ペリー

狙う

Oct.24,2003
2003年10月24日
寒い朝だったけれど、陽が高くなる頃にはポカポカ陽気だった。あったかいうちに、野良猫たちはしっかり寝ておいて欲しい。夜はすっかり冷え込むようになったから。ダンボールハウスは使われないまま、何度か雨に晒されてしまった。すっぽりと厚手のビニール袋で覆ったのだが、それでもブヨブヨになってしまった。そろそろネコトイレでハウスを作ろうと思う。

昼には、さっさとお弁当を食べて、アライさんと二人で外に出る。しーちゃんが直ぐに寄って来て、撫でるとゴロンゴロン転げながら甘える。そうしているとオグラ室長が散歩に出て来て、ニコニコしながら眺めている。手術は済ませた事を話す。特に野良猫たちに悪い印象を持っている感触はないので、ホッとした。

そこへ、ゴルフクラブを振り回しながらU山さんが近づいて来た。しーちゃんはびっくりして身構える。「そんなもの持って近づかないで下さい。」と言ったけれど、平気で笑いながらクラブをまだ振り回してどんどん近づいて来る。しーちゃんは藪の中に逃げた。何を考えてそういう事をするのだろうか。きっと「たかが野良猫」なのだろう。

野良猫のことが心配で堪らない寒い冬がそこまで近づいているせいもあるのだろうが、馴染みの子たちを外に置いている自分が情けなく、家に連れ帰りたいと毎日悩む。しかしキリがないのだ。ここで泣く泣く踏み止まって来たからこそ、かろうじて我が家の多頭飼いは12匹で済んでいるのだ。

12匹(ミュウをカウントしているのはお許し願いたい。彼にも手間隙かけているのだから。)だけでも丁寧に世話をするには物凄く時間がかかる。ご飯とトイレの掃除だけでも日に2時間は軽くかかっているだろう。それにプラスして健康管理。プロポリスを飲ませ、流涙症の子たちは目を拭き、目薬を点し、鼻梁マッサージをし、ブラシをかけ、爪を切る。おもちゃで遊ばせる。話しかけ、背中をなで、お尻をポンポンし、抱っこして満足してくれるまで付き合う。一日が24時間では、とても足りない。こんなものを書いている時間も惜しいが、そこはバランスをとって生活したい。

しーちゃんはアライさんの膝の上で寛ぎ、じっと目を見ていれば満足している。兎に角抱っこされるのが好きで、人が好きで仕方ないのだ。いっそ連れ帰り、里親募集しようかとすら思う。しかし自分の出来ない事を人にお願いするのも辛い。そのままうちの子にすべきなのだと思ってしまう。しかし無茶だ。そして堂々巡りしている。あらゆる点で、ミヨコの気持ちが良く解る。

注文しておいた花が届いた。今週末から、自分でミュウに供える花を買う事にしたのだ。皆さんから戴いたお花は半分以上がしおれてしまったが、それでもまだ健在のものが多い。殆どが「オアシス」に差したフラワーアレンジメントだが、それでも毎日水を替えて、水切りもしている。皆さんのお気持ちのこもった花だもの、少しでも長持ちさせたいと思って手間を掛けた。朝晩、お香を焚いて花の手入れをするのが楽しい。

今週買い求めた花は、「カントリーガール」という新種の八重咲きの小さな薔薇だ。明日、明るい時間に写真を撮ろう。野趣があり、可憐でとても愛らしい。バナナと林檎もお供えしたが、どう工夫して飾っても、バナナというのは何となく滑稽だ。小さなカゴに林檎1個とバナナ3本を飾ったら、林檎がバナナのカツラを着けたようで大笑いした。

掲示板では、今日も一波乱あり。もともとメールでのご相談に解答したものを、私が掲示板にお誘いしたのだ。私が出て行って厳しい事を言わずとも、みんなが優しくアドバイスしてくれて成り立つのかも知れない。果たしてどうなんだろうな・・・私が厳しく言うのは。私はもう疲れているから、相談など受けない方が良いのかも知れないな。なんてちょっと思った今日だった。

ちょっと疲れて眠いが、これから鶴見のエサやりだ。暖かい格好をして行って来ます。

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