寒い。毎度綺麗事を言うようだが、野良猫の事を思うと辛い。しっかり食べさせて、しっかりと冬毛を密にし、この長い寒い冬を乗り切って欲しい。全部を家に入れてあげられない限り、私は栄養のあるエサをやるだけだ。しかし本格的な冬を前に、エサ場からしーちゃんとぶーちゃんの２匹も家猫に出来た事は、奇跡のように思える。決して綺麗とは言えない、しかも大人猫で持病持ち・・・小野さんの家で我儘一杯にさせて貰っている幸せなしーちゃんと、毎晩私を独占している特別扱いのぶーちゃん。カワムラさんには申し訳ないが、１年間私を独占し続けて来たのだし、仲良しの仲間がいっぱいいるから、あんたは我慢出来るわね。

そういう事を言って、親というのは長男・長女に厳しくしがちだ。私もさんざん「お姉ちゃんなんだから」と言われて育った。幼児の頃に「お姉ちゃん」だと言われても、２歳しか違わない妹とどこが違うのだ。親の都合で「お姉ちゃん」扱いされ、妹は妹らしく、長女は長女らしく役割性格を決定付けられてしまうのだ。でも私は、今、あの頃の分を取り戻している。「可愛いカズエちゃん」と呼んで、労わってね。ほほほ。

《猫手屋》の支店『黒猫屋』の新作定番商品サンプルとして、「非の打ち所のない」製作者からの献上品が届き、早速美しい手がモデルとして採用された。

ちょっと指が浮腫んでいるのと、ジャムが邪魔しているのはご愛嬌。

ビーズのブレスレットが問題の新作である。

ビーズの色が判り難いかと思うが、実物は年代モノの赤ワインのような色と思って戴きたい。猫面と肉球が付いている。

黒い方は商品ではないのだが、陶器の猫ダルマが留め具として付いたもので、こちらも気に入っている。いずれも撮影用に全て見えるように配置しただけで、勿論こうやって身に着ける訳ではないし、そうしていたくとも重みで落ちてしまうのは言うまでも無い。

ご注文戴けるのは猫面の付いたビーズブレスレットの方ですので、お間違え無きようお願い致します。

『黒猫屋』のビーズアクセサリーコーナーは、これを含めた新作企画の為にクローズしていますが、多分近々リニューアルオープンするでしょう。乞うご期待。

ぶーちゃん 男前 Dec.11,2003