ゴマ

あたしも複雑

Aug.28,2002

昨夜は暑いと思ったら、やはり熱帯夜だったらしい。湿度が高くて気持ち悪かった。でも寒いよりはずっと良い。明け方に降っていた雨も日が昇る頃には上がり、今日も残暑が厳しそうだ。

厳しそうだ・・・と言ったのは、今は朝だからだ。仮眠をとると寝起きが辛い(手足は強ばる、目は痛いほど乾く)ので、そのままご相談メールの返事などしながら起きている。出掛ける用事があるのと、午後には義姉が来る予定なので、一区切りついてから仮眠をとろう。どうせやる事は山ほどあるのだ。



やる事と言えば、家の中を片付けなければならない。2部屋しかない2階の向こうの部屋はすっかり物置部屋と化してしまっているし、舅が亡くなってから大分と捨てたけれど古い不要品の家具がまだたくさん1階に残っているのだ。

そして、まだ捨てる事を姑に承諾を得ていないガラクタが山ほどある。目薬のキャップや料理屋の割り箸の箸袋、ワインのコルク栓などの意味不明のコレクション(?)はさっさと捨て、古着は然るべきところで貰って戴き、ワインの空き瓶600本余りは何度かに分けて資源ゴミ回収に出したが、まだ舅の集めた幼児向けのオモチャが山ほどある。

本もカセットテープも汚れた縫いぐるみもたくさんある。これらは何となく捨て難いが、モノを捨てない生活はゴミ御殿への道まっしぐらである。

家具だって、サイドボードだけで5つもある。洋服ダンスも、使っていない物凄く古い(かと言ってアンティークとは呼べないシロモノ)が2棹、食器に至っては使っていないものが押入れに一杯入っている。全部捨てたい。

思えばこの10年間、同居した事を悔やみつつも、いつかはあのガラクタを全部捨ててやるぞ!と思う事が心の張り合いになっていた部分もあったっけ。その時の事を想像しては、やり場のない思いの溜飲を下げていたのだった。

あの家具をお金を払って且つ指定場所まで苦労して運んで粗大ゴミに出すよりは、家の中まで取りに来てさえくれたら幾らかお支払いしても良い位だと考えている。

幸い、アザラシのタマちゃんが出没する川沿いあたりにはリサイクルショップが何軒もあるので、一度相談してみよう。しかし急いで何もかも捨ててはきっと姑が寂しがるであろうと考えて、ゆっくりと事を進めているのだ。鬼のような優しいような嫁である事よなあ・・・。かくも人間の心というものは複雑なものだという事だろう。



アザラシのタマちゃん・・・痩せてきているらしい。鶴見川に魚などいるのだろうか?しかしかつて釣りをしていた頃、多摩川にかかる丸子橋のあたりでは鮒と鯉が良く釣れていた。ちょうどタマちゃんが多摩川で目撃されていたあたりである。水は臭くて濁っていた。手を川の水で濡らすと、後が臭くて堪らなかったのを覚えている。しかしそんな濁り水の中でも、鯉は棲息しているのだ。しかし鶴見川は、多摩川よりもずっと汚い。生きている川だとは思っていなかった。河口に近いあたりは、水量こそあれどドブ川に見える。

釣りの記憶では、多摩川の丸子橋辺りは河口から僅か数キロなので、潮の加減ではボラも釣れた。それがもっと上流に行き、東名高速の橋の下あたりになると、水は遥かに綺麗だった。そこではハヤとかヤマベがたくさん釣れた。ヤマベは天麩羅にして食べた。そしてハヤは水槽で飼っていた事もあった。ああいう川魚(しかも小魚の部類だ)は気が荒くて、繁殖期には水槽の外にまで精液(と呼ぶのかな?)を飛ばして、水槽のろ過装置や酸素を送るチューブが真っ白になった。その後は釣りをやめたので、買って来たメダカを飼ったり、貰った金魚を飼うのに苦労したり、熱帯魚は今も飼っているがこれが一番飼育が楽みたいだ。水質さえ安定してくれたら、あまりこまめに水を替えたり水槽を掃除したりしなくとも元気である。長生きの魚ばかりだ。なのでいつまでも水槽を撤去出来ない。

夕方までそのまま寝ずに仕事していたら遂に頭がグラグラしてきたので、ちゃんとベッドで寝る事にした。猫たちをかき分けて、いや、猫たちの邪魔にならないように間を縫うようにして横たわる。マルコが腕の中にシュルシュルと素早く移動し来て、ピッタリとくっ付いて寝ていた。物凄く暑い。エアコンは常時入っているのだが、仔猫の体温は高いし密着しているとアンカのような暑さだ。しかし気持ち良さそうに眠っているマルコを起こしても可哀想だから、じっとしたまま耐える。しかも、折角母猫と思って甘えてくれているのだもの、この至福には代えられないではないか。

しかし目覚めた時には、腕の中ではマルコがアインにすりかわっていた。まあ、何時の間に・・・。膝を曲げた裏の窪みには、ジーコがくっ付いて寝ている。頭は枕から落ち、枕にはミュウが乗って寝ていた。もはや動けない・・・。ガリバーがはりつけられたようだ。甘ったれがたくさんいると、毎日磔にされて寝るしかなくてとても疲れるのだが、それもまた嬉しい。かつては夏場にこんなには寄って来なかったと思うのだが、ライバルがたくさん増えた事で、競って甘えているのかも知れない。

しっかり起きてPCの電源を入れ、メールチェックしたらわずか4時間で着信が48通。ゴミメールは捨てて、里親募集の掲載依頼から整理を始める。今夜は掲載目標8件。どこまで出来るだろう?

今夜はもうこれ以上届かなければ良いのだけれど、どんなに頑張って処理しても仕掛中の要件が減らないのは、依頼事項の数が処理スピードを上回っているからだ。



それにつけても、メーラーを「ベッキー」にして本当に良かった。受信せずにサーバー上で着信メールの確認をし、不都合と思われるものはその場で削除出来るだけでも有り難い。大変に重宝している。かつて鈴葉先生からも推奨されていたので、もっと早く乗り換えるべきだったのだ。しかしブラウザは、先生からご推奨賜ったものを即座に購入した。Opera6.03Jである。サーチエンジンで検索したところCD-ROMでたったの600円だもの、その場で申し込んでしまったわさ。早く届かないかなあ?

今日のにゃんこ

アタシ、こう見えてもサビ猫なの。子熊じゃないのよ、失礼ね。大きくなったら、多分ジャムちゃんみたいに美人になるわよ。

アタシたち、野良猫のお母さんから生まれた4姉弟だったんだけど、猫嫌いの人間たちから苛められていたの。

それで見かねて、タムお姉さんが保護してくれたの。でも、お母さんは貰い手がないと思われていたのよ。それが、タムお姉さんのお友達の家にずっと置いて貰える事になったんだって。

アタシたち仔猫よりも先に、野良猫だったお母さんが里子に行けたなんて凄い奇跡でしょ?タムお姉さんなんて、嬉しさのあまり鼻血を出しちゃったのよ。可笑しい人でしょ?

早くアタシも、優しい人間のお母さんが出来るといいなあ・・・。
(アタシの事は、里親募集 No.475 で詳しく見てね♪ )

「今日のにゃんこ」を募集します!詳しくはこちら

inserted by FC2 system