今朝の目覚めは午前６時少し前。部屋がとても寒い。先日届いたばかりのハロゲン・ヒーターのスイッチを入れる。直ぐに暖かくなるので大変便利だ。そろそろオイルヒーターをつけて寝ないと、アインにの身体には寒さが堪えるかも知れない。去年まではエアコンをつけて寝たのだが、どうにも乾いて仕方ない。加湿器もあるのだが、これは窓の結露が酷くなる。結露はカビを呼ぶ。カビはアレルギーを呼ぶ。猫の事を考えると、どんどん心配が加速する。過保護と笑われようと、年寄りの猫を何匹も抱えていると何かと心配なのだ。部屋の温度くらいの事だもの、これ位は過保護にしてあげたい。

起きる直前、またも夢を見た。私は会社の文化祭（？）の準備で展示用のパネルを作っている。研究活動の発表らしいのだが、４件のＳＯＳについて報告しようとしている。３つは忘れたが、１つは猿を助けるＳＯＳだった。檻に入っている３匹の猿の写真を、まだ鮮明に覚えている。そしてその３匹はいずれも「キジトラ」だった。

パネルには写真だけ先ず貼り付けてしまい、説明の文章はどうしようか？と困っている。こういう按配に、何かと計画性が乏しいのだ、私は。思いついた傍から本番を始めてしまうから、後から調整に苦労するのだ。残ったスペースに丁度良く収める事は、なかなか難しそうだ。手書きでは汚いし、私の大きな文字では全部入りきれないだろう。

和文のタイプライターを探していると、テレサ・ちんのデスクの上に、なんとも小さくて素敵なタイプライターがある。電卓ほどの大きさで、しかも華奢に出来ている。電動タイプではなく、キイが飛んで行って刻印する昔懐かしいタイプライターだ。なにやら文章を打ちかけているらしいので、これは借りられないな・・・と諦める。（注：先日、テレサ・ちんはとても小さなデジカメを買って、そいつを見せて貰った事が微妙に記憶の中で形を変えて出て来たのだろうと思う）

時間が残り少なくて焦っている。しかも私は急いで出張精算をしなければならない。それをしておかないと、パネル展示の予算が足りないのだ。記憶にはないのだが、どうやら九州は熊本へと行って来たらしい。清算書には上司に捺印して貰わなければならないのだが、何と上司は忌まわしいピエールであった。忘れていたなあ、ピエールなんて。でも、夢の中でも頭が薄くてコロコロしていた。そして相変わらず調子が良かった。

上辺だけ調子を合わせてその場を逃れ、自分のデスクに戻るとパネルに貼り付けるべき文章のコピーが完成していた。どうやらみょーこ姉ちゃんが、コピーを駆使してサイズがおさまるように工夫してくれたらしい。そうか、そういう手があったのか・・・それにしても、迷い猫のチラシを２０００枚もコピーして貰った事が、記憶にあったのかなあ・・・。そう考えると、私の頭の中はとても単純らしい。