ルス

偽ママ健在

Dec.16,2003
2003年12月16日
実は、これを書いているのは17日である。昨日の夜は、完全にダウンしていた。朝には大した事はなかったのだが、職場でどんどん具合が悪くなった。筋肉や節々の痛み、悪寒、呼吸が苦しい。熱が上がってきたようなので、こうちゃんに電話して迎えに来て貰った。折角出勤して早退するのは悔しいけれど、もう座っているのも辛かった。

それでも、お昼にはオムライスの出前を頼んであったし、ボーンチャイナのティーカップも届く予定だったので、せめてそれだけでも「予定」をこなしてから帰りたい。オムライスは美味しかった。ティーカップも午前中に届いた。後の事はアライさんにお願いして、大王は帰るぞ。

帰宅して直ぐに横になるが、寒くて震えてしまう。こうちゃんが医者に行こうと言うのだが、身体が辛くてとてもそんな気になれない。「無理だよ」と言うのも辛い。息が吸えないのだ。思わずミュウの最期を思い出す。苦しかっただろうね。

しかし6時頃、遂に近くの石井医院に行く事になった。待合室でぐったりとこうちゃんにもたれていると、看護婦さんが「大分辛そうですね。」と言って別室で休ませてくれた。うんと厚着して行ったのだが、それでも寒くて堪らず、毛布を掛けて貰い、震えながら診察の順番を待つ。検温だけして貰うと、「ピピピ」と鳴った時点で既に39.4度。

私の前の患者のお喋りが長くて、なかなか終わらない。隣の診察室から漏れ聞こえる話の内容は、心身症のカウンセリングのような内容である。先生が「じゃ・・・」と切り上げようとすると、また別件を持ち出して話を続ける。しまいにはインフルエンザが流行っているようですが、罹ってしまったらどうしたら良いでしょう?なんて事まで訊いている。バカヤロー、早く帰ってインフルエイザになってから出直して来い!と心の中で叫ぶ。

ようやく私の診察になった時には、既に30分近く待たされていた。喉の粘膜を採取して、検査キットでウィルスのチェックをする。また別室で横になりながら15分ほど待つ。結果は何と、お恥ずかしい事にインフルエンザだった。こうちゃんは陰性だったのでワクチンを打って貰おうとしたが、既に割り当て分はないくなってしまっていると言う。こうちゃんにダウンされたら、ヒジョーに困る。余所の家の子供がインフルエンザになっても痛くも痒くもないが、うちのこうちゃんが元気でいてくれないと、私に大変な負担がかかるのだ。

何種類もの薬が出るが、食事ををしなければせいけない。晩ご飯は鍋焼きうどん。こうちゃんがセブンイレブンで買って来てくれた冷凍の鍋焼きうどんだが、結構美味しかった。食べ終わると薬を飲んで、直ぐに横になる。息が吸い込めなくて浅い呼吸、咳をしたいけど胸や腹筋が痛い、足腰や指の関節まで痛い、寒くて仕方ない・・・と情けない気分で寝ていると、どんどん熱が上がる。40度突破。トロトロとしては、喉が渇いて起きる。林檎ジュースを飲み、ベッドに戻ると息も絶え絶え。

苦しくて痛くて情けない。熱にうなされていると、ミュウがそこまで迎えに来てくれているのかという気持ちになる。目が回復しきっていないところに持って来て、今度はインフルエンザか。今年は年明けからついていなかったけれど、最期まで祟られているようだ。

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