ゴマ

窓辺のベッド

Nov.17,2003
2003年11月17日
昨夜は、寝る前に1階のカワムラ家の爪切りをした。リマが抱きついて首にしがみつくのに痛いので、リマから始めた。2本ほどキンキンに尖っている爪があった。次はカワムラさん。あまり尖っていないが、手足ともに切る。足は嫌がるけれど、切らないでいるとどんどん分厚く、そして巻いてしまうので、やはり切ってあげないと。テトは大暴れしてなかなか切らせない。小さな細い爪だ。ルスは自分から近づいて来たので、手早く尖っていた爪だけを切る。

ペリーとイオはまた後日。2階ではマルコを除けば、何とか切らせてくれる。マルコは、眠っている時を狙って、かろうじて2本位を切る。次の機会までに、またその爪も尖っている。情けない飼い主かも知れないが、とても洗濯ネットに入れてまで切る気持ちにはなれない。喧嘩して爪で傷つけ合う子もいないし、うちはこんなペースで良いかなと思う。

今日は、野良猫ハウス用に湯たんぽを持って行った。電子レンジで温めれば、10時間は保つという触れ込みだが、果たして屋外でそんなにいつまで温かいものか。帰る時に入れたのでは、一番寒い明け方にはすっかり冷えてしまうだろうな。それでも幾らかは私達の気休めになる。私達というのは、私とアライさんの事だ。

ぶーちゃんは、最近すっかり「しーちゃん」化している。つまり私達が外に出て行くと、甘えて鳴いて姿を現すのだ。その都度新しいご飯をあげ、撫でまわし、抱き上げる。とても重たい。多分6キロはあるだろう。大王ミュウ亡き後、うちで一番重いジャムよりちょっとだけ軽いかも知れないから。ジャムはミュウと同様、フニャフニャに柔らかい。しかしぶーちゃんは、全身が固太りしている。ジャムは水枕を抱いている感触だが、ぶーちゃんの場合は石で作った猫の像を抱いているかのようだ。

カワムラさん

窓辺の昼寝マット

Nov.17,2003

帰宅すると、こうちゃんが車に駆け寄り、アインが朝から何度も吐き続けていると言う。昨日も酷く吐いたのだが、今日は5回・・・そして1回に数個所で吐くというパターンらしい。空腹でも吐き、食べても吐く(吐出ではない)。これはもう、腎不全が進んでいると思った方が良いのかも知れない。急いでキャリーに入れて、そのまま病院へ向かう。幸い元気はありそうだ。キャリーの中から盛大に「ゴロゴロ」という音が聞こえてくる。それはもう、轟きわたるような大きな音だ。

しばし待たされたけれど、丁寧に診察して戴き、薬を混ぜた輸液を皮下点滴され、先ずは胃酸を抑える薬と胃粘膜保護の薬、そして消化薬を処方される。これで少し様子を見て、もっと調子の良い時にスクリーニング検査しようという事になった。折角、車が苦手なアインを連れ出したのだから一遍で済ませられると良かったのだが、少しでも正しく結果が出るように努める事が肝要だろうから仕方ないね。

帰りの車の中で、アインはウンチをしてしまった。あまり臭くはないと思ったら、下痢ではなくて固いウンチだった。そうであるならば、それなりに心配ではある。我慢出来ないような下痢ではないのだから。心筋症の発作を起こした時の事を思い出す。ミュウちゃん、まだ連れて行かないでね。

家に戻り、キャリーを上下で分解してアインを外に出し、お尻を点検したが、どこも汚れていない。佐川急便が、配達物の不手際のお詫びに来てしまったので(クール便で注文したものが、配送の手違いで普通貨物で届いてしまったのだ)、その応対をしてから2階に戻ると、今夜は絶食させるはずだったアインがご飯をバクバク食べているではないか。食欲がある子に絶食させられないのが、多頭飼いと置きエサしている家の弊害かも知れないな。しかし今度は吐かず、自分のベッドで休んでいる。

病気の猫や年寄り猫がいるという事は、毎日が綱渡りだ。それでもいいから、兎に角幸せな気持ちで長生きして欲しい。まだ当分は病院通いが続きそうだ。夜の8時まで受け付けてくれる病院で良かった。一体10月11月と、病院に何度通ったのだろう?行かなかった日の方が少ないのではないだろうか。しかし頑張るぞ。

今週の花は、見事に全部開いた。いつも何本かは、蕾のまましおれてしまう事もあるのだ。もちろん無駄にしたくないので、短く水切りして暫く水に浸けて蘇生を図る。うまく行く事もあるし、行かない事もある。花の周りには、集めるともなしに集まった猫の置物が色々と並ぶ。全部ミュウちゃんにあげるよ。

更新は昨夜と今朝の下準備で大分はかどったけれど、まだまだ一杯未処理分がある。弱ったなあ・・・。

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