ジーコ

キッチン見張り番

Jan.4,2004
2004年1月4日 日曜日
いよいよ悲しい。今日でもう休暇はおしまいだ。かくなる上は「早く来い来いお正月」である。今夜は泣きながら眠るだろう。

泣きながら・・・と言えば、カワムラさんが毎晩、切なそうな鳴き声をあげて徘徊している。「あおっ」「あうっ」と、意外に細い高い声で鳴いて、多分この私を探しているのだ。隣の部屋に私の気配があるからだろう。ごめんね、カワムラさん。でもアンタとは、ほぼ1年みっちり濃厚に付き合って来たよね。夜の私をほぼ独占して、私の顔を枕にし続けてくれたよね。今はアンタには可愛い家族がたくさんいるけれど、ぶーちゃんは一人なんだよ。少しの間、我慢してね。

そのぶーちゃんだが、昨夜はカワムラの鳴き声に触発されたのか、やたらとソワソワしていた。布団の中で落ち着いたかと思うと、隣から聞こえる「あおっ」で布団を飛び出し、部屋の仕切りであるガラス戸に垂直ジャンプしてアタックする。ぶーちゃんの、ボーリングの玉のように固くて大きい身体では、ガラス戸が割れないかと不安になった。これはもう、もっとしっかり補強しないといけないかも知れない。さてどうしたものか。

お陰様で、ユンとネネには里親さん候補がついた。甘えん坊だが繊細な彼らを、兄妹2匹で引き離さなくて済むよう頑張りたい。本当はぶーちゃんのお友達として、是非うちの子にしたいのだが、ぶーちゃんはエイズキャリアでもあり、どういうストレスが影響あるか解からない。最近ちょっとした事でいじけてしまう事もあるので、ぶーちゃんも身体に似合わずデリケートなんだと知る。

昨日も、寝ているところに新品の毛布を持って行って囲ってあげたら、すっかり嫌がって部屋の隅に行って「ふにゃ〜ん」と小さな声で鳴いている。引きずり出すのに苦労した。引きずり出して抱っこしても、私の脇の下に顔を突っ込んで小さくなっている。「ごめんね、ぶーちゃん」と謝り続けて、30分位したらやっといつものようにゴロゴロ言い始めた。途中こうちゃんがナチュバラを持って来ても、見向きもしない。いつもだったら、どんなに甘えていても、こうちゃんが部屋に入って来ると、ご飯かと思うらしくてすっ飛んでドアに向かう。食欲大王のぶーちゃんなのにね。

食欲がありたくさん食べ、そしてウンコを大量にしているぶーちゃんだが、同時に水も大量に飲む。まるで犬のように飲む。そして大量のオシッコをする。腎機能も多少悪化しているのだろうが、先日のスクリーニングでは正常値に近かった。現在、ナチュバラのドライフードのみなので、それで水分をたくさん摂っているという事もあるだろう。今は兎に角健康で有り難い。

しかし新聞紙トイレに新聞がどんどん使われて、ストックが凄い勢いで無くなる。ぶーちゃん1匹につき、2つのトイレの全取り替えが2日に一度なのだが、その際に朝刊6日分が使われる。間の1日には、それぞれに朝刊1日分位を足す。もちろん汚れていない部分が多いまま捨てるのだが、今のところそんなペースだ。幾らあっても足りないぞ、新聞紙。今後、我が家に来る人は、手土産は新聞紙が一番嬉しい。その次が、半透明の一番大きなゴミ袋だな。

調子づいて酷使していたら、挫いた右手首がどんどん痛くなってきた。湿布を再開した。湿布と言えば、こうちゃんの足の甲にガングリオンが再発して、こうちゃんも湿布をしている。10年前、突然出来たこうちゃんのガングリオン。あの時は自然に腫れが引いたのだが、今回は疼痛を伴ない、かなりしつこい。これは整形外科に行かないと駄目かも知れない。

ガングリオンといい粉瘤といい、どうして人間の身体にはこういう変なものが出来るのだろう?しかも厄介な事に、どちらも内容物だけ出しても、袋状の部分を取り去らない限りはまた再発するのだ。いや、袋を取り去っても再発するという報告もある。どうしろと言うのだ。ガングリオンなんて、名前からして変だ。勇者ガングリオン・・・なんちて。

アイン

抱っこでベロ

Jan. 4,2004

さあ、それじゃあ泣きながら寝るとするか。

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