多摩川に出没していたアゴヒゲアザラシの「タマちゃん」は、姿を消していたと思ったら何と鶴見川にいるらしい。よりによってどうしてあんな汚い川に・・・。一級河川の中でもワースト3だというではないか。川沿いには工場が多いし、生活排水も垂れ流している感じの川だ。毎日鶴見川にかかる橋をその日の気分と混雑具合で選んで渡っているが、まさにその幾つかの橋の付近で目撃されているという。鷹野大橋、樽綱橋、大綱橋・・・支流の矢上川(そこも充分に汚い川だ)の方まで遡っているらしいが、いずれのポイントも全て港北区である。行き場所が限定されている私の、まさに行動エリア内である。見物人が押し寄せると嫌だなあ・・・と思っていたら案の定、エサやりに行く途中の橋には人がいっぱいだった。河川敷にも人だかり。何が楽しくて、押し寄せるのだ?
そして鶴見川に来たから「ツルちゃん」になるのか?いつまでお祭り騒ぎしていないで、さっさと保護してあげれば良いのに、一体どうなるのだろう?あんな鶴見川になど長く滞在したら、絶対に病気になるぞ。専門家も皮膚病にはなるだろうと言っていたからね。せめて利根川にでも行きなさい。そして「トネちゃん」とでも呼ばれなさい。兎に角、鶴見川だけはいけない。しかし大田区の呑川などに行ったら、もっと酷いなあ・・・。ローカルな話題でスミマセン。 昨日、写真で報告した山下さんの保護した「シロちゃん」は、今日が手術だった。手術するにあたり、骨頭部の骨折という事でマルコと同じかと思い、安静を保ってしばらく様子を見た方が良いのかと思ったが、マルコの世話をしてくれていた先生に問い合せしてみたら、部位にもよるし、その子の成長の度合いや体力にもよるので、一概には言えないと答えてくれた。マルコの場合は、もう1本の足を切り落とすだけで精一杯という位、身体も小さく(今は大きいが)しかも衰弱していたと言う。断脚した後は、まだ人馴れしていなかったのでケージの中で安静が保てたのが幸いし、骨頭部はうまい具合に自然とくっ付いたようだが、今後関節に変形が出ないとは言えないし、成長板部分が横に割れていたのでその影響がどう出るかは解らないのだと改めて言われてしまった。
元気で走り回っているマルコだけに、そんな事を考えると不憫で仕方ない。大人になってからの手術は、まだ可能性としてある訳だ。手術などさせたくない。奇跡が何度でも起きますように!シロちゃんの事を考えていたくせに、ついつい我が子可愛さでこうなってしまうのだから、私も博愛主義とは言えないよな。ごめんね、シロちゃん。 しかしシロちゃんの手術は、早目にしておいて正解だったようだ。以下は今日の山下さんからの報告。
早く更新を終らせて寝たい。最近マルコは、私がベッドに入るとすっ飛んで来て、横にコテッと横たわり、ゴロゴロぐにゃぐにゃと甘えるのだ。すっかりママだと認知してくれたみたいで嬉しい。時々私の口のあたりに自分の口元をくっ付けてくる。そうすると安心するようだ。やっとジーコもマルコの唐突な攻撃から開放されて、ぐったりと寝ている。お疲れ様、みんな。
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