ジャム

按摩

Apr.21,2002

ジャムは連日パパのお手伝いで疲れたのか、パパにマッサージを受けているのだ。ちょっと情けない顔だが、ゴロゴロ・グルグルと大変にご機嫌である。このマッサージ法は、貴子さんのご主人の健ちゃんから教わった。脇の下から手を差し込んで、肩胛骨の間を中指で揉んでいる。とても気持ち良いらしい。

しかしこのマッサージが好きなのは、我が家ではジャムとミュウだけだ。あとの子たちは、なかなか落ち着いてさせない。ミュウとジャム・・・我が家では重さが1番と2番である。そう、遂にジャムはジーコを超えて、体重2番目に躍り出てしまった。太ったとは思ったけれど、まさかジーコより重いなんて。ジーコが痩せているせいもあるが、顔はデカいくせにジャムよりも軽いなんて、何と情けない男なんだ?!

ジャムは背伸びすると、台所のシンクの縁に鼻先が届くようになってしまった。手が届くなどという範囲ではない。伸びる猫らしい。だから普通に横たわっていると、異常にボテッと腹がデカい。妊娠している猫のようだ。こんなに大きくなるなんて、感無量を通り越して驚きである。

昨夜遅くにアップした『でか猫登記所』は、当初の体重制限をはずして無差別級にした。体重が軽くても、態度が「でか猫」でも良い事にする。ジャムはまだ5.5kgはないものの、態度は1番デカいから資格は充分だ。ボツボツと登記の申請も頂いているので、今夜も更新で遅くなりそうだな。ま、今日は一日中雨降りだつたから久々に猫たちと一緒に昼寝もしたので、また夜中に頑張るか。

今夜の晩ご飯だ。メカジキのムニエルをレモン醤油で頂くという得意技に、そろそろ最後か「かき菜」のお浸し、トマトと胡瓜のごまだれ辛子マヨネーズドレッシング(色々と混ぜるだけだが美味しいソースになる)、白滝のキンピラ(これが美味しい)、味噌汁は里芋と大根(これは実家の父の好物だった・・・まだ生きているけど)。

おニャアニャンの家のおトウニャンが血圧が高めなので、魚と豆腐の料理をアドバイスする事になった。豆腐はいいぞ。魚など食べなくても満足する位、味も濃厚だし。という訳で、我が家の豆腐料理を幾つか。

その1:豆腐と大根のカミナリ炒め
大根は薄いイチョウ切りにして、ごま油で炒める。透き通り始めたところに、水切りしておいた豆腐を崩しながら加えて炒める。日は強火。この時、バリバリと凄い音がするのでカミナリ炒めと呼ぶ。水気がなくなったら、顆粒のだしの素とみりん、醤油を加えて炒め、薄味に仕上げる。大根の葉を加えても可。胡麻油と豆腐のコクで、結構満足感のある1品。

その2:炒り豆腐
人参は斜め薄切りにしてから千切り、牛蒡は笹掻きにして水に晒す。グリーンピースか枝豆は固めに茹でる。キクラゲは水でゆっくり戻して千切り。牛蒡、人参の順に炒めて、水切りした豆腐を崩しながら加える。キクラゲを加えてから酒と砂糖と醤油とだしで濃いめに味付けし、枝豆を加えてから溶き卵を加えて炒りつける。冷めても美味しい。

その3:豆腐丼

絹ごし豆腐は、賽の目に切ってから水気を切っておく。薬味にネギ、根生姜、煎り胡麻の半摺り、削り節などを用意。炊きたてのご飯の上に、豆腐と薬味をたっぷりかけて、醤油を回しかけたら適宜混ぜてかっ込む。究極の手抜きながら、食欲のない時などには最高に食べ易い。豆腐の味が濃厚に感じるのは、意外とこういう食べ方。

その4:簡単揚げ出し豆腐

豆腐濡は1丁を6ツ程度に切ってからペーパータオルなどに包んでよーく水気を切る。この豆腐に片栗粉をまぶし、熱めのサラダオイルで揚げる。意外と油はねしないので簡単。市販のつゆを薄めて熱くし、揚げたての豆腐にかける。薬味は大根おろしやおろし生姜など、なければないで結構美味しい。しかしご飯のおかずにはならない。酒の肴だ。あるいは主食?

その5:皮蛋豆腐

皮蛋と豆腐(これは固めの木綿が良いかも)を適当に切って盛り合わせ、ネギのみじん切りを散らしたら、中華ドレッシングをかけて頂く。グリーンアスパラやトマト、ワカメなどを加えても良いが、シンプルな方が一番豆腐の味を感じられる。

その6:豆腐・筍・ワカメ炒飯

炒飯の具をくずし豆腐と戻したみじん切りワカメと賽の目の筍で作るのだが、火力とテクニックが必要。しかし美味しいぞ。ただのグチャグチャのおじや風になってしまったら失敗。炒り胡麻とカツブシと醤油を利かせて味を仕上げる。

また食い物雑記になってしまった。しかも貧乏臭いものばかり。

さて、白猫「ユキちゃん」に有力な里親さん候補が出現した。メールを頂いて、成る程あの人のところにユキちゃんは似合うと感じた。私の良く知る人なので、直ぐに元親さんに電話を入れて推薦しておいた。あとは時期と輸送手段の問題だけだ。早く話を進めたい。

加納さんの保護猫の「チビ猫隊」は、既に3匹が決定しているので、残った1匹の「ももた(仮称)」のみの募集が始まる。とっても愛らしいので、多分直ぐに希望者が出ると思うが、私も心がグラグラと・・・。白黒ハナクソ付きと茶トラは、永遠に心の恋人なんだもの。ああ・・・また溜息が出ちゃう。
ジーコの独り言

僕、軽くなっちゃったの。遂にジャムに追い越されちゃった。折角ママが作った新しいコーナーにも、僕は参加出来ないんだ。だって体重も軽くて、態度も小さいから・・・。寂しいなあ。

そう言えば、僕のフィアンセだという実々子ちゃんは僕より2キロも重たいらしいよ。嫌だなあ・・・みんな重たくて。僕、兎に角大人しい娘がいいんだけどな。おしとやかで優しい娘はいないの?ねえ、ママ?!

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