テト

耳毛が長い

Dec.30,2003
2003年12月30日 火曜日
こうちゃんが夜中にも仕事をしていると、つい夜食を食べてしまうのが困る。いや別に私としては困りはしないのだが、医者があまり食うなと言うので困る。昨夜は、夜中の2時半にカリフラワーとアンチョビのスパゲッティを作ってしまった。美味しい。こういうシンプルなものを作らせると、私って本当に上手だ。

以前にもどこかで書いたかも知れないが、レタスとツナ缶のスパゲッティより更に美味しいので、作り方を書いておこう。分量は適当に工夫して下さい。私は二人分で、カリフラワーの普通サイズだったら半分位、アンチョビは4枚位、ニンニクは2粒位を使う。

カリフラワーとアンチョビのスパゲッティ

1.小房に切り分けたカリフラワーは、柔らか目に茹でておく。
2.スパゲッティを茹で始める。
3.ニンニクはみじん切り、鷹の爪は細い小口切りにしておく。
4.オリーブオイルをフライパンに入れて直ぐ、ニンニクと鷹の爪を加え、弱火で炒める。
  (油が冷たいうちに入れないと直ぐに焦げるので注意)
5.そこにカリフラワーとアンチョビを加え、両方とも木べらで軽く潰しながら炒め混ぜ合わせる。
6.固めに茹でたスパゲッティをお玉1杯くらいの茹で汁と共に加え、手早く炒めながら混ぜ、
  軽く塩コショウする。スープキューブを1つ潰して加えても可。
7.皿に取り分けて即座に食べる。いつも言う事だが、スパゲッティは急いで食うべし。
  そうしないと、どんどん伸びて不味くなる。

ぶーちゃんと寝ていると本当に楽しい。布団の中でぶーちゃんは、私と目が会う度に小さな小さな声でデリケートな感じで「にゃん」と言う。私は右を下にして横向きに丸くなって寝ているので、胸の辺りでぶーちゃんが寄り添ってくれているのだが、左手で背中や頭を、右手で尻尾や後ろ足の辺りを撫でてやる。「ゴロゴロ」が布団の中で響き続ける。手を止めると、太い両前足を使って私の手を引き戻そうとする。可愛い。ゴロゴロが止まったので、布団を少しめくって様子を見ると、目が会って「にゃん」。可愛過ぎるよ、ぶーちゃん。

しかしぶーちゃんばかり可愛がっていては、カワムラさんが気の毒だ。寝る前に、カワムラも充分に抱いてやる。体の大きさの割に軽いカワムラさん。被毛も硬い。頬擦りする彼の耳元で「大好きだよ、カワムラさん」と伝える。私の肩でニギニギしている。多分、世界で一番私を好きなのだと思う。大人猫でも、こんなに懐くという良い見本だ。

リマも膝に飛び乗って甘える。ルスは知らん振りしているようでいて、「ルス!」と呼びかけると直ぐにコテンと転がって腹を見せる。何て可愛いのだ。まるで「ルス!」という掛け声がピストルで撃った合図で、死んだフりをしてみせる芸当のようだ。よし、今度はそれを仕込んでみようかな・・・と思っていると、みんなの楽しそうな気配を感じて、テトがどこからともなく出て来る。小さいテト。抱き上げるとフワフワで軽い。じーっと私の顔を見ている。可愛い。

イオがトコトコと走っているのを呼び止めると、例の高い声で「きゃっきゃっ」と答える。瞳が真っ黒でまん丸だ。後ろ頭はマウンテンゴリラ。顔立ちの良さでは天下一品。そして態度が可愛い。いい娘を貰ったものだ。そしてペリーなのだが、こいつは永久にイタズラ盛りの子供なのだろうか?全てを邪魔する。だけどあの無邪気な黒い顔、丸い目だ。里親募集に掲載しながらも、惚れ込んで譲って貰っただけの事はある。パーフェクトに可愛い。

昨日ラボで転んだのは、どうやらCIAではなくて●ゲの陰謀だったようだ。秘密諜報部員からの極秘情報があった。くそお・・・お陰で打撲した肩は痛いし、右手首を捻挫したから、包丁を使って大量の刻みモノも擂り粉木を使う事も出来ない。つまり五目なますは作れない。

どうせ喪中だから何もしないつもりだったけれど、こうちゃんが「五目なますだけでいいよ」と言っていたので(バカヤロー、それが一番手間が掛かるんだよ!)、まあ年に一度の事だし、転ばなければ昨日から作るつもりだったんだ。胡麻をねっとりして油が出るまで擂る事から始めると、完成までに3日かかる。スライサーを使えばいいって?ふん、スライサーで千切りしたモノは美味しくないんだよ。包丁で切ってナンボの世界なのだ。

今夜は、あまり包丁を使わなくて済むものばかりで食べた。ブロッコリーのサラダ、甘い卵焼き、そして極上の辛子明太子に炊きたてご飯。ブロッコリーは港北区の農家で栽培した採りたてのもので、近くのコンビニで水曜と土曜だけ入荷する。これが安くて新鮮で美味しい。そう、この辺は農村とベッドタウンが同居した地域なのだ。他にも葉付き大根や小松菜、ほうれん草などがあり、昨夜のカリフラワーもそこで求めた。24時間営業のコンビニで買えるというのが便利で宜しい。

ペリー

ヒゲ何故白い?

Dec.30,2003

パーフェクトな美しさを持つ兄妹猫の募集を開始した。ある山の中に捨てられて、辛うじて野良猫として生き延びていた「ユンとネネ」(「ジュンとネネ」ではない)である。綺麗なグリーンの目をした長毛の兄妹で、2歳位だと思われるのにたった2キロしかない。過酷な環境で、寄り添って生き残っていたけれど、保護が遅れたらこの冬は越せなかっただろう。これからうんと太らせて食う・・・もとい、良い里親さんに引き渡したい。

前日の「猫雑記」へ 翌日の「猫雑記」へ


月別INDEXへ戻る

「猫雑記」INDEXへ戻る

inserted by FC2 system