朝から暑かった。そして昼間は、激しく暑かった。いつまで暑いんだ？！今までは夏が大好きだったから、毎年、夏が終わるのが嫌で仕方なかったのに、今年は兎に角早く秋になって欲しい。更年期なのか、それとも微熱のせいか（どっちもだろう・・・）、熱が身体に籠って辛いんだもの。四六時中氷を齧っている訳にはいかないし・・・でも今日はパックのカキ氷を食べたさ、フルトさんのおごりで。美味しかった。毎日食べたい。しかも午前、午後と２回は食べたい。

ラボで水撒きしていると、トンボがいっぱい集まって来る。中には交尾しているものもあり、浜川崎ってのどかなんだな・・・と思う。直ぐそこには産業道路が走り排気ガスまみれだというのに、大きな工場の敷地内に一歩入ると緑が多いし、狸もいるし、野鳥もいっぱいいるし、昨日なんかドングリ拾いをした。その割には野良猫が少ない気がするが、ここの体育館（今は研究所だよ）はJFEの極めて一部に過ぎず、閉じられた空間だからかも知れない。別の臨海地域では、かなり野良猫が多く悲惨な状態であるという事も聞こえてくるが、私にはとても手が出せない。これ以上に何かを始める事は、もはや自殺行為だ。

しかし、ご飯よりも先ず甘えたいしーちゃんを見ていると、毎日置き去りにして帰って来るのが辛くなって来た。では、みーちゃんはどうでもいいのか？というと、そんな事はない。甘え方は違うが、確実にご飯以外のものをねだっている。ぶーちゃんだって、ご飯を食べ終えて去って行く後ろ姿に「もう帰るの？ぶーちゃん？」と呼びかけると、「あおん」と鳴いて答える。威嚇されようが、どの子だろうが可愛い。

みんな元気なのだし、あそこの環境自体は安全で悪くないのだし、情が移る度に連れ帰っていては駄目だという事は勿論解かっている。今までだって、さんざん鶴見の野良猫たちに後ろ髪引かれながらも踏み止まって来たじゃないか。エサやりを続ける限り、毎日このジレンマと闘うしかないのだという事は、嫌と言う程知っているのに、性懲りもなく心が揺らぐのさ。達観していないからね、私も。

ヤマグチさんが、親戚のぶどう園の収穫祭の手伝いに行って（工学博士のくせに腰の軽い爽やかないい人だ、ヤマグチさんて）、立派なぶどうをラボに送ってくれた。一昨日、みんなでそれを食べたのだが、巨峰のタネをなくしてさっぱりさせたような素晴らしく美味しいぶどうだった。是非、取り寄せたい位だ。美味しいと直ぐに感動して大量に買うという、私の悪い癖が出ないようにしないといけないな。たまに食べるから美味しいのだと肝に銘じよう。

毎日、お弁当を頑張って作っていたのだが、今朝は遂にギブアップしてしまった。昨夜は手抜きして冷やし中華にしたものだから、お弁当に回せるおかずがなかった。せめて一品は夕食の残りを詰めたいところなのだが、昨日のお弁当だってもやしと卵のヤキソバとプチトマト、セロリのスティックだけ。皆さん、自作のお弁当にはどんなおかずを詰めて行くのだろうか？他人の作ったお弁当が食べたい。いや、それよりも他人の作った晩御飯が食べたい。「ご飯ですよ！」と呼ばれて食卓に着きたい。子供に戻りたくはないのだが、お母さんが欲しい。

今日からオンエア開始したという「ジョージア」のＣＭを見た。女性タレントがサラリーマンのスーツ姿（男装）をして歌い踊るのはどうでも良いのだが（と言うより鬱陶しいのだが）、その上司と思しき石橋蓮司扮するコワモテのサラリーマンが「駅で踊るな！」と一喝するのが気に入った。石橋蓮司の名前が思い出せず、ＣＭそのものを見ていないこうちゃんに訊いてもなかなか出てこない。見ていないのだから当然なのだが。ほら、和製ジーン・ハックマンて感じの・・・と言っても通じない。ようやく思い出したら、こうちゃんは「和製クリストファー・ウォーケンと言って欲しかったなあ。」と言う。「それは石橋蓮司のもっと若い頃だよ。さっきの顔は、もっと歳をとってジーン･ハックマンに近かったんだ。」と私。

悔しいが、確かにクリストファー・ウォーケンの方が雰囲気は似ている。ここはこうちゃんに一本譲るか。でも、上の写真のジーン・ハックマンは役の上の顔ではないので穏やかな顔をして写っているけど、映画の中ではもっとアクの強い表情しているよね？尤も、クリストファー・ウォーケンはいつもアクが強いような気がするけど、ニコニコしているいい人みたいな（ごめんね、クリス）写真も見つけたし、極めつけは踊っているお茶目な姿も見つけた。

そう言えば石橋蓮司だって、最近はおどけたＣＭが多いよね。怖い顔のエキセントリックな俳優は特だね。ちょっとニコニコしただけで、いい人に見えて高感度アップしちゃうもの。

さて、寝るべ。