イオ

顎白

Jan.5,2004
2004年1月5日 月曜日
始まっちゃったよ、仕事。もっともっともっともっと休んで居たかったけれど、生活して行く為には頑張らなくちゃ。

今朝は道が混むと思ったのだけれど、意外やどこの混雑ポイントも空いていて、8時前にはラボに到着出来た。サクらちゃんが待っていて、缶詰を2缶近く一気食いした。みーちゃんはいない。どこに出掛けているのだろう?

滝沢さんが日記で、自分が死んだ時の事を心配していた。これは歳が若くても考えておかなければならない事だと思う。一人暮らしではない私でもそれは思うから、ましてや一人で生活している人であれば、常に考えて最低限の準備をしておくことが望ましい。尤も私には子供がいないから、私にこそ対策が必要だとも言える。

先ずは、死んだ事を伝えて欲しい相手のリストを解りやすい場所に貼っておく。これはミヨコが実行している。誰かに預けておくのもひとつの方法だが、その人に死亡の連絡が行かなければどうしようもない。私はミヨコの家の鍵を預かっている。何日も電話が通じなければ、直接家に言って確認するつもりだ。これはあくまで私の方がミヨコより先には死なない・・・という仮定のもとに成立する話。ま、お互い難病患者だし、どちらが早くてもそう大差ないだろうが。

そして私が死んだ時には、こうちゃんが困らないよう、生命保険や預貯金が現在どうなっているのか、そしてどういう手続きをとれば良いのかを説明したメモを用意してある。くどい程「ここにこう書いてあるからね。ちゃんとやってね。」と言っている。こうちゃんだって馬鹿ではないのに、まるで年端の行かない息子を残して死ぬような心配のしようだ。しかし念を押しておくに越した事はない。こうちゃんは最愛のカズエちゃんを失った悲しみの余り、残された莫大な遺産(何だ、そりゃ)の事などまるで頭にないまま、後を追うように死んでしまうかも知れないじゃないか。そうだよ、そのメモは妹にも渡しておこう。

サイトの更新(私の訃報とサイト閉鎖のお知らせ)はこうちゃんには出来ないから、誰かに頼んでおかねばなるまい。出来ればうちまで来て、こうちゃんと内容を相談してやって欲しい。ふと思い立って職場でイノウさんにお願いしてみた。すると「わかりました。安心して死んで下さい。」と言ってくれたので、この件に関しては先ずは一安心。

《猫の手倶楽部》の基金に残高があれば、ご意見番の暢子さんに委ねよう。きっと上手く処理してくれるはずだ。

願わくは、こうちゃんと同時に事故で死なない事だ。呉々も猫たちを残して死なないで済むよう、敢えて願うのはそれだけだな。こんな事を全て準備しつつ、90歳まで生きたらごめんなさい。長生きする予定だけど。

テト

迷彩

Jan. 5,2004

初日からミーティングで不愉快な事もあり、残業こそしなかったものの疲れてしまった。晩ご飯は牡蠣フライにひじきの煮物、白菜漬けにあおさ海苔の味噌汁。休み中、お屠蘇の一滴も飲まなかったのに、つい空きっ腹に一口だけ冷酒を飲んだら、効いた効いた。酒が弱くなった。

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