アイン

ふくふく

Jul.16,2003
昨夜はペリー&イオ部屋で寝た。最近ペリーが噛まなくなったので、安心して眠れると思って。しかし甘かった。確かにペリーもイオも、少しでも自分が私の顔の近くに陣取ろうと入れ替わって一緒に寝ようとする。先に来るのはペリーだが、強引さではイオに軍配が上がるようだ。結局イオがよりベッドのヘッドに近い場所をとる。

それぞれが私に身体を預けて寄り添って寝てくれるのは嬉しいが、2匹は狭いベッドの上で取っ組み合いの遊びを始め、次第にエスカレートしていった。あまり本気で喧嘩のようになったら止めに入ろうと思ったけれど、どちらかが必ず腹ばいになって余裕を見せているし、私が身体を起こすと「何見てんの?」と言う感じで2匹がキョトンとしている。これなら放っておいても大丈夫だろう。まったくこの2匹は、本物の姉弟のように仲が良い。

そして隣の部屋の本物の姉妹は、朝の5時かなり前から大声で鳴いていた。どうやら2階でこうちゃんが起きて行動を開始した気配を感じて「早くご飯をくれ〜!」と催促しているらしい。それを聞きながらまどろんでいると、変な夢を見た。エサやりの夢である。

夢の中で、私はジェット機だった。切り立った雪山を自ら削りながら、着陸する場所を確保した。実際にはあり得ないような方法で。ホバリングした状態で(それからして先ずおかしい)、ジェット機の胴体で雪を階段状に掻き崩して、かろうじてジェット機が納まるだけの平地を作っているのだった。

そして着陸した後は、その雪山に横穴を掘っていく。全てが雪で出来ている山だ。かなり中心部まで掘り進んだところに、大きな空洞が出来ていた。カマクラのような空洞だ。その空洞の天井を見ると、今度は上に向かって縦穴が続いている。その穴から「ママがご飯を持って来ましたよ」と叫ぶと、2匹の仔猫が降りて来た。その頃には、私はどうやらジェット機ではなく、人間になっている。

寒い場所にするのだからカロリーの高いものを食べさせなくちゃ・・・と、持参したピザ用のナチュラルチーズをキャットフードにたくさんトッピングしている。しかしあまりたくさんだと、残した分が腐ってしまうだろう(雪山だけど・・・)。ふと振り返ると、冷蔵庫があるではないか。よし、この中に色々とストックを入れて帰ろう・・・とうところで目覚めたら、ルスとリマがギャーギャー叫んでいた。まもなく階段を降りて来る音が聞こえ、ドライフードを3つの皿に分ける音、待ちきれなくてまだ騒いでいるルスレマの声が続き、私はノロノロと起き上がる。これで大体5時だ・・・と思ったら、まだ4時だった。

どうやら、ジーコがこうちゃんをしつこく起こしたらしい。それでいつもより早くご飯をあげ、そのまま起きてしまったようだ。ジーコには付きっ切りで食べさせないと、ものすごく少しの量をものすごく時間をかけて食べるのだ。その間にマルコやミュウやアインが近寄る気配でも見せようものなら、さっさと食べるのを止めてしまうのだ。もちろんジーコの食べるのを脅かさないようにと、別の皿に同じものを分け与えているのだが、食べる量とスピードが全然違う。ミュウが仔猫用のカロリーの高いフードを、ジーコと一緒に日に6回も食べていてどうする!?

ジーコ

頑張れ頑張れ

Jul.16.2003

今日はシンポジウムの会場となる「砂防会館」の下見と打ち合わせで、都心に直行した。実はカズエちゃんに甘いこうちゃんが、車で送ってくれたのだ。10時までに行けば良いのだが、どれ位時間がかかるか解からなくて2時間前には家を出た。思ったよりも道が空いていて、綱島街道から丸子橋で多摩川を越えたのだが、スイスイ行けた。環七から環八の間が渋滞しただけで、あとは殆ど渋滞なし。久々に都心を走って、つくづく懐しかった。

桜田通りを真っ直ぐ登ってせめて外堀通りまで行けば良かったものを、「新一の橋」で左折しちゃったものだから、麻布十番を通り、知らないトンネルを2つ潜った。後で調べてみると、「麻布トンネル」と「六本木トンネル」である。長らく開通しなかったトンネルで(しかも心霊スポットであるらしい)、実は10年前に都落ちした私がここを通ったのは初めてだったので「こんなところにトンネルが!!」とひどく吃驚した。その辺りは右手には東大のナントカ研究所の森、左手には青山公園の森を借景にした景色の良い場所だ。トンネルを出ると、そこはまさに青山墓地。「やすらぎ会館」などという斎場が本当に存在する事も今日初めて知った。

今度は「乃木坂トンネル」を潜り、赤坂へ出て今度こそ外堀通りへ出れば良いところをまたまた左折してしまい、急勾配の「三分坂」「薬研坂」と通り、やっと246に出る。あとは「平河町」の交差点まで真っ直ぐだ。やれやれ。しかし迷ったお陰で見聞を広められたし、急な上り坂も我が愛車はぐいぐい登ってくれて楽しめた。そして到着したら、まだ9時ちょっと過ぎではないか。角のマクドナルドで飲みたくもないコーヒーを飲み、時間を潰す。

打ち合わせは1時間ちょっとで終わり、帰りは浜川崎までみんな(現地集合でオグラさん、スエトミさん、シモラさん、ナカムラさんが来ていた)で赤坂見附まで歩き、地下通路を「これでもか?!」と言う程歩いて銀座線に乗った。新橋経由で川崎に出て、そこからバス。何て遠いんだ、浜川崎。いっぱい歩いて物凄く疲れた。私は肉体労働には向かないんだ。頭脳労働にも向かないけど。

夜、サイトを読んで下さっている方から、とても素敵な内容の電話を戴いた。日々嫌な事も多いけど、嬉しい事も多い。まだ頑張れる。

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