ルス
つきたて餅顔
Oct.21,2003 |
|
2003年10月21日
今日は騒々しかった。ある男性研究員(研究員と言っても研究者ではない。ま、チームの渉外のようなものか)は、痰が絡むのか一日中咳払いをし、頻繁に溜息をつく。
午前中は
「ぷっふぅ〜〜」「んぉ〜っ」「ぐっふぅ〜」(これは溜息のバリエーション)、
「ん゛ん゛ん゛ん゛〜」(これは軽めの咳払い)とか
「ぐぇっほ〜んっ!」(これは本格的な咳払い)という音が続く。午後は、昼の仕出しを食べた直後から、
「チュッチュッ」と
「チッチッ」が何時間も続く。合間には、
「あっれぇぇ〜?」「なんだぁ〜?」「おや、そうなのぉ?」「なんでぇ?」「しょお〜がねぇ〜なぁ〜」「はぁはぁぁ〜、なるほど〜・・・」「さいでっか〜(「ハイデッガー」ではない)」という独り言もたっぷり挟まれる。
「よいしょっとぉ〜」(PC使っているだけで力仕事をしている訳じゃないのだけど、重たいファイルをコピーでもしたのかな?)とも言う。
その音源は私の左耳から1メートル位しか離れていないし、デスクがL字型なのだが同じ方向を見ずに、私の耳に向いて(そういうつもりはなかろうが)いるのだ。そして頻繁に煙草を吸いに立ち、コーヒーを取りに立つ。私の席はまるで通路だ。あの席から逃げ出したい。たった一人の騒音で、研究所とはとても思えない状態になっている。仕事中に独り言を言う癖のある人がいたら、今のうちに直した方が良いですよ。
夜9時には、お初キンタマ夫妻が、捕獲器を借りに来た。何度も電話やメールのやりとりをしていたのに、会うのは初めてだった。とても若々しいカップルで驚いた。ご夫婦でミュウの遺影に手を合わせて下さった。有り難う。私はまだ苦しいが、人と会っていると涙は出ないで済む。仕事や雑事に逃げているという事はある。でも仕方ない、生きて行かなくちゃいけないのだから、悲しみに浸ってはいられない。ミュウとは、今もこれからも一緒に生きて行くのだ。泣く時は、一人でこっそり泣こう。
平日だけど捕獲と保護のご相談が立てこみ、日記を落ち着いて書いている時間と心の余裕がなくなってしまった。福岡で保護されている、同じオモチャで遊ぶリッキーとダイを宜しくね!全国どこでもお届け可能です。