ハナ婆ちゃん

Oct. 1,2002

予告していたSOSがやっと立ち上げられた。長崎のハナお婆ちゃんである。みなさん、この三重苦の猫を、どうか応援してあげて下さい。鼻が黒いので「ハナちゃん」になったらしい。これではまるで、私の愛しいハナクソと同じではないか。白黒の具合もちょっと似ている。尤も鶴見のハナちゃんはゴロゴロ言って甘えたりしてくれないのだが、このハナ婆ちゃんは大変甘ったれのようだ。元々は飼われていた猫なのだろう。

大分年寄りらしく、背中の部分の黒い毛がすっかり茶色く変色している。外にいる子にもよく見られる特徴でもある。それでもかなり美人さんだと思うが、如何でしょう?これまでのSOSと同様、やりとりしたメールを公開させて戴いているが、今回は支援するに至ったやりとりの肝心な部分は殆ど電話で行われたものだから、むしろ今後保護してからの経過報告をご期待戴けたら嬉しいです。保護主・美穂ちゃんは、昨日は声も明るく元気になっていたので、ひとつ障害を乗り越えた後の人間というのは、やっぱり清々しくて頼もしいと思った次第。お母さんもなかなか知的で、そして礼儀正しい常識のある方だという事は昨日も書いたけれど、横浜のお節介オバサンとしてはそれだけでも報われた思いがするだ。支援した相手が親の保護下にある場合は保護者ときちんと話さないと、旧世代の私としては物事が胃の中にきちんと収まらないような感じがするから。(そうか・・・それで「腑に落ちる」という言葉が生まれたのだな・・・と実感した。)

3本足のクロちゃんも、なんと貰い手がついた。良かった・・・但し保護主(というよりも元親)に手術費用や入院費の支払い能力がない。引き続き支援だけはしていきたいと思う。只でさえボランティアで野良猫たちを全く利益なしで診て下さっている先生に、それを全て被らせるのは間違っていると思うから。先生、元気で長生きしてください。まあ、まだお若いけれど。という訳で、クロちゃんのSOSは無事終了しました。ご支援、有難うございました。他の子たちも、チャッピー改めマリリンちゃんやクロちゃんに続け!ハンディがあっても、こんなに幸せになれるんだよ・・・とマリリンちゃんも言っているよ。

戦後最大規模の台風が来ると聞いて外にする野良猫たちへの心配も最大級になったが、それを除けば何となくビッグイベントという感じがして、不謹慎ではあるのだがワクワクしていた。こういう矛盾も実際に存在するのだから、仕方ないよね。しかし速度の速い台風は、あっという間に通り過ぎてしまったようだ。今は虫の声も聞こえている。よし、これで夜中のエサやりは決行出来るぞ。みんな無事でいてよ。ご飯食べに出て来てね。

昨夜は完徹だったので、エサやりして来たら寝ますよ、今夜は。ninaさんやMoelさんや高円寺の美保ちゃんからも嬉しい報告が届いているのだが、有り難いなあ・・・そういう(どういう?)報告をして貰えるというのは・・・としみじみしてしまった。詳しい内容は、またいずれ・・・という事で、さあエサやりにGO!

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