ジャム

夏みかんクンクン

Apr.28,2003
最近、毎晩のようにカワムラさんがひきつけのような状態になる。喉をしゃくって「ゲ〜ッ、ガ〜ッ!」と繰り返す。身体はリラックスしているのだが、どうしてあげたら良いのか解らない。暮れにもそんな状態だったので、正月に10日近く入院させて全身スクリーニング検査した時に色々と原因を探って貰ったのだが、結局は解らず終いだった。カワムラは風邪をこじらせて蓄膿が悪化しているだけで、あとは青天の霹靂、何と健康優良児だったのだ。

しばらく喉や背中をさすっててやったり「苦しいねえ・・・可哀想にね。」と声に出して慰めるだけで、実際のところは何も出来ない。プロポリスは毎日飲ませ続けているが、嫌がる病院通いもさせたくない。この子は死にかけていたのを、家で看取るつもりで連れ帰った年寄り猫だ。苦しさだけ取り除いてやれたら、あとは好きにさせてやりたい。そして昨夜はずっとキスされ続けて、今朝はまた寝不足。しかし昨日少し昼寝しておいたので、さほど辛くはなかった。

さぞや道が空いているだろうという期待をして家を出たが、ガラガラという程ではなかった。しかし40分でラボに着いた。いつもより家を出るのが遅かったのに、着いたらまだ8時過ぎだ。よし、軽く洗車でもしてやろう。エサやり用の片手鍋で水を汲み、車に掛けながら手で汚れを拭いていった。これぞ正真正銘「手洗い」だ。しかし手は真っ黒。ありゃホコリというより油煙だな。屋根とホイールだけ除いて、全部綺麗にした。雑巾で軽く水気を拭き取っておく。職場でゆったり洗車出来るなんて、何という幸せ。

昨夜、エサやりの帰り道の事だった。交差点で信号待ちしていると、左隣にインテグラが並んだ。信号が変わる前から、騒々しい音を立てて回転を上げている。コイツやる気だな・・・と思って、そっとスポーツシフトに切り替える。こちらはおとなしく停まったままでいるが、相手はふかしながらジリジリと前に出始める。信号の先100メートル程のところには、ワゴンが路上駐車している。間違いなくそこまでの間に、こちらの車の前に出るつもりだろう。夜中近くの事で、他に殆ど走っている車はない。久し振りでやるか!と思う。

当然のようにフライングスタートしたインテグラだったが、こちらは青に変わってから落ち着いてスタートし、ロウからセカンドに上げてそのままレッドゾーンギリギリ(7000回転位)までアクセルを踏み込み、そのまま引っ張る。結果は全く勝負にならなかった。バイバイ、インテグラ。腕の差じゃない、エンジンの差だよん。オバサンだと思って油断するんじゃないのよ。けっけっけ。(インテグラ全般を侮辱している訳では決してありませんので、インテグラが好きな方はどうぞ誤解のなきよう)

さて、代休をとるはずの日に出勤してしまった。フルトさんが競馬とパチンコで収支がプラスになっているというので、女性陣にだけご馳走してくれる約束になっていたのだ。ま、殆ど私がカツアゲの如く約束させたのではあるが・・・。しかし女性陣を除いた殆どの人間が先日の代休をとっているはずなのでゆっくりと昼休みをとるはずが、研究業務室長が臨時で出て来てしまった。しかも弁当持参。これは遠くまでは出掛けられないぞ・・・と午前中からタケウチ・コバヤシはがっくりきている。

結局、足を伸ばそうとしていたファミレスは遠過ぎるので中止して、比較的近場の鋼管通りにあるトンカツ屋で済ませる事にした。但し単価はこっちの方が高い。みんなでゾロゾロと歩道橋を渡り、目当ての店まで近いとは言っても延々と歩く。「ホントにトンカツなんかでいいんですか?」と何度も訊く弱気なスポンサー。「良いっつってんでしょーがっ!」と一喝。私に怒られてばかりの可哀想なフルトさん・・・。誰か慰めてあげて。

ヒレカツ定食にした者、ヒレカツおろし定食にしたもの、チキンカツ定食にした者、そして私は遠慮なく一番高い(高いと言っても150円位高いだけだが)ヒレめんたい定食にした。何と言う事はない、ヒレ肉の間に大葉と辛子明太子が挟まっているだけだが。とっても美味しかったわ、フルトさん。(フルトさんが調理した訳じゃないけど。)また来月もご馳走してね。

コバヤシ「飯が少ね〜よっ!」

タケウチ「うぅ〜ん、フルトさんて渋い♪」 アライ「このお椀は硬くて食えん!」

フルト「ハーレム、ハーレム♪」

おやつには大好きなウエストのリーフパイを戴くし、美味しい一日であった。しかし晩御飯は何にしよう?わけぎがたくさんあるので、豚肉とわけぎときくらげと卵の中華風の炒め物にしようか。きくらげ戻さなくちゃ。ああ忙しい。

しかし今日は日差しの強い中を歩いたので、ちと無防備過ぎたのか夕方には紅斑が出ちまった。「UVカットのファンデーション塗ってる?」とこうちゃんに訊かれたので、「100円ショップのファンデーションだよ。一緒に行って買ったじゃん!」と答えた。「駄目だよ、医者にも言われただろ?」とこうちゃんはしつこい。ああ、面倒臭い。どうして女ばかり化粧しなければならないのか?何故、ある程度の歳になると、素顔で職場に行くとヒンシュクなのか?何故、男はスッピンで良いのか?私は男に生まれるべきだったとつくづく思う。

つい数年前までは、世の中を舐めていたせいもありファンデーションなど塗った事すらなかったのに、紫外線が持病を悪化させる等と医者が脅かすから、今では一応仕方なく塗っているのだ。お面被るのが一番楽だなあ・・・。シックハウスのクワハラさんみたいに防毒マスクにすれば良いかな。化粧もしないで済むし、そうすれば顔も洗わないで済む。

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