イオのお尻にゴマ粒のようなものを発見したこうちゃん・・・丁寧にティッシュで包んでからビニール袋に入れておいてくれた。既に病院に持ち込んで見て貰い、駆虫薬も貰って来てくれていた。偉いぞ、我が夫。そして昨夜、捕獲とえさやりから戻ってから、二人掛かりで飲ませようとした。先ずはペリーの口を開けるが、何たって噛み猫である。イオを噛む事はないが、私たちの体のどこであろうと噛む。そしてドロンタールという薬のデカくて苦い事といったら・・・こういうバカな薬を作る製薬会社の責任者に来させて一遍ペリーに飲ませてみろ！と言いたい。あんな薬をはいはいと１錠半も飲むようなペリーではない。何度か吐き出すうちにすっかり怒って、いつもだったら駆けて来て抱きついて甘える子が、噛み付く為にどこからでも駆けて来るようになったじゃないか。製薬会社のバカヤロー。

イオに至っては、実は当然の事ながらペリーの前に試したのだが、流石に賢いサビ猫・・・私たちの気配を察してか、抑えている事も許さない。私はどちらにも嫌われてしまったような気がする。ドロンタールの大バカヤロー。ルスとリマはちゃんと飲んでくれたし、カワムラも梃子摺りはしたものの飲んでくれた。あの３匹は、思えば手の掛からない優等生だったのだ。ちなみに２階の連中で、錠剤を飲んでくれるのはアインとジーコだけだろう。天才ミュウ大王ですら錠剤やカプセルはダメだ。マルコなんか爪切りだって一度には１本か２本しかさせないのだ。

これを読んで笑っている人も多かろう。猫飼いのベテランぶって、薬も飲ませられないのか・・・と。そうです、飲ませられなかったダメ飼い主です。仕方なく、いつもはナチュバラのドライだけ食べさせていたペリーとイオに、今日は朝を抜かせて、すりつぶしたドロンタール入りのナチュバラ缶を食べて戴いた。こいつらは、一気に食べない悪い癖がある。遊んでは少し食べ、食べては寝て、起きては遊び、やっと全部食べたのが夜の８時。途中、歯医者に行ったりしたし、２階で電話していたりしたので、どっちがどれだけ食べたのか判断がつかない。一応、ペリーは自分のお皿からだけ食べる子だし、ま、死ぬような事はないだろう。虫が出たらおなぐさみ。