マルコ

ボクもいるよ

May 26,2003
昨夜は12時半に1階に下り、ポコ・ニャたちの様子を見てからペリーの部屋に行く。ペリーが見上げなくて済むようにと、床に座り込んで体勢を低くする。ペリーはベッドの上にいたが、自発的に寄って来て私の足に頭突きをする。ならばと思って背中に触れると、とたんに威嚇。おっかなびっくりなんだね。

玩具でさんざん遊ばせて、ペリーの息が上がってきたのでおしまいにする。おやすみ・・・また明日ね・・・一人で寂しいと思うけど、アンタがその気になったらいつでもルス・リマたちの部屋で一緒にママと寝ようね・・・解ろうが解るまいがお構いなしで話し続ける。時々歌も歌ってやる。隣の家に聞こえていたら、川口さんちのお嫁さんは気がふれた・・・と思われるかも知れないが、まあいいや。

ペリーの部屋を出る時、ふと見たら床に綿ボコリが落ちていたので、ついと拾い上げる。そのまま部屋を出て、直ぐに面している玄関の上がり口で、三和土に向かってつまんでいたホコリをポイと捨てたのだが、それを見たこうちゃんが「そんなところに捨てないでよ。」と怒った。「いいじゃん、これ位の事・・・」「ゴミ箱に捨てればいいだろ。」「どうせ玄関なんか(後略)・・・」とつまらない押し問答をしたら、すっかり気分が悪くなった。

最後に私が寝ているルス・リマ・カワムラの部屋に入り、少し遊ばせていたが、流石に疲れて眠くなったので、私は布団に入った。カワムラが直ぐに顔に覆いかぶさるように丸くなった。「首揉もうか?」とこうちゃん。しかし気分が悪い私は「いいっ!」と断った。こうちゃんは、それでも「だって揉んでおいた方がいいだろ?」と言って首をもみ始めたのだが、私は「揉んで欲しくないっ!」と布団を頭まで被った。するとこうちゃん、「わかった。じゃ、おやすみ。」と電灯を消してさっさと部屋を出て行ってしまった。なんなんだ、今夜は?!いつものこうちゃんと違うじゃん!

色々と思う事はあったものの、考えるのをやめて眠った。しかし寝ている間中、悪夢の連続だった。口にするのも憚れる内容で、すっかり疲れて目覚めた。まだ真っ暗だ。しかし起きてしまう事にした。2階に上がって行く。煙草に火をつけてから、PCの電源も入れる。そのまま起きて作業してしまったバカな私。こうちゃんも起きてしまい、仔猫たちの様子を見てご飯を上げたり(今の月齢だと、日に4食である)、12匹を一通り見て回る。ミュウが吐き、アインが吐き、カワムラがひきつけ、ポコが下痢し、ペリーがパンチする。やれやれ・・・変な時間に起きてしまった私が悪いのかな。でも、寝直すと起きられなくなりそうだったのだ。早くしなければ・・・と思いつつ、なかなか手が付けられなかったSOSを、ひとまず里親募集で掲載した。

流石に寝不足で一日が辛かろうと、朝の4時頃、禁じ手にしていた栄養ドリンクを飲む。以前、毎日1年間これで力を振り絞って仕事していたらねあとで身体がボロボロになった。以来、カンフル剤を使ってまでは頑張らないようにしていたのだが、そうも言っていられない時もあるのだ。飲んだら途端に、身体が熱くなった。

もしかしたら仔猫を急に病院に連れて行く必要が出てくる可能性もあるので、車を置いて行く事にした。こうちゃんがラボまで送ってくれて、帰りも迎えに来てくれるという大サービス。私を寝不足にした償いだな。

今日もミーティングを欠席して、昼の弁当は5分でかき込んで、ひたすら報告書のまとめをする。今日の課題は、各チームから戻って来た修正を入れて行く事。そして全てをプリントアウトする事だ。しかし、まだ届いていない分もある。もう・・・今日でお別れね・・・と思っていたのに。

ペリー

ばったり

May 26,2003

ペリーの元親さんたちは、ペリーの写真を見るとまだ涙が出ると言う。気持ちは良く解かる。私とて、たった3週間一緒に暮らしたリンランとの別れは、身を切られる思いだった。他の里子出しも全て、涙なしに遂行出来た事がないという情けない状態であった。

そのペリーは、帰宅して直ぐに部屋に行き、イスに座って名前を呼ぶと、トコトコと近寄って来たかと思ったら、ヒョイと膝に乗ってしまった。そのままお腹を見せて全身をグネグネさせている。頭にも触らせる。驚いたし感激したし、そのまま抱けるかと思いきや、突然噛み付いた。掌に穴が開いた。ま、いいさ。そのうち、噛まれると痛いという事を身を以って覚えさせてあげる。誰に指導してもらおうか?

ルスは活発だが、やはり岩手の猫というのは気が好くて性格がおとなしい(偏見か?)。そしてFIVキャリアである可能性が高いこの姉妹に、ストレスを与えたくないと思ってしまう。カワムラさんは、他の猫を組み伏せて噛んでしつけるような事はしない。ひたすらベロベロ舐めるだけだ。本当はジャムやゴマが一番適役なのだが・・・。しかしアインやジーコのいる部屋で、まだ手加減を知らないペリーを同居させる事は出来ない。私は過保護でもあるのだ。そして2階は狭過ぎる。こうなったら、3部屋で分けて暮らす方向で考え直した方が良いのかも知れない。

よし、ペリーにお姉ちゃんを貰おう。え?本気だよ。もう決めたんだ。先方にも直ぐに電話した。長崎からヒコーキで来るんだよ。誰かって?イオちゃんだよ。ずっと気になっていたんだ。保護主は肉武者@蒼さんである。彼女の気性は好きだし、その潔い心意気は密かに応援していたんだけど、なかなか甲斐性あるオンナで甘えてくれないから、彼女の猫を貰う事くらいしか思いつかないのさ。川口は箍が外れたって?違うよ。イオちゃんは予定の内だったんだい。

あとどうしても気掛かりだった岩手の小梅ちゃんには素敵なご縁があったみたいなので、これも近々ご報告出来ると期待している。良かった。幸せになってね。

ポコとニャは、既に目が綺麗になってきている。早く病院に連れて行って良かった。一応、明日はまたインターフェロンの注射に連れて行く。あまりに可愛らしくて、丸ごと口の中に入れてしまいたい。

おっと、スターシア・森から、緊急事態発生の知らせが届いた。どうやら仔猫を保護したらしい。彼女には今週末、コスモクリーナーDを10台搬送してくれる事になっている。まったく八面六臂のオンナだ。私も更新を頑張る。

前日の「猫雑記」へ 翌日の「猫雑記」へ


月別INDEXへ戻る

「猫雑記」INDEXへ戻る

inserted by FC2 system