ペリー

きょとん

Jun. 6,2003
几帳面なモノグサ
今日は心底休みたかった。でも仕事を残しているからそうもいかない。誰のせい?ネバネバ?

7時15分・・・いつもだったら家を出ている時刻に、グズグズと煙草なんか吸いながら服も着替えていない。いや、着替えていないのではなく、着ていないと言うべきか。服を着るのも面倒だ。一瞬で身に着けられるものしか着ないのに。化粧が面倒だ。化粧の時間は1分も掛からない。でも、これをすると、夜、顔を洗わなければならないと思うと、もう憂鬱になる。

昔、ガールスカウトだった頃、キャンプの準備をするのがとても嫌だった。これから楽しいキャンプではあるものの、帰って来たら飯盒を磨き、色々と汚れ物を片付け、また戸棚の奥に仕舞い込まねばならない。それを考えると憂鬱だった。キャンプは国際キャンプともなると、1週間以上の事もある。しかし大抵は2泊3日位だ。行くとテントを張るのは勿論だが、炊事場用にも簡単なテントを張る。釜戸や汚水・汚物用の穴を掘る。調理台や食卓を竹で作る。穴掘りも大好きだし、竹を鉈で裂くのもそれをテーブルに汲み上げるのも楽しくて好きだ。設営は楽しいものだ。

でも、撤営は全てを来た時の状態に戻して帰らなければならない。どうせ壊して後片付けするのかと思うと、キャンプ程度でいちいちワクワクしないベテランともなると、もはや設営自体が憂鬱になったものだ。余談の余談だが、私は何とまあ、15年もガールスカウトをしていたのだ。何事であれ、一旦始めると辞めさせてくれなかったのだ、私の母親は。

短かったのも含めて、結婚を3度した。これはもう大人として自立していたから、誰にも相談せず勝手に結婚し勝手に離婚した。こうちゃん以外の先の2人の夫は、どちらもスキーをした。いや、「した」などとという範囲ではない。1号は会社のスキー部に入っていたし、2号は指導員の資格を持っていた。この人達のスキーの支度も憂鬱だった。もちろん支度は夫たちが自分でしていたが、帰って来ると大量に汚れ物が出た。

これはスキーでなくても普通の観光旅行でも似たようなものだろうが、生憎観光旅行にはいずれの結婚生活でも行った事がなかったので、スキーを槍玉にあげているだけである。しかもシーズン中は、「また直ぐ行くから・・・」と言って、長いスキー板やロボットのようなスキー靴、バッグなどが目に付くところに出たままになる。早く雪が解けて川になって流れて行かないかと願ったものだ。スキーをやらない身としては、ああいう大掛かりな支度の必要なものは鬱陶しい。

私は色んなモノを買うのが好きだったが、それが清潔な状態であるべき場所に収まっているのが好きなのだ。もちろん、活用してこそモノは生きる。そんな事は承知している。しかし活用して汚れて戻ってきて、それをケアして仕舞い込む・・・その手間を考えると、持ち出して欲しくない。抽斗や戸棚を開けると、そのモノたちがいつでも使える状態にメインテナンスされて整然と並んでいるのを「見る」のが好きなのだ。折角綺麗に仕舞ってあるのだから、それを取り出さないで欲しい。困った性癖だが、一緒に暮らす相手にしか迷惑を掛けないのだし見逃して欲しい。こうちゃんも似たような性分だから、今は誰にも迷惑を掛けていないという事になる。

何の話だったっけ?ああ、今朝は出掛ける準備がしたくなかったという事だったな。そのせいか、水のボトルも忘れてしまった。アライさん、ごめんね。でもアライさんが午前中にお使いに出たので、ついでに水とお菓子を買って来て貰っちゃった。アライさん、ありがとね。

じくじく忸怩
そして今日もまだ、報告書は修正をしている。私が遣り残していて遅れているのではない。全て終わらせて渡すと、また次なる修正が入るのだ。そこでハタと気づいた。どんどん次々とやってしまうから、相手に更に掘り下げる時間の余裕を与えてしまい、また何か修正したくなるのではないか?もう少し私の手元にホールドしておけば良いのではないか?あるいはもう少しゆっくり仕事すれば良いのでは?一気にやり過ぎるのかも知れない。そう、更新も同じだ。ムキになってやり過ぎるのだ。しかし・・・。

昼を食べながら、ちょっと感じることがあった。猫の糞害についての話題が出たのだ。随分と前に、ロボットのクワハラさんから相談された時には、いつもウンコされる場所に屋根付きの猫トイレを置くと良いと答えた。すると彼は直ぐにそれを実行した。彼は猫が好きな人種なのだ。ポケットにはカツブシのパックが入っているし。そのトイレにはウンコはされないものの、冬場には猫ベッドと化して役立っていたらしい。そしてそのあたりにはウンコがされなくなったと言う。

別の人にも昨年末に同様の相談をされて、同じ事を答えたのだが、その人は赤外線だか何だかの装置を設置して撃退しようとしているのだが、全然お構いなしの猫もいるので困ると言っている。何か猫が一発で撃退出来るものはないものだろうか?と言う。「撃退」ねえ・・・そういう事を平気で私に言うかね?

人間だってもっと大量に汚いものを排泄しているのだから・・・と言うと、猫だってちゃんとトイレでしてくれれば何も文句は言わない・・・というような事を言っていたが、その発言が出る頃にはちょっともうウンザリして聞いているのが苦痛だった。と言っても、強くモノを言える相手ではないので、ただ曖昧に笑って聞き流していたのだが。

私は猫が好きだ。猫がウンコをするのは当たり前だと思って、毎日せっせとトイレの掃除をする。世の中には、猫好きを上回る数の猫嫌いもいる事を認知しているし、その価値観や嗜好を否定しようとも思わない。私も自分を誰からも否定されたくないし、誰の事も別に否定はしない。お互い、交わる事も衝突する事もなく、但しトラブルを避ける為には必要なコミュニケーションを感じ良くとりたいとは努めている。死んだ舅も同様だったが、人が大切に思っている好きな事を揶揄したり貶めたりする事が平気な人というのが理解出来ない。とても失礼だと思う。何なのだろう、そういう精神構造というのは。

別にみんなに猫好きになってエサやり・避妊をしてくれたは言わない(そりゃ言いたいけれど・・・)。人の趣味にもケチをつけない。競馬やパチンコが好きだろうが、酒が好きだろうが、ゴルフやカヌーが趣味だろうが、それは人の価値観として大切に認める。ギャンブルに狂って借金したり、酒を飲んでは遅刻ばかりしたりしなければ、誰が何を好きだろうと構わない。だから私の事もそっとしておいて欲しい。

それに近い事をグチったら、ロボットのイノウさんに私の最大の弱点を指摘された。う〜ん、子供だと思って油断していたらが、しっかり見抜かれていたか。いや、私など隙だらけの間抜けだからな。一応は大王なんだけど・・・(ちょっと気弱)。

イオ

別嬪さん

Jun. 6,2003

今夜も、ぴょんさんの捕獲であった。ノグチが手伝いに行ってくれているので、私もちょっと顔を出す。既に3台の捕獲器がシーツに包まれていた。今夜の搬送は、イダさんがボルボで来てくれた。久し振りに会ったら、イダさんがとても明るく積極的に感じたのだが、やはりエサやりを続けてみょーこと付き合って来た事で、彼女も自信をつけたのではないかと思う。ちょっと嬉しかった。先ずは3匹をこぴょん邸へと運んでくれて、その後また電話で呼んでくれたら直ぐに来ると言ってくれていた。有り難い。いずれぴょんさんが免許をとり車を買うまでは、こうしてお手伝いが来てくれるのが何より助かる。

私の居る間にも、捕獲したい子はウロウロしていたのだが、それがなかなか入らない。随分待って、やっと1匹三毛が捕まる。その子をインプレッサに載せて、ぴょん邸へ届けて私たちは11時半で引き上げる。鶴見のエサやりと、家の猫たちのご飯もしてあげないといけないのだ。あとはノグチとぴょんで頑張るだろう。6匹で手術の予約を入れてあるから。彼女達は若くて気合いが入っている。私たちは全員10歳ずつ歳が違うのだと知る。愕然。

とても疲れて、浮腫が全身に出ている。腹水が溜まっているのではないかとやや心配。ま、どーにかなるでしょ。

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