うちの猫たちは太っている。

ジーコは激痩せしてしまったし、ペリー、イオ、ゴマ、アインは太ってこそいないが、痩せてもいない。

しかしミュウとジャムはどうだ？！どこの猫にも負けないデブだ。

そしてカワムラ、ルス・リマまでもが、デブの仲間入りをしてしまった。

ルス・リマが避妊の時に、カトウ先生に「凄い脂だったよ〜、見るからにデブデブしているじゃない〜」と言われた事は前にも書いたが、先日ミヨコがカトウ先生に会った時も、ルスリマがデブだったという事を語ったらしい。なんと人聞きの悪い！でもデブだよね。



今朝も、私がシャワーを浴びて浴室から出て来ると、リマが「にゃ〜〜〜！」（実際には「しゃ〜〜〜〜！」と聞こえるのだが）と鳴いて寄って来た。

上から見下ろすと、背中が丸々としている。尻尾も手足も太い。「太ってるねえ・・・」と思わず言葉が出てしまう。

しかし可愛い。この世のものとは思えない位に可愛いのだ。流石に姉妹だけあって、ルスも同じだけ太っている。この子たちには置きエサをしていないので、食べさせ過ぎという事はないはずなのだが、それでも太る子は太るのか？いや、やっぱり食べさせ過ぎなのだろうな。でもいいや。太った子の方が、やっぱりいざという時には体力がある。みんなデブで構わないのだ、うちは。



朝から暑かった。そもそも昨夜も寝苦しかった。気が付くと、ベッドから降りて床に寝ている。床だったら涼しいという訳ではないのだが、つい降りてしまう。身体が痛くなって目覚めるのはあまりいい気分ではないのだが、降りたくて降りたくて居ても立ってもいられない（寝ているのだが）程の衝動に駆られるのだ。という訳で、夜中に床に降りるのが最近のマイブームである。こうちゃんには気づかれていないはずだ。

今朝、ラボでエサやりをしている間、車のハッチを開けっ放しにしていた。開いた缶を洗ったり、水撒きしたりと一通り作業を終えて、さあカバンを取り出そうと車に戻ると、しーちゃんが車の中で得意げな顔をしていた。しかし目が合った途端、外に飛び出してしまった。とぼけた子だ。

そして帰り際、またもエサやりし終えて、洗うものを洗い、捨てるものを捨て、さあ帰ろうと運転席に乗り込み、エンジンをかけようとした時、「にゃ〜」という声が車の中で聞こえた。振り返ると、後部座席にしーちゃんがいる。慌てて降りてハッチを開けるが、その時にはしーちゃんはダッシュボードの上に居た。どこから出たら良いかパニックを起こしているようだった。「うわ〜ん」という感じに、恐い時の鳴き方をしている。全てのドアを開けると、ハッチから飛び出して行った。とぼけた子だ。

しーちゃんは、いずれうちの子になるのかも知れないな。

水撒きしたついでに、私の車の隣に停まっていたイノウさんの車のボンネットに、平仮名で「すぶた」と書いてみた。酢豚が嫌いなイノウさんは怒るかな？と思いつつ。メールで「車が盗られるといけないので、名前を書いておいてあげたよ」と知らせておいたら、「もぉ・・・『汚』とか書いたのも川口さんですか？」と返事が来ていた。そんな事をするのは私以外には考えられないし、汚れたボンネットに是非その文字を書きたいと思っていたのも事実なのだが、実際に手を汚した記憶が全くない。とぼけているのではなくて、本当にやった覚えがないのだ。毎日凄い勢いで死滅している脳細胞の、死滅してしまった部分にその記憶が入っていたのかも知れないな。ごめんね、イノウさん。今度は「すぶた」じゃなくて「ハンバーグ」だったら許してくれる？