ゴマ

レースクイーン

Mar.25,2003
雨の五十日。朝の通勤路も渋滞したが、昼休みの後で駅近くの川崎市役所まで行ったら、めちゃくちゃな混雑で辟易した。むろんバスで行けば気楽なのだが、紙の書類を抱えていたし、雨は結構降っていて靴がぐちゃぐちゃになるのも嫌だった。しかも、腰が痛いのに駅から歩くのもきつい。

という具合に自分に言い訳しながら、自分の車で行った。もちろん交通費は自腹だ。バス代で請求しても良いのだが、たかが往復400円の為に外勤命令書を作って関係各所に回し、忘れた頃に銀行振込で支払われるシステムなんて・・・。しかも年度末という事で、全ての締めを今日の午前中にしなければならなかった。市役所に持って行くいく資料作りがどうしても先決だから、400円は捨てた。どうして小口現金が一切無いのだろう?お茶代を全員から集めて、それでお客のお茶やコーヒーもまかなっているらしい。不思議なところだ。役所ってみんなそうなの?違うよね?

市役所の駐車場は狭かった。道で駐車場待ちの行列に並び、延々と待ってやっと入れた。正直言うと疲れてしまったので、もう2度と行きたくないけれど、また4月には記者発表用のニュースリリースとして配布資料を作って持って行かなければならない。次はバスで行くさ。そして仕分があるのだから、二人頭で行きたいよ。

それにしても天気予報の嘘つきめ。午後は雨が上がって曇りだと言っていたのに。一日中降っていたじゃん!

昨夜、寝る前にリンリンとランランの様子を再度見に行ったこうちゃんが戻って来て「カズエちゃん、もうあの子たちは(里子になんか)出せないよ。」と言う。「どうしたの?」と訊くと、長時間部屋に一緒にいたら、初めてリンリンが何度も頭突きしながらスリスリしてくれたのだと言う。ランランは箪笥の上にいたので、おろして抱っこしたらゴロゴロとのどを鳴らしたらしい。それでグッときたらしいのだ。部屋を出ようとすると、「行っちゃ駄目」とでも言うような顔をしていたと言う。

一度部屋を出てしまうと、再度入った時にはまた最初からやり直しにはなるのだが、それでも少しずつ気持ちがほぐれてくれる瞬間もあるという事だ。うちに来て以来、まるで野良から保護した子のようだった。里親の元では、近頃はよほど荒んだ精神環境にあったのだろうと推測する。2階のちょっとした物音にも異常に怯える2匹。普通の飼い方をしていたら、ああはならないだろう。この子たちは野良経験がなかったのだから。里子に出した時(既に生後6ヶ月近かった)も、とてもリラックスして堂々としていたのだ。返す返す腹立たしい。

それにしても疲れた。昨夜更新を飛ばし過ぎたせいもあるだろうし、やはり時間に追われて朝からカリカリやっていたのが堪えた。今夜こそ「猫雑記」だけで寝る。

ゴマやジャムは色が濃いものだから、部屋の中程では被写体として暗過ぎるのだが、光の射す窓辺ではとても映える。そして白いレースがとても似合う(と思う)。
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