ゴマ

秋だって?

Aug.21,2002

昨日の晩、またもやメールサーバーに不適切なフォーマットのメールが送られて来ているらしく、一切のメール受信が出来なくなった。プロバイダであるネットプロに電話するのは、朝の9時過ぎでないと駄目だ。一晩我慢して朝の9時丁度に電話したが、いつまで経っても留守電が解除されていない。もしかして営業時間は10時だったのだろうか?9時半、何度目かの電話にようやく人が出た。この一月に何度かこうした現象が起きている事を説明し、どこからどういうメールが届いてこうなっているのか調べられないのかと訊いてみるが、たとえ技術的にそれが出来たとしてもプロバイダがそれをする事は通信法で禁じられている行為だと言われる。しかしメールフォーマットの問題であるという事は教えてくれた。

果たして故意に(悪意で)おかしなものを送りつけて来ているのか・・・それだけでも知りたいのだが、今度もまた全ての着信メールを削除するしかないらしい。今回も前回と同様、ネスケのメッセンジャーでもアウトルックでも受信不可能だった。念のため、アウトルックよりも高機能だと聞いている「ベッキー」をダウンロードしてオンラインんで支払いも済ませておく事にした。それで受信出来なければ、次回もまた全部削除だ。サーバー上で閲覧して削除も出来るというソフトをPCショップで見たがち、それはアウトルック専用であった。どうもアウトルックは使いたくないのだ・・・偏屈なようだけど。しかし正しい判断であるとは思っている。

個人にしてはメールの受信件数が異常に多い、とは思う。何か商売をしているとか巨大なメーリングリストにでも入っていない限り、こんなにメールが来る家はないだろう。日に100件は当たり前に届く。しかし、かつて大手愛護団体のメーリングリストに入っていた時、何かの問題で紛糾しているような時ですら、この1/4程度のメール件数だった。やはり今後の対策をもう少し考えてみたい。ウェブメールを使うと良いのか?しかしメールアドレスを増やすのは面倒で嫌だ。どなたか「ベッキー」を使っている方はいらっしゃいませんか?(確か、ちーちゃんの飼い主・工藤さんが会社ではベッキーユーザーだと聞いたような気がする・・・)ガイドブックまで出ていた位だから、さぞかし色んな機能があるのだろうが、まだ送受信位しかしていない。ゆっくりとメッセンジャーから移行したいと思う。

さて、今日も色んなご相談があった。仔猫を保護したいけれどまだ離乳していないようだ・・・母猫の姿もある・・・仔猫を預かって貰える人はいないだろうか・・・というものには、今急ぐのは仔猫の保護ではなくて母猫の避妊ではないか・・・仔猫は自分の家で一時的にでも預かれるのでない限り里子には出せないし、病気でもない限り急いで保護すべきではないという事を申し上げた。これは、里親募集やSOSを引き受け続け、自分でも保護やエサやりを続けて来た中で得た教訓だ。「全ての野良猫を家猫にする事は出来ない。」しかし野良猫であっても、その中で可能な限りの事をしてやりたい。避妊はその最たるものだ。そして、その上でエサやりを続けてあげるしかないケースが殆どであると言って差し支えないだろう。

かと思えば、奈良の大学生から相談を受けていたケースは、保護主本人のオフラインでの努力が実って、無事里子に出せたという報告も届いた。アドバイスしたのは「保護したら先ずは病院」という大原則だ。これを学生だからという甘えなしにきちんとしてくれたお陰で、失明するかも知れないと心配していた目も綺麗に回復したようだ。あれっきりになってしまうかと思って出した厳しい内容の返信だったけれど、報告には感謝が添えられていた。ありがたいと感じたのは私の方だ。感謝など求めてはいないけれど、ありがとうの一言で随分と気持ちがすくわれる。(「救われる」のではなくて、沈んでいたところから掬い上げられるという感じかな)

今回の台風はスピードが遅かったので、随分長時間に渡って雨が降り続いた。しかし、日本ではさしたる台風被害のニュースを聞かなかった。しかしヨーロッパ中部の洪水関連のニュースでは、やれ貴重な文化遺産が水に浸かっただとか、動物園の動物たちが射殺されたり泥水の中で数日間頑張ったけれど救出されて運ばれる途中で息絶えたなどの悲惨な状況を見聞きする。今回の大洪水は150年ぶりだと言うが、そもそも降水量は全部で250ml程でしかないという。日本では数時間でこれ位降ってしまう事もザラだが、ヨーロッパでは短期間でこんなに降る事はまずないので、治水対策が日本程にはされていないらしい。滅多に降らない大雨の為に治水する治世者がいなかったのは、これは仕方ないのだろう。

しかもいつまででも町から水が引かないのが不思議だ。日本では河川が河口から100キロメートル遡ると海抜が100メートルは高くなると言うが、ヨーロッパの殆どの地域では10メートルほどしか高くならないと言う。つまり川の傾斜がゆるく、水はゆっくり流れるという訳だ。そして洪水被害は、これからまだ下流地域に広がる可能性が高いという事だろう。私はこれまで洪水に遭遇した事はないけれど、特に水が恐い私には恐ろしい災害だと思う。低い土地には住みたくないと痛切に思う。

台風が去ったら、いきなり秋が来たかのようだった。今もそうだが、昨夜は久し振りでエアコンを切り、窓を開けた。空気が湿っていないし重たくない。今朝も涼しかった。セミは鳴き陽射しは強いけれど、やはり湿気がないようだ。このまま秋に突入・・・では寂し過ぎる。夏は暑くても好きなのだ。常夏でも良いと思う位、夏が好き。ああ、また次の夏まで長い月日があるのだと思うと、人生の「夏」は再び訪れないだろう事への郷愁も重なって、しみじみと寂しい。せめてもの慰めに秋の実りを享受したい。キノコをいっぱい食べ、秋刀魚を誉め、新米を愛でよう。

今日のにゃんこ


兵庫県西宮市でたくさんのニャンコが里親さんを待っています。

生後3〜4ヶ月くらいの仔猫がいっぱいいます。仔猫同士で元気に遊んでいます。他の猫がいても大丈夫な元気な子たちばかりです。


(ボクの事は、
里親募集 No.407
で詳しく見てね♪)

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