ミュウ

雨の予感

Oct.23,2002

昨日あれだけ天気も体調も良かったというのに、今日はもう下り坂だ。曇っているだけでは済まないだろう。絶対に雨が降るぞ・・・と思う。早く晴天続きの冬が来てくれた方が私にはマシだが、寒い季節は今度は野良猫が心配。悩みは尽きない。

久々に、鮮明な夢を見た。突然、叔母(母の妹)が訪ねて来る。ニコニコして、良い報せだと言う。どうやら私の就職先を世話してくれたらしいのだ。叔母の夫は、ある国際機関の重鎮だ。しかし人柄の良い謙虚な叔父で、子供の頃から大好きな人だった。その叔父の口利きで決まった就職先らしい。現実には、私はコネを利用して仕事を探した事は一度もない。気が小さいくせに自由度を求めるので、いざという時に煩わしいのは嫌だ。私の行動が、世話をしてくれた人のメンツを潰す結果になっては困る。

しかし夢の中では、仕事の紹介をお願いしていたらしい。内定したという仕事は、大企業の中の「旅行代理店業務」を受け持つ部門らしい。入社前研修が、1ヶ月間伊豆の修善寺であるという。集合場所と宿泊場所を示す地図を見ている。ここまで決まっていながら、私は気が重い。1ヶ月も、こうちゃんや猫たちと離れて暮らすのは嫌だ。しかし世間の常識では、そんな事が理由にならない事も承知している。しかも今回採用される他の同僚というのは、新卒の女の子ばかりだ。娘ほども歳が違う。こちらは良くても、相手はやりにくいだろうなあ・・・と考えている。どう言って断ろうか、そればかり考えていた。そして、夢はまったく別の場面へと変わる。

私は実家におり、高校に通っている。大学を卒業して20年余・・・就職や結婚や離婚や転職を繰り返したこの歳で、またもや卒業した母校に通っているのだ。このシチュエーションは、幾度となく夢に出て来る。母親の主義で、大学まで卒業した後は何度でも中学に通わされているという事もあったのだが(悲惨な夢だ)、今朝は再び高校に通っていた。場面は夏の朝らしい。洋服ダンスの中を探しているのだが、自分のセーラー服が見当たらない。そう言えば、私の大学在学中に妹が「お姉ちゃんのセーラー服、もう捨てても良いでしょ?」と言って(これは現実の出来事)、夏服も冬服もそっくり捨ててしまったのだという事を思い出す。敢えて制服を着て行かない程の勇気はない。しかし、もし当時の自分のセーラー服があったとしても、サイズが合う訳がないのだ。あんなモン、今となってはリカちゃん人形のお洋服と変わりがない(つまり、サイズが・・・)。

制服は諦めるが、外を見ると雪が降り積もっているではないか(夏だったはずじゃないのか?)。とてもじゃないが、寒くてスカートなど穿けるはずがない。妹にズボンを借りようとしている。妹は大変衣装持ちである。現実の世界では、私は時々お下がりを貰っている。なのに夢の中の妹はケチで、貸せるズボンは無いと言う。しかし下着姿では登校出来ないじゃないか。苛々しているうちにどんどん時間が過ぎてしまい、遅刻しそうなのでクルマで学校へ行っちゃおうかと考えている。支離滅裂。

今、就職をするかも知れない仕事先というのは、夢に出て来たようなものではない。民間企業ではないのだが、担当業務も面白そうだし、車通勤も出来る。待遇面で今調整中なのだ。だから、今の気持ちが夢に現れたと考えるのは深読みし過ぎというものだ。しかし、また学校に通わなくてはならないという夢は、相当に悪夢だと思う。これを繰り返し見るというのは、一体どういう心理状態なのだろうと考え込んでしまう。

実際に1ヶ月もの間こうちゃんや猫たちと離れている事は、私には出来ない。1週間でも嫌だと思う。以前の結婚生活では、仕事の為に家を空ける事も頻繁にあったのだが、今は絶対に嫌だ。だって寂しくて我慢出来ないだろうから。

という按配で夢見は悪いし(石塚夢見が悪いと言っているのではない、当然だが)、早くも体調が下降線だし、締め切りのある仕事を残しているにも拘らず、集中するのにパワーが不足して、大変な一日となって行った。ぐったり。

今日のにゃんこ


(右)ボクはママを知らずに育ちました…。

(左)アタシは、子供をもつ予定がありません…。

(右)ボクはもうすぐ新しいおうちにいきます。きっと幸せになれるよ…。

(左)アタシはまだ、運命の人に見つけてもらえるのを待っているの…。


今宵ひととき、母子のように、姉弟のように。

(白茶のアタシの募集はNo.587で詳しく見てね♪)

                    「今日のにゃんこ」を募集します!
詳しくはこちら
前日の「猫雑記」へ 翌日の「猫雑記」へ

月別INDEXへ戻る

「猫雑記」INDEXへ戻る

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》INDEXへ戻る

inserted by FC2 system