ジーコ

やっとPCデスクの上

Jun. 5,2002

昨日から、遂にジーコがPCデスクに乗ることが出来た。とても嬉しいらしい。滅多にゴロゴロ言わないジーコだが、ここに乗ってグルグルゴロゴロ言っている。良かったね、ジーコ。但し、とても邪魔をする。

ゴロゴロと言えば、今日の午後には雷と共に夕立があった。大変な大粒の雨で、音が物凄い。ゴマは最初不安そうだったが、やがて慣れたのか窓辺でずっと雨を見ていた。ゴマは哲学的だ。後の連中はぐっすり。みょーこ姉ちゃんの職場に「ゴマは雨を見ている」とメールしたら、「ゴマは出産の時のことを、思い出しているのかな」と一言だけ返事が来た。ああ、そうだった・・・ゴマは大雨の中で子供を産んでいた時に保護したのだ。

得意の無断掲載であるのだが、たろ母さんから届いたメールをご紹介したい。

こんにちは。
突然だったのですが、6月3日の未明に我が家のベンゾウ君が亡くなりました。

週末は仕事がバタバタとしており、月曜日からはベンちゃんのことで、いつも楽しみに見させていただいている猫雑記を、今4日分ぐらい拝見し、SOSのことを知りました。遅ればせながら、また些少ですが明日振り込みをさせていただきます。みんなが元気になってくれること、心から祈ってます。

6月2日の日曜日、いつものようにぺろりと朝ご飯を食べ、いつものようにお腹を出しながら大好きなブラシにかかり、いつものように他の猫たちとおっかけっこをして、晩ご飯もぺろりと食べました。夜、外の餌やりに行って、11時半頃にお休みを言って電気を消しました。私も少々疲れていたので、その日は12時頃に寝て、夜中4時頃に大きな雷の音で目が覚めて、みんなが怖がっていないかベランダから雨が降り込んでいないか、様子を見にいきました。順々に声をかけ頭をなぜて、「またベンちゃんはよく寝て」と独り言を言いながら近づくと、失禁していました。どきっとして身体に触ると、まだあたたかいのに息をしていませんでした。

信じられませんでした。いや、今でも信じていないかもしれません。ベンちゃんは過去に何度か尿道結石にかかり、ここ8年ほどはS/Dという病院のフードを食べていたので、時々血液検査もしてもらってました。先月の検査でも数値が正常範囲内で、これならまた S/Dを少し減らし、シニアのライトを増やしてもいいかもと、先生と話したばかりでした。川口様ならご存じかもしれませんが、このフードは少量でもかなり高カロリーで、また塩分も通常より多いので、注意して与えていましたが、これを食べるようになってから、もともと大きめの子でしたが、どんどん体重が増えて一時は11キロを超えていました。その後2年くらいをかけて、少しずつ体重を落とし、ここ4年ほどはずっと8,5キロぐらいでした。

(写真左がベンちゃん:川口注)
気はやさしくて力持ち、を絵にかいたような子で、大きいけれど、気の良い明るいやさしい子でした。抱っこもブラシも背中かきかきも大好きで、とても甘えん坊でした。

ベンちゃんはうちで生まれ、14年半ずっと一緒でした。

あまりにも急で、死因を調べていただこうかとも思いましたが、夫が「生きているなら何でもできるだけのことをしてやったらいい、でもこんなに眠っているように安らかな顔をしているのに、メスをいれるのは可愛そうだ」と言い、わたしもそう思いました。本当に眠っているとしか思えないきれいな、安らかな顔で、吐いてもいず、舌も出ていなく、いつものお気に入りの場所で横たわっていました。

まだ頭がぼーっとしていて、月曜日の朝4時すぎからのことはあまり覚えていません。

昨日火葬していただき、小さな骨壺のベンちゃんと帰ってきました。

実は去年の6月10日に、ガンゾウ君を亡くしました。彼も病気が多く、ベンちゃんと同じくらい優しい子で、最後となった3日間の闘病後に息を引き取りました。その3日間、あの子は苦しかったかもしれませんが、私のひざで看取ってやれたことが、私たちへの救いのようなものでもありました。でも、ベンちゃんは、あまりにも突然過ぎる。少しは手をかけさせて欲しかったです、私のエゴだと思いますが。

何をしていても、何を見ても聞いても、ただぽたぽたと涙が出てきます。

また落ち着いたらメールします。

勝手に公開して申し訳ないけれど、ベンちゃんの事をここにも残しておきいと思った。写真は、たろ母さんの写真付き日記から、これも勝手に強奪して来た。日記の方は、ご了解を戴いてからまた改めてご紹介したいと思っている。とても面白い日記だから。

今日は色んなご相談があった。一口にはとても言えないほど、色んな内容だった。しかし、確実に心に残るものばかりだったのが嬉しい。仙台の美智子さんからも、嬉しい写真付きの葉書が届いた。これらの内容は、また後日・・・。

「パステル兄妹大阪版」の可愛い写真が今夜も届いた。何と言う愛らしさ!猫はどんな子もみんなそれぞれ愛くるしいが、この子たちの瞳の色の深いこと、優しいこと・・・。仲の良い兄妹で保護されている場合、不謹慎だが「セットでおトク!」という感じが否めない。仔猫には遊び相手がとても必要だが、相性を気にしなくても済む仲良し兄妹がいてくれると、先住猫のいるご家庭では本当に助かるはずだ。大人猫は、よほど面倒見の良い猫だったとしても、仔猫の遊び相手は疲れてしまう。ストレスがかかるのは先住の大人猫なのだから、最初から仔猫2匹で引き取ると、これは本当にうまくいくケースが殆どだ。
パステル兄妹大阪版

パステル兄妹福岡版に続け!

仲良し兄妹をバラバラに引き離す事なく、
是非とも一緒に飼って戴けるようお願い致します。
遠方でも責任をもってお届けします。
詳細は里親募集コーナーのこちらまで・・・

うちだって兄妹で引き取りたい仔猫がいるのだが・・・(なかなか未練が断ち切れないで、ぐずぐず言い続ける私・・・)。
ゴマの独り言

あたし、雨の匂いを嗅いでいたのよ。なんだか懐かしい匂いがしたの。
雨の降り出しは、ちょっとホコリ臭かった。そのうち草の匂いがしてきて、最後は雨の匂いだけになったわ。

娘たちは、雨を覚えているかしら?

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