マルコ

手術前夜

Jul.2,2002

不本意ではあったが、昨夜は痛み止めを飲んで寝た。お陰で眠れないほどの疼痛はなく、連続して深い眠りを貪れた。そして日の出と共に目覚める。口を動かすと痛いが、ものが食べられないほどの事ではない。良かった良かった。早朝のうちに溜まっていた里親募集の更新を済ませる。ついでに、ウチの子たちのページもリニューアルした。マルコを加えるにあたり、『我が家の3匹プラス3』としておかなければ気が済まない。マルコのページも既に準備しつつある。インデックスページには、ちゃんとウチの子として紹介をした。もう何があっても、絶対にウチの子だもの。

小さなマルコは明日の午後、骨頭部分の手術を受ける予定だ。診療時間の終わる頃、面会に行って来た。ケージの隅っこで、心細げに固まっている。先生は手術の内容を詳しく聞かせてくれた。筋肉を全部剥がしての手術になると言う。可哀想なマルコ・・・「麻酔に耐えられますか?」と尋ねたら、前回の断足手術の時よりは栄養状態も良くなっているので多分大丈夫でしょうと言ってくれた。頑張れ、マルコ。早く良くなって。ウチの末っ子の座が待っているぞ。明日は午後休診で、その間に手術をするらしいから、明後日また会いに行こう。

明日はエサやりの前に、新しいケージやベッドを買いに行こうと思う。ケージは保護猫用には1つあるのだが、健康な猫が暮らせるだけの大きさがある。マルコの場合、むしろ当分は安静を保てるように小さ目のケージが良いかと思うし、それより何よりマルコの為に新調してやりたい。無駄遣い?そうさね・・・。いつまでもケージ飼いする訳ではないのだけれど、そんな準備でもしていないと待ちきれないんだもの。

トイレは使えないみたいだからペットシートも一杯必要だろうし、下半身全てがマルガリータになるだろうから、柔らかい暖かいお布団代わりのものを色々と考えよう。ガーゼの布やタオルでは爪が引っかかるかな?ウールの毛布と綿毛布をバラしてマルコ用に作り変えようかな?ケージの回りを覆うのは、どんな柄の布が良いだろう?・・・と、初めての出産を待つ妊婦の気分だ。そう言えばお腹も大分大きくなって来たし・・・(笑)。

そうそう、忘れるところだった。ピコの方は眼球の摘出手術も無事済んで、落ち着いた様子だった。他の患畜がまだいたので、先生にあまり時間をとらせては申し訳なくて、ピコの写真までは撮れなかった。別室に移されていたマルコは簡単に撮影出来たのだが・・・。どちらも一回り大きくなっている感じがした。先生の可愛い奥さんの素敵な笑顔も見られたし、うるさがられない程度に頻繁に会いに行こう。へへへ・・・もう既にうるさがられていたりして・・・。

今日のにゃんこ

ボクはまだ、「ボク」だか「アタシ」だか判らない位に小さいの。哺乳瓶でおっぱいをもらっています。ボクたちのお母さんは、ボクたちを育てている場所から追い出されてしまったんだ。わざとじゃないらしいんだけど、猫の事を良く知らない会社の人たちが、お母さんだけ追い払ってしまったら、ボク達がいたって訳。

それで、優しいおじちゃんが家に連れ帰ってくれたんだけど、そこにはもう保護猫7匹やら病気の老犬、保護鳥などがいっぱいいて、ボク達5兄妹を飼って貰うのは無理なの。

それでも、お母さん代わりのゆみ吉さんは必死で育ててくれているよ。このゆみ吉さんは、かわいそうな子を放っておけない優しい人なんだ。エイズキャリアのチョロ君もいるし、トトロの森から助け出した親子猫もいるの。それから、川口さんちのゴマちゃんの娘のモンちゃんもいるんだよ。

ボク達は、これからもっともっと可愛くなる予定なので、写真も追加して貰うからね。是非応援してね。

(ボク達の事は、里親募集 No.403 で詳しく見てね♪)

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