的には何だかんだとご馳走になってしまった。鯖は焼いて、ホタテはソテーで、春キャベツとトマト、大根おろしと明太子、鯛の子の混ざったシラス干し、烏賊の薫製・・・野菜以外は全て、姉ちゃんちの猫のご飯のお裾分けだ。猫たちは、他にも鰺もカニカマも、もちろん猫缶やカリカリも貰っている。贅沢だ。

保護猫は今日からSUNちゃんのいた病院に預けてある。病気も検査も全てして貰い、あとは検便の結果次第で退院の日を決める事にした。明日、ウンチをしていると良いのだが。貰い手は私の大事な友人である。ご多分に漏れず多頭飼いの家だが、環境も飼い主も文句なし。姉ちゃんの家から電話したところ、既に名前も決めてくれていたので、あとは日程を合わせて搬送するばかりだ。保護主にも連絡を入れ、ホッとして3人でご飯にする。姉ちゃんの主食はビールだが・・・。

今夜はこれから、香典のお返しに添えるカードを作らなければならない。品物は揃えた。カードは手作りする予定で、帰り道に用紙を仕入れて来た。印刷屋に発注すれば簡単なのだが、家でも充分に作れると思う。白黒印刷で良いのだもの。それが終わったら、疲れているので寝よう。でも、今夜中に終わるかな?
ゴマの独り言

ママは忙しい。あたしは最近ママのストーカーをしているので、しょっちゅう立ったり座ったりの繰り返しをしなければならないの。

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