イオとペリー

Jun. 3,2003
昨夜は更新を頑張っていたら、寝るのが2時になってしまった。それで「早く寝なくちゃ」と気が急くし、「疲れをとらなくちゃ」と強迫観念があって、つい寝る前にユンケルなんか飲んでしまった。これから眠ろうと言うのに馬鹿だとは思うが、疲れ過ぎていても眠れないし、とりあえず寝る時だけでも楽になりたかったのだ。結果はオーライ。

「オーライ」と言えば、こうちゃんが運転する時は私が助手席に乗るのだが、右折時に私が左方向の確認をして「左オーライ」と言うようにしている。その際、遠くに車が来ていても危険ではないタイミングであれば「オーライ」としてしまう。しかし全く車が来ていない時に「完全にオーライ」と言ってみて、はたと気づいた。「オーライ」とは「all right」である。全て問題なし・・・というところだろうか?だとしたら「完全にオーライ」では「馬から落馬」になってしまう。ならば遠くに車が来ているけれど、今サッと出れば大丈夫・・・という時には何と言おう?「かなりオーライ」では語源的に矛盾が生じる。じゃあ勝手ではあるけれど「オール」を取ろうか?「左はライト」・・・あれ?「ライト right」は「右」だよな・・・「左はライト」・・・駄目だ、こりゃ。

今夜はご飯を作るのが嫌で、近くのトンカツ屋に食べに行ってしまった。二人ともエビ・ヒレ盛り合わせを食べた。豆腐サラダというのも頼んだ。「こちら豆腐サラダになります」(なります・・・という言い方には違和感があるのだが、それはまあ良しとしよう)と言って、若いウェイターが運んで来た。見ると何も味付けがされていない。ドレッシング入ったステンレスのピッチャーを2つ置きながら、ドレッシングの説明をした。「こちら。ウマとゴメ・・・あ、ウマ・・・」何度言い直しても「ウマとゴメ」になってしまう。「梅のドレッシングと胡麻のドレッシングです。」と彼は言いたかったのだ。二人とも我慢して、彼の姿が厨房に消えるまでは反応しないようにしていたのだが、一旦笑いがこみ上げてきてしまうと抑えきれなくなる。食べている間中、そして帰り道もずっと肩を震わせて「ウマとゴメ」と言っていた。

そして私は、ウマとゴメの祟りではないと思うが、突然エビのアレルギーが出た。唇がただれ、しばらくは腫れが引かなかった。そう言えば、松本先生の動物病院の向かいにある飯屋で食べると、ボタンエビの頭の濃厚な味噌汁が出る事がある。それを戴くと、やはり唇が腫れていたっけ。なんだ、私にも食物アレルギーがあったんじゃん。でもこんな程度だったら全然気にせず食べるけどね。

仕事のことは思い出したくなくなってきた。今、関わっている仕事の全部の締切がが集中している。報告書は、やっぱりセキグチさんから修正依頼が来た。同時に金文字製本の見積りとプリント依頼が来た。印刷部数が少ないので、コピー製本になるらしい。また全部出力か・・・。パンフレットの原稿直しも来た。ニュースレターの記事原稿の締切は明日だ。頭を抱えて唸りながら仕事しているのに、かのお方は騒々しい。一日中独り言を言いながら何かしているし、電話が長くて声が大きい。しかも訛っている。各地のお国訛りは好きなのだが、要は人間関係次第で些細な事も神経に障るという事か。

ようやく半分まで原稿を書いて、一旦所長に見て戴いた。何たって所長の名前で出る原稿なのだから。文章の推敲にかけては、この人の右に出る者は少なくとも周囲にはいない。これはお見事。所長が原稿を睨んでいる傍らに立っていると、及第か落第かがかかっているテストの採点を待つ生徒の気分になる。

またも明日に仕事を大量に残しているので、気が重い。気が小さいなあ。

イオ「なに見てるのよ!」

解説:イオが寛いでいるのは、ペリーのお気に入りの場所です。でもペリーはイオが気に入ったようで、怒りもせずに場所を譲ってやっています。サビ猫はモテると聞いていましたが、その通りです。
ペリー「僕だって!」

解説:これは、母猫に向かって狩りの練習をするかのように、ペリーが横っ飛びでイオに向かって行くところです。噛み付いたり、パンチしたりはしません。イオに威嚇されておしまい。

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