一昨日遅い時間に更新していたら、突然接続が確率出来なくなった。私のPCのせいではないし、プロバイダのせいでもない。リモートホストには接続出来るのだ。長い事ログインパスワードを確認しているが、結局失敗するらしい。腹が立つ。パスワードなど変えていないし、そのさなかに繋がる事もあるのだ。 フレッツにしてからデータの転送速度は遅くなったし、時々上位プロバイダのサーバーがダウンしているのではないかと疑っている。ネットプロだけに接続していた時には、殆どこういう障害はなかったのだが、ローカル・プロバイダなので単独でフレッツ対応とならなかった。しかしプロバイダを替える気はないのだ。ネットプロのサービス内容には満足しているのだ。 しかしPCは替えた。前から宣言してはいたのだが、今までのメイン機がいざ不具合が出てクラッシュしてからでは遅いし、作業性もよくしたいと思っていた。カスタムメイドなので、製作者の西村博士の仕事の都合次第だったのだが、突然その時はやってきた。その時私は、みょーこ姉ちゃんの家で冷えたビールで乾杯していた。何の乾杯か? 昨日(5月4日)、里親さんが1週間保たずにギブアップしてしまった明石からやって来た白猫ユキちゃんを引き取り、新しい里親さんへのお届けをしたのだ。ユキちゃんのことは以前の「猫雑記」でも紹介したし、里親さんがギブアップした事も先日に報告した。ユキちゃんの名誉の為に改めて言っておくと、ユキちゃんは問題のある猫ではない。閉じ込めると鳴き続けるようだが、それは甘えん坊のお嬢ちゃん猫が3歳にもなってからある日突然お父さん・お母さんに遠いところへ一人で里子に出されて、ものすごく心細くて仕方ないのだと思う。いつもは声も出さないうちの5匹のどの子をそんな目に遭わせても、きっと狂ったように鳴くだろう。 今回ユキちゃんを引き取るにあたっては、私がお願いして里子にもらって戴いた猫ではないながらも、元親さんに代わってサポートしていた里親さんであったという事情があった。掲示板でも多くの多頭飼いの先輩たちが心を込めてアドバイスし励ましてくれていたのだが、飼い主の心に全く余裕がなくなってしまった時にはもはやサポートでは無理だという事がよく判った。引き取る事を了承した以上は、自分に何事が起きているのか判らないだろうユキちゃんの心を早く休ませてやりたいとも考えた。 また里親さんにしてももはや理屈ではなく、一刻も早くユキちゃんを手放したい精神状態に追い込まれて(自分で自分を追い込んで)しまっているとしか思えなかったが、彼女なりに充分苦しんだ結果でもあり、責める事などとても出来ない。 そういう訳で、私が保護主として新しい里親さんを探す事にした。この件に関しては、当然その里親さんが自分自身で里親再募集をすべきであるとも言えるが、ただでさえ子猫の多い時期に大人猫の募集であるという事と、「気」がなくては里親さん探しは出来ない事を痛感しているので、里親さんに任せるは仲介をした者として責任をとる形で一切を引き受ける事にしたのだった。 そうは言っても、老猫アインが日々一進一退の容態で、とても新しい猫を家に迎えることは不可能だ。充分なスペースがあるか部屋を分ける事が出来るのであれば、一時的な預かりも可能かも知れないが、悔しい事にいずれも我が家にはない。 そしてユキちゃんの心のケアをする事なしに、部屋とご飯だけ与えておけば良いとは到底思えない。もはやタライ回しにする事は考えたくなかった。そう思う私の気持ちと同じ気持ち(いや、それ以上の気持ち)で引き受けてくれたのが、新しい里親さん一家だったのだ。 これまでの「猫雑記」を詳しく読んでいる人には、隠してもあっと言う間に新しい里親さんが判ったらしい。隠す必要もないので、新しい家での様子を知らせて下さったメールと写真をお見せしたい。
このメールを見た時、気持ちが緩んで有難くて涙が出た。 シャスケを引き取ってくれたももちゃんご夫妻が、今回も手を差し伸べてくれたのだった。ももちゃんのご主人は、私達が玄関を入ると、満面の笑顔で出迎えて下さった。ももちゃんもいつもそうなのだが、「今ここに居ます」と家の近くまで行って電話すると、息を切らせて走って来てくれる。そんなに走らなくても良いのにとも思うが、そういう気持ちはとても嬉しい。私もこの人には誠心誠意お付き合いしたい・・・と思わせるものがあるのだ。ももちゃん、ありがとう。 ユキちゃんのお届けには、普段どこへ誘っても「行かない」と言うみょーこ姉ちゃんが同行してくれた。ももちゃんの家には、ももちゃんのサイト『ももんち』でもおなじみの美猫「もも」と「にゃあこ」がいる。そして、我が心の「シャスケ」も押入れに鎮座していた。ももとにゃあこには2度目だったが、生のシャスケとのご対面は初めてである。遂にシャスケと会えた。会えたどころか、触らせて貰った。 シャスケは、黄色いバンダナ生地のお洒落な首輪をしていた。イカスぜ、シャスケ!!そしてこうして写真をまじまじと見て気づいたのだが、シャスケはももちゃんちの「もも」と似ている。それを電話で言ったら、そうなんです、気づいていただけて嬉しいです。うちでは「もも族シャスケ科」と言われているんです・・・と笑っていた。 夕べのうちに、追いかけっこと威嚇し合いを済ませたもも・にゃあこ・ユキちゃんは、今日はすでに距離をうまくとりつつ、同じ部屋でくつろいだり、ももが近づくとユキが姿勢を低くして「敵意はありません」という事を示したり、早くもバランスが取れてきている様子だ。ももちゃんの息子の「小僧」君とも、ボール遊びをしている様子。良かった。もう安心だ。 くつろいでいるユキちゃんの写真を、是非ご覧ください。⇒こちらへどうぞ さて、新しいPCの話に戻る。ユキちゃんのお届けが終わり、3人で鶴見に回って私のエサやりをしたのだが、その後フードの買出しをしたから、姉ちゃんのエサやりにも付いて行った。そしてやっと全ての用事が終わってビールで乾杯したところに、ニシムラからの電話だったのだ。忙しい彼に都合をつけて貰った以上は、万難を排してそれに合わせなければ今度いつ来て貰えるか判らない。 1缶だけ飲んで急いで家に戻り、約束の時間ピッタリにニシムラも到着。そこから、新しい機械「ニシムラ2号」の設置にかかったのだった。バックアップに使っていた一番古い機械は妹へお下がりで持って行くことにして、「ニシムラ1号」をバックアップ機に格下げした。ニシムラ2号は、Windows2000なので、いろいろな周辺機器のドライバをダウンロードしたり、必要最低限には留めたいが幾つかのアプリケーション(あまりいろんなものをぶちこみたくないので、「オフィス2000」はフルで入れたが、あとはネスケとHPビルダーレタッチを幾つかだけである)をインストールしたりして、セットアップが全て終了したら朝の4時を回っていた。 今回、メモリーは768MB積んで貰った。容量は40GBだが、いろいろなソフトをやたらと入れるつもりはないし、どうせ外の媒体(DVD-RAMがある)へとデータはバックアップしているので、容量はあまり必要ないようにも思える。具合はとても良い。ニシムラ2号にはまだサウンドボードが搭載されていない。次回、それを買ってからまた来てくれることになった。早く来い来い、仕事任人ニシムラ。彼は仕事が速くて丁寧で、とても有難い。良いスペックのものが安上がりに出来て、私はとてもハッピー! さて、やっと更新出来る。
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