アイン

おちょぼ口

Jun.19,2002

虚脱感は続いている。色んなTV番組で、日本代表チームの試合を振り返って特集しているのを観るのも憂鬱だ。そこまで言っては気の毒だが、『三国志』で諸葛孔明が最後の戦いをした時の場面を読むようだ。誰が諸葛孔明だって?それは敢えて言いたくない。

NHKにジーコが出ていて、トルコは決勝トーナメントにふさわしくないチームだ、そういう意味でも残念で堪らないと言っていたのを聞いて、またもや悲しくなってしまった。トルコ贔屓の方、またはトルコ人の方、怒らないで下さい。私が言っているのではなくて神様・ジーコが言ったのですから。

ジーコは我々夫婦にとって、とっても特別な人だ。我が家のプリンスにジーコの名前を貰ったのは、Jリーグ発足より前のこと。そもそも我が家のジーコの生まれたのが1991年なのだから。当時は既に引退していたジーコだったけれど、その年に2部リーグでしかなかった住友金属に招聘されて現役復帰し、今のアントラーズがあるのもジーコのお陰だと言い切っても差し支えないはずだ。ジーコに日本代表チームの監督をして欲しかった。しかしジーコには今後一切の問題を抱えさせたくない位に、ジーコ贔屓なのだ。長嶋さんを贔屓にする気持ちと少し似ているかも知れない。

今年は殆どプロ野球を観ないので、ここで話題にもしていない。去年までは一喜一憂していたくせに。長嶋ジャイアンツを応援していただけで、特に巨人軍が好きな訳ではなかったのだろう。そういう意味では、長嶋さんよりもジーコの方が好きなのだと思う。ジーコの関わったもの(つまりアントラーズ)は、いまだに好きなのだから。ミーハーと言えなくもないが、流石のミーハーでもジーコはサラ金のCMなんかに出なければ良いのに・・・とは思っていた。

不況のせいか、捨て猫が多い。避妊せずに捨てる人も多いし、飼い猫を避妊せずに産ませた仔猫を平気で捨てているケースも凄く多いようだ。野良猫が自然に増えているよりも、捨て猫が圧倒的に多いように思う。人懐こい飼い猫は人間への警戒心が薄くて、虐待されたり猫捕りにも捕まり易い。猫を苛める人間はもちろん許せないが、無責任な飼い方をする人間も捨てる人間も同罪だと思っている。

今回《猫の手倶楽部》から支援金をお送りした山口県の山下さんは、授乳の必要な17匹もの仔猫をそこかしこから押し付けられてしまっただけでなく、近所の無責任な飼い主の家猫の避妊にまで手を伸ばしてくれている。大人猫も14匹いる。しかしフルタイムの仕事を持つお母さんでありながら、不幸な猫を減らす為の活動に懸命に明るく元気に取り組んでいる姿は清々しい程だ。人工授乳も必死で頑張っている。ご家族の協力もあるようだが、結局は彼女が殆ど頑張っていると言えるだろう。決して経済的に破綻しないよう、その努力もしているのが判る。私に出来るのはちっぽけな広報役しかないけれど、日本中に点在している個人のボランティアを応援して行きたい。またまた大きく出たな・・・ま、いいか。

かつて15匹のSOSの時に大人猫2匹の里親となったくれたおニャアニャンは、自分の手で1匹保護した「京士郎」を明日は去勢手術を受けさせると言うし、ハロさんは保護猫の一時預かりを買って出た(「里親募集 No.85」参照)。真理ちゃんはほんの数週間の間に2匹から4匹へと「自分の保護猫」を我が子としているし(「ペット自慢 No.70」参照)、Neneさんの3匹目の保護猫は見事な淑女に成長している・・・・明らかにゴミ箱の中で寛いではいるが(笑)・・・。昨日の『今日のにゃんこ』で再びご紹介した「みかんちゃん」は、あけみさんのご好意で動画も見て戴けるようになった。こちらで是非、動きのある彼女をご覧下さい。http://www.page.sannet.ne.jp/cat-akemi/yuzuna/yuzunamov.html ハッキリ言って可愛いです!

一人一人の力は小さいようでも、自分に出来る事から、そして自分の足元から何か始めてくれている人たちは確実に増えていると思える。私ももっと頑張らなくちゃ。いつまでも虚脱感などと言っていられない。いっぱい食べて血糖値が高いと、何事にも精力的でいられるというのは医学的にもちゃんと証明されているのだ。だから私はいっぱい食べるのさ!(へ?)

今日のにゃんこ

あたしは片目が見えません。そして年寄りです。年をとってから人間に捨てられてしまい、長い間お外で暮らしてきました。東京の北の方にいます。

でも、あたしを心配してくれる人が現れたので、やっとお家に入れて貰っています。だけどそこはペット禁止マンションなので、いつまでも安心してはいられないのです。

もうあんまり長い年月は生きられないかも知れないけど、お家で安心して暮らしたいです。どなたかあたしを家に置いてはいただけませんか?殆ど一日常じっとして過ごしています。贅沢は言いません。よろしくお願いいたします。

(あたしのことは、里親募集 No.387 で詳しく見てね♪)

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