全国のエサやりの皆さん、良い季節になりましたね。寒くもなく暑くもなく、薮蚊もぐっと減り、エサやりには快適な短いシーズンですね。皆さんにも野良猫にも、良い事がいっぱいありますように!
今朝は、爽やかな目覚めに近かった。時計を見ると5時半。部屋がまた寒い。しまった、また暖房を入れておくのを忘れた。アインはダイニングの椅子の上で寝ている。アインの寝場所がこちらに移ると、寒い季節の到来なのだ。キッチンにガスファンヒーターをつけ、寝室にエアコンの暖房をいれる。ちょっと部屋を暖めた方が良さそうだ。寒暖計はないけれど、この寒さでは10度を割っているかも知れない。しかし朝の冷え込みは、昼間の晴天を約束しているようなものだ。 7時前には朝食を済ませ、8時前に入浴した。これも久し振りだ。腰湯にしてゆっくりと浸かる。晴れた休日の朝、風呂に入れるなど、なんて自由で幸せなんだろう。舅が生きていた頃では考えられない事だ。何時に入ろうが、目敏く「今頃入るのか?」とイヤミを言われたからね。やっと寝たからと思って風呂に入るのに、出ようとすると起きてきている。「何だ、今頃風呂か?」うるさい。でももう舅はいない。ブラボー。 昨夜までの廃人のような状態は辛うじて脱した。あまり飛ばさない程度に、朝から溜まっている更新を片付けて行く。里親募集だけで精一杯だが、少しははかどったかな。 先日、唐突にこんなメールが届いた。その意味が解らないので、どういう意味か尋ねたのだけれど、返事は今のところ届いていない。色々に解釈出来る内容なのだが、以下に全文引用させて戴く。(差出人さんが見て下さっていたら、お怒りにならずに最後までお読み下さい。)
決して悪意のあるものではないと思う。自分もペットの鳥のために税金を喜んで払うと言っている部分など、きちんとリスク負担を考えているし、建設的な意見でもあると思う。無責任な飼い主がいる事も誠に事実だ。ペットとして猫を飼う人もいまだに二極分化されていて、ペットごときに余計なお金を遣いたくないと平気で言える人もいるし、完全室内飼いで避妊は当然と考えている人達も少なくはない。しかし前者の方が、どうやら多いような気もする。この人の言う事もかなりの部分尤もなのだ。 ただひとつ残念に思ったのは・・・・・仔猫の命が失われた事は勿論とても悲しい事実だが、それは因果関係を知らなかったのだから今更言っても詮無い事だ・・・・・子供が猫嫌いになるかならないかの鍵を握っているのは、無責任な飼い主たちではなくて、やっぱり母親なのだともう少しだけ強く感じて欲しい。母親の影響は本当に強く、幼児期であれば幾らでも母親の接し方ひとつで子供は変わると思うから。 この人が私のサイトへの批判としてメールを下さったのではなくて、建設的な意見をぶつける場として私を選んでくれたのだと解釈しているし、私もここで引用させて戴いたのは批判し晒し者にする為ではなくて、悲しい結末となった仔猫の問題を通じて、どうか小さな弱い命を守ってあげられる子供に育てて欲しいと心から願うからでしかない。メールを下さったのは、真剣に色々と考えての事だったろうと思う。それを汲み上げられる程に私に力がない事が申し訳ないが、私も一個人・・・みんなが個人レベルでもいいから、一人一人が当然の事として弱者をいたわろうよとしか言えない。 愛護などという言葉を使うつもりはない。愛護などではなくて、日常の当然の事として野良猫にも接したいだけだ。無責任な飼い主への罰則は、是非とも実施して欲しい。そして近く、そういう無責任な飼い主によって虐待に近い環境で放置された飼い猫のSOSを立ち上げる事になると思う。 その猫は横浜市のある小売店を営む家にいる長毛の純血種で、家族が「純血種は繁殖させると金になる」と言って近所のブリーダーから安く買って来たものだったらしいが、直ぐに興味を失って、かれこれ7〜8年間も家の外に短いロープでつながれっ放しでいる。野良猫ように自由すらない。両目は白濁して全く見えず、去勢もされていない。身を隠す小屋もない。獣医さんに相談の上、保護を申し出て近日中に病院に連れて行く事になると思う。そして一時預かりを含め、里親募集をかけたいと思っている。取り急ぎ、間に入ってくれているKさんから写真が届いたので、ご覧下さい。
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