くっくっく・・・苦労した編集の第一段階が終わった。朝から昨日やり終える事が出来なかった分をやり、夕方の集荷でセキグチさんにドカンと発送して、今日は無事に開放された。だって所長が一日居ないからこれ以上の要求は来るはずもなく、今日しか羽を伸ばせないのだ。

と思っていたら、カクモトさんが出張先の秋田から私をリモートコントロールして、直しを入れさせる。だけどもう荷造りして発送しちゃったもんね。もちろんオリジナルには訂正を加えたが。ま、これが最終校じゃないのだから（と言うのは、締切を過ぎているのに憚れるのだが）、今日のところは勘弁して貰おう。どこかで見切らないと永久に続く。私は他の仕事があるんだ。一般公募のページを早く作って公開しろとせっつかれるし（それは、始めれば直ぐに出来る事だが・・・事実、あっという間に更新したよ。あんなもの、自分のサイトの更新に比べたら「屁」みたいな作業さね。）、月末締切の記事原稿を書かないといけないのだ。これも所長の名前で出る記事だけに、始まったら「地獄へ逆落とし」だろうが、今は束の間の天国を味わっておくのだ。今夜は昨夜と比べたら、ずっと気分が良い。

しかし、午前中にはとんでもないトラブルも起きた。ラボのサーバーが落ちているのかと思ったら、どういう原因なのか全員のＩＰアドレスが一瞬にして書き換わってしまった。しかし他の人は直ぐに復旧したのだが、私のＰＣだけはいつまで経ってもネットワークに入れない。サーバー管理者のシモラさんが色々と調べて手を打ってくれて、結局は書き換わったＩＰアドレスのまま入れるようにしてくれたのだが、何故私のマシンだけが復旧しないのかという事が居合わせた人たちの中で議論された。何が他の人のＰＣと違うのか？

実は恥ずかしい事に、ＯＳがHome Editionなのは常勤のスタッフでは私のマシンだけなのだ。ネットワークに入ろうとしても他のマシンが見えない、ファイルサーバーに入れない等色々と支障があった。報告書も、私のマシンからではプリント出来ないファイルもあったし。メモリだけは頼み込んで先日やっと増設して貰ったが、それだって「何で足りないの？」と怪訝そうに言われたんだからね。１GBくらい積んでも別にいいじゃん！ヤマグチさんなんか２GB積んでいると言うぞ。

これは全ての責任が、勝手に購入したウラヤマ氏にある。そもそも私のＰＣは、当初ウラヤマ氏の一存でノートＰＣが用意されていた。しかし画面は小さいわ、キイボードは打ちにくいわ・・・ずっと我慢しつつ文句も言い続けて、やっと今年の春になってデスクトップを買って貰ったのだったが、届いてみたら何とＶＡＩＯだった。フルトさんに文句を言ったら、彼は反対したと言う。家で使う分にはいいけど、職場でＶＡＩＯ買うところはないだろう。

ウラヤマ氏はソニーが好きで、自分のＰＣもＶＡＩＯである（しかし最上級機種だからProfessionalである）。私のときたら家庭で楽しむ程度のものだ。「カメラも付いているし、今度はカワグチさんもテレビも見られるよ〜」とウラヤマさんはニコニコして言った。しかし、どちらも職場では使わない。ＴＶなんか家でもろくに見ないのだ。

やっぱりHome Editionである弊害は、あちこちで出て来た。それを待っていたのだ。今日は遂にブチ切れた。しかしウラヤマさんは不在だ。所長もカクモトさんも、フルトさんすらいない。穏やかなスエトミさんは、ニコニコして「購入責任者が、そこまで責任を持って欲しいね。」と笑っていた。

見かねてオグラ室長が、「川口さんに新しいPC買ってあげるよ。」と言ってくれた。何て素敵なお言葉。本当かな？是非買って下さい。でもお金が余っていたらで結構です。

さて、今夜は少し自分の更新を頑張らねば。明日はまた残業だろうから、間隙を縫って更新しないと大変な状態になっている。一体いくつの掲載依頼を溜めているのか、メールの整理も出来ていないので数えられない。どれが即掲載可能で、どれをどう戻さねばならないのか、そして写真は殆どがリサイズしなければならないし・・・。やはりタカサキムツコに秘書になって貰い、メールが来る傍からバリバリと用件を片付けて行って貰わないと、もはやちょっと位の時間が出来ても手が付けられなくなっている。かつてのようには、メールのフォルダも整理整頓が出来ていない。完全にキャパオーバーだ。

そんな私を尻目に、アインは強引に抱っこしてしまうし、マルコはわざわざ文句を言いにやって来る。わかったよ、遊ぶよ。しかしマルコは頭が大きい。そして上半身の発育ときたら・・・片足無いが為に余計に発達したのだろうが、パラリンピックに出したいような立派な身体だ。障害物競走でならば、ブッちぎりで金メダルだろう。